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なんというか、しみじみと、じんわりと、優しい気持ちになれます。
ああ、本当にいいものを読んだ。
ありがとう。
最初はすこしクセのある絵にとっつきにくくて、でも評価が高いしと読んでみたらなんかもう視界がにじみまくるほど胸にきて、とても大切な作品になりました。
そしてこの番外編を今さら知って真夜中に読んだわけですが。
架空の物語、架空の人物たちなのに、心から
お幸せに、
と願わずにいられない。
でもって、願わなくても幸せやなごめんごめん、てくらいわかちがたい2人にこれ以上は言葉は不要でしょう。
番外編の電子配信を長いこと知らなかったもので、今こうして時を経ても読むことができて心の底から感謝しております…。
30Pほどの短い番外編ですが、読んでから改めて眺めるこの表紙の尊いこと尊いこと…。
2人の人生の思い出の1ページを見せていただいてありがとうございますという気持ちです。
水沢は相変わらず可愛い格好良いし、先生も平凡オジながら幸せで満たされた表情が印象的です。
この短編の中で更に将来の2人の姿が描かれていて、2人の幸せな姿を目に焼き付けました。は〜尊い。
安定のラブラブぶりで安心して読めました。なんかこのカップルは「死がふたりを分つまで」っていう言葉通りにどちらかが亡くなるまで絶対に別れない雰囲気がやっぱり良い!ビッグラブでしっかりくっついている感じが大好きです。
21と41才が伊豆箱根の温泉へ泊まりに行くお話。
電車乗って観光して、カニ食べて温泉入って布団で寝るっていう普通の1泊旅行のお話。ほんとにそれだけなんだけど胸がキューっとしめつけられて泣きそうになりました。
空を見上げてる先生の横顔を見つめる水沢の表情や、カニを美味しそうに頬張る水沢を愛おしく思いセッセとむいてあげる先生。
確か付き合って3年くらい経ってるはずだけど、まだまだフレッシュな気持ちを持ち続けていられる素敵なカップルでした。
ラストに旅行から14年後の二人が出てきて、年取ってる感じがちゃんと分かる絵がまたまた最高でした。
久しぶりの再読。
せっせと蟹むいてる先生に「先生、おれのむいてばっかじゃん 食べて」って水沢が言うんですよね。
でも先生は「いいから食べな」って言うところがあって。
ここが超〜〜好き。
愛ってこれだよねって。
ここがあまりにも好きで鮮やかに記憶に残っているんだけど、その先の二人は、記憶からすっぽ抜けてました。
だから久しぶりに再読したら、35×55歳の様子と、「あの時の写真」の先生の笑顔が本当に幸せそうで、なんだか泣けて仕方ない。
番外編も最高です。
先生に旅行に誘われてはしゃいじゃう水沢が可愛い。
お互いを思い合ってる描写が良い。
布団ゴロゴロして可愛いと思いきや、色っぽくなる水沢もまた良い。
恥ずかしがってる先生も可愛い。
その時の写真をみて語り合う35歳と55歳が尊い…。
幸せな余韻が素晴らしい番外編でした!