この恋は絶対に誰にも言えない

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表題作むせび鳴け、純情

後醍
対獣人急襲部隊隊員
バー店員,半獣人

その他の収録作品

  • Staycation

あらすじ

バーの店員・幸には誰にも言えない秘密。それは――獣人であること。
そんな彼が恋をした相手はバーの常連で獣人狩りを生業にするオレ様男・後醍で。
獣人だとバレたらこの恋も彼を見る事すらできなくなる…のに、
アパートを追い出された後醍が幸の家で居候することに…!? 

獣人を嫌う男×純情な獣ボーイのハードでピュアな内緒の恋

作品情報

作品名
むせび鳴け、純情
著者
松基羊 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799743461
4.1

(147)

(69)

萌々

(43)

(28)

中立

(3)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
10
得点
604
評価数
147
平均
4.1 / 5
神率
46.9%

レビュー投稿数10

はまりきれず

松基羊先生の初人外もの!

人間と獣人のいる世界観。
しかし「共存」といっても実際は居住区が分かれ、一部の獣人は抵抗し、それを人間が制圧する。そんな関係。
主人公は、獣人(半獣人)である事を隠してバーで働く幸(ゆき)。
そして、幸が恋焦がれているのがMGT(対獣人急襲部隊)隊員の後醍。
だから、幸は自分が半獣人とバレてはいけない。だが…
…というのが骨子なわけだけど。
とにかく序盤の後醍がクズい。幸の純情を弄んでる。
どんどん好きになって、どんどん言えなくなって。言おう言おうとしてやっぱり言えなくて。
そして凄惨な身バレ。
これはもうバッドエンドしかないんじゃ…と怯えつつ読むわけですが。

…という前半はすごく面白く読んだんです。
で、終盤に急転直下。
ロウ…は名前からなんとなくは獣人?て思ってたけど、オミさん/ロウ2人の意義?みたいなのがどうも釈然としない。
お母さんがちゃんと手紙に書いておけばよかっただけじゃん。
こういう所がね…話を複雑にするだけの遠回りというか。
絵柄も良くHシーンも良かった。幸も健気で可愛い。けど…というわけで、総合は「萌」です。

2

後醍さん(攻め)がカッコいい

獣人と人間が暮らす世界という設定で、世界観は結構ちゃんと作られています。
個人的にBL作品は受けのほうが好きになったり、印象に残ることが多いのですが、こちらの作品は攻めの後醍さんが印象的でした。オレ様だったり、クズっぽいとこがあったりするのに、序盤から「守ってやる」とか言ってるのが冗談だけではない感じがして……。実際後半を読むと、後醍さんがどういう気持ちでいたか、どういう人生を歩んできたかがわかって、より好きになりました。個人的にクズっぽく振る舞っていていて実はきちんとした信念を抱えている、みたいなのが刺さるというのもあるかもしれないですが。。。とにかく、色々と荒い割に不器用なところがあったり、男っぽさを感じる攻めなのが最高でした。
受けの獣人と人間のキメラという設定もただ可愛いというだけでなく、体に爪が食い込んでいたり、舌がざらざらになったり、目が凶暴な雰囲気になったりと作品の世界観に忠実でよかったです。
ラブコメちっくな部分もありつつ、世界観の中でシリアスな描写もあるバランス感の良い作品でした!

0

ネタバレ注意!



面白かった~!

【獣耳・尻尾・牙・爪・目の変化 (体の変化は、座裏屋さんの「コヨーテ」に耳と尻尾をつけた感じです。)】
人外設定が好きな方にオススメです!
もっと早く知りたかった~♪

受→獣人と人間のキメラ(ハーフ)で、興奮したりすると人化が解けてしまい↑の姿になります。
攻→対獣人の組織(獣人やキメラを捕まえたり、殺したりする組織)の斬り込み隊長!


=========ものすごくネタバレします。

幸ちゃんは、17歳まで家の外に出ないまま お母さんと2人暮らしで育つ。
監禁とありましたが… うーん超過保護だっただけのような?お母さんも幸ちゃんも全然普通。病んでたりもしてないです。
(普通のキメラは頭部だけ獣だったり、半端な姿が多い。それでも嗜好品として売れる中で、幸ちゃんは見た目がイイ!
お母さんは、拐われたりするのが心配過だったんじゃないかな~。子供の頃は耳出っぱなしでしたしね。)

ところが、17歳のある日「お母さんはもう帰れません。あなたにはお兄ちゃんがいます。いい人間に匿われてます。部屋を出て写真の人を頼ってね。外では人間に変装してね。絶対にキメラなのバレないようにね!」←要約 という手紙と、1枚の写真を残し居なくなります。

家の外へ初めて出てみたものの、空腹で倒れちゃう。そして、助けてくれた後醍に そのまま拾ってもらいます。←(後醍さんは幸ちゃんを人間だと思っています)
その後、後醍さんの組織のOBのバーで仕事を紹介してもらったり、普通の人間として普通に一人暮らし生活をします。

そんなある日、後醍さんがアパートを追い出され幸ちゃんの家に居候を開始。
後醍さんは、ちょっと色男?スケベオヤジ?なので笑
幸ちゃんは毎日体を狙われる→感じちゃうと耳や尻尾が出ちゃう→バレないように攻防する。という、毎日を繰り広げます。

幸ちゃんは、後醍さんとの暮らしにすごい幸せを感じつつ、獣人を殺したり捕まえたりしてる後醍さんにバレたら絶対嫌われる…でも正直に言いたい…と、毎日ぐるぐるします。


ある日、後醍さんは「オミさん」という美人な男性の上司をバーに連れてきます。
この「オミさん」…前々から後醍さんが慕ってる人で、幸ちゃんがヤキモチ焼いてる相手なんです。
オミさんは、後醍さんが幸ちゃんと住んでると知ると「ウチに住んだらいいよ」と後醍さんを誘います。
幸ちゃんは咄嗟に、「ダメです!」と言ってしまい… 焦って?バーの外に出ていきます。

頭を冷やしていると、オミさんが突然現れる!
驚いていると、近くのビルからロウ(オミさんと何やら特別な関係がありそう+後醍さんの上司でオミさんの部下)が幸ちゃんに薬を撃ちこみます。
薬で人化を解かれた幸ちゃんは、耳や尻尾が出てキメラの姿なっちゃいます。
それを後醍さんに見られてしまい、焦って逃げます。

逃げた先で、今度は獣人に捕まり連れ去られます。
拐った獣人から後醍さんの「家族を獣人に皆殺しにされた」過去を聞きます。
幸ちゃんは、(もしかしたらキメラだと告白しても受け入れてくれるかも…)と仄かに胸にあった期待を打ち砕かれます。

そうこうしてると、後醍さんが到着。
拐った獣人たちを蹴散らし、キメラ化して縛られてる幸ちゃんと二人きり。
後醍さんは一言「何か言いたいことはあるか。」
幸ちゃんは「後醍さんに嫌われるのが怖かった」こと、「後醍さんが好きだった」こと、そして「来てくれたのが後醍さんでよかった」「殺してください」と伝えます。←(このシーンの幸ちゃんが可哀想で可愛くて…もうもう…照)

後醍さんは血のついた刀を構え…



殺しません!!笑
お互い気持ちを伝えあってラブラブです!
そして、組織から逃げるためにラブホに入る→初H!

感じちゃって人化が解けるのを嫌がる幸ちゃん・ザリザリの舌で後醍さんの手を舐めちゃう・ 爪で引っ掻いちゃう・尻尾でおしり隠しちゃったり… もう可愛すぎ!
…もっと長く描いてほしかったな~←

翌日、ホテルの部屋にロウが現れ、組織から追われないように身を隠せと大金を渡され、定期的に連絡を入れろと言われ、平和にバイバイ!


ちなみに「オミさん」と「ロウ」が何だったかというと…
「オミさん」はお母さんが頼りなさいと言った写真の人。
「ロウ」は幸ちゃんのお兄ちゃんでした~。
幸ちゃんを捕まえようとしたのは、幸ちゃんを2人で愛して育てたかっただけなんです。

オミさんは、色々ありそうな年上美人受!って雰囲気。ロウ苦労してそう~笑
この2人はラスト、ロウが犬の姿でオミさんの横で寛いでる姿が可愛かったです。
======================


絵もキレイですし、内容も面白かったです!
欲を言えば、攻にもう少し魅力があって欲しかったかな?あと、もう少しHシーン長めでもよかったな~笑
受の子はとっても可愛かったです!

量的には人外姿と人間姿は半々くらいかな?
尻尾はちょっとタヌキみたいで← もふもふで可愛かったです。
悩んでる方は買っても損はないと思いますよ~☆

1

もっと知りたい!

獣人が好きなので、気になって購入してみた今作。
思ったよりも純情で、とても楽しかったです。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
ケモミミシッポが見たいがために、エロシーンではいいぞもっとやれ!と思いながら読んでいました。
幸のプリケツがほんとに、ぷりぷりなので見てほしい。すごくハリがあります。

一つ読んでいて不思議だったのが、幸が1人になるきっかけである母親。守るといっていたにしては、あっさりと幸の前から姿を消していて、びっくりしました。
でもまあ結果的には後醍に合うことになるので、良かったと思います。

終始恋する幸の描写があるので、とても楽しかったです。可愛い。後醍への好きで溢れています。

一番好きなのは、後醍に幸が獣人であることを受け入れてもらえなかったところ。涙を流しながら、「受け入れてもらえなかったなあ」というシーンは切なくて刺さるものがありました。

とても気になる世界観で、もっと深く知りたい!と思いました。スピンオフも決定したとのことで、脇2人のお話が読めるのを楽しみにしています。

0

最高!続き…続きください!!!

松基先生はもともと好きな作家様なんですが、前作『Attachment Love』から絵もお話もますますハマってきた!と感じていて、今回の発売も楽しみにしておりました。
既刊は短編も多いのですが、しっかりとキャラが立っているので「もっと読みたかったなー」という食い足りなさが残るのが残念だったんです。うん、やはり長編はいいです!
先生の魅力が遺憾なく発揮されていると思います。

人間と獣人が共存する世界。
昔はお互いを迫害し合うひどい関係だった両者ですが、今では居住区を分けることで争いは緩和した状態にあります。
しかし無法地帯は存在し、そこで暴れ回る獣人たちを制圧するための組織が「MGT」と呼ばれるもの。
バー店員の幸は、そのMGTの腕利きメンバー・後醍に密かに憧れています。
ある晩、チャラい後醍にお持ち帰りされてしまった幸は、内心ときめきを覚えるものの、最後までは体を許せない。
実は幸は、獣人の父と人間の母を持つ半獣人で、我を忘れると耳や尻尾を隠しておけなくなるので、その姿を後醍に見られることを恐れているのです。

設定とキャラのよさに、一気に物語に惹かれていきました!
一見軽くて余裕のある強引な攻め×健気でウブ可愛い受け…という超絶好み♡なカップリングと、人間vs獣人というスリリングな世界観のファンタジー。
キャラの持つ背景がいい。攻め受けともにビジュアルもいい!

家賃滞納により家を追い出された後醍が幸のアパートに転がり込んできて、同居生活が始まります。
幸にちょっかいをかけてくる後醍と、それをやんわりと拒否し続ける幸。

半獣人という複雑な生まれの幸は、危険だからという理由で、17歳まで家の外に出してもらったことがありませんでした。
ところが一緒に暮らしていた母親が出ていき、突然一人で生きていかなくてはならなくなった幸。
それを拾い、救ってくれたのが後醍でした。
以来後醍に信頼を寄せ、恋愛的な意味でも憧れてきた幸は、何度も自分の正体を明かそうとするも、なかなか話せない。
本当の自分を知って欲しい。
受け入れて欲しい。
でも受け入れてもらえず、後醍が離れていってしまうのが怖い…。揺れる感情。

ここから、反獣人組織のトップ・オミや、その側近・ロウが登場し、後醍の目の前で幸の正体が暴かれ、幸は獣人たちに連れ去られてしまうという、ドキドキな展開に。
このへん絵がお上手なこともあり、躍動感ある描写や人物の表情に、一気に持っていかれました。
ヤバイ、本当に好みすぎるかもしんない…。

戦闘時のイっちゃってる表情から、幸を優しく見つめる表情まで、強くて優しい後醍サン、かっこよすぎるだろぉーー!(〃ω〃)
そして、健気でちょっぴりツンデレで、赤面しながら目尻が釣りあがった大きな目を見開く幸ちゃんが、また可愛くてさぁーー!(//∇//)

もう、完っっ全にキャラ萌えです!

2人の初エッチもすごくよくて…。
興奮して感じてきた幸は、本来の姿になってしまうんだけど、後醍はそれを丸ごと愛して、幸を強く包み込んであげるんです。
耳と尻尾を出して可愛く悶える幸を見たら、萎えるどころか大興奮なのは間違いないけどね♡
安心して抱かれる幸の幸せそうなことったら(*^^*)
辛いこともたくさんあったのに、健気に頑張って生きてきた幸だから、とことん幸せになって欲しい!

サブキャラもとてもよく、まだまだ匂わされた謎もすべてしっかりとは明かされていないので、続編なりスピンオフなり、欲しいですねー!
今のままだと、幸の母親なんだったの!?感が強すぎて…。
17歳まで外に出さずに大事に大事に育ててきたのに、置き手紙ひとつで出ていっちゃうって!?

オミやロウと幸の関係も、「実はこんな関係でした」だけじゃなく、ハッキリと物語として詳しく読みたいなぁと思います。
オミとロウCPのスピンオフにて、2人の馴れ初めから幸との関係まで、いろいろと掘り下げていただけたら最高かな♡欲張り読者からの勝手なお願いです。

短編より断然長編がいい松基先生ですが、それより更に「シリーズ」がいいのではないでしょうか。
まだまだ足りないんだーー!!!

メス堕ちBLのあの獣人BLがオミとロウだったとは!
この2人の濃厚エッチを甘い修正で見ることが出来て嬉しい♡ロウさん…凶悪なモノをお持ちで(笑)
やはりキャラを深く知ると、エロも数倍よく感じますね♪

11

まだまだ続きそうな壮大なストーリー

人間と獣人が混在する世界…
住み分けをする両種だが、境界線では土地をめぐる抗争や密売などのトラブルが多発しており、人間側からそれを制圧するのが獣人狩りである。
獣人狩りを生業とする・後醍と獣人狩りに拾われたキメラ(半獣人)・幸の種族を超えたピュアラブストーリーです。

後醍に拾われ密かな恋心を抱いている幸ですが、獣人だとバレて嫌われることを恐れています。
気持ちよくなってしまうと耳と尻尾が出、目が変化してしまう幸は盛ってくる後醍をかわし続けていた。
後醍ならキメラの自分を受け入れてくれるのでは?と思っていてもなかなか言い出せない幸。
そんな時、獣人狩り組織のトップ・オミとその忠犬・ロウによって幸の正体が暴かれてしまう。
実はロウは幸の兄で、オミは幸を側におき、ロウと一緒に育てていきたいと思っていたのだ。

後醍が幸に本気になると思っていなかったオミですが、それに反して後醍は幸の事をとても大事に思っています。
人間だろうがキメラだろうが幸ならなんでもいいという後醍が素敵でした。
最後は2人でエスケープするのですが、それがまた楽しそうだし、約束させられた定期連絡によってオミとロウに見守られている安心感があります。
キメラである事で大変な思いをするだろうから、恋くらい楽しんで欲しいというオミの思いを体現しているようだと思いました。
幸が望んだ唯一のことは、後醍と一緒に生きたい…でした。
どうか、その思いが果たされますように。

そして、オミとロウのスピンオフ期待しています。
メス堕ちBLで2人の関係性がちょっとだけ垣間見られます。
この2人、主従関係ではありますがしっかりやる事やってます。
あわや獣姦!という感じのHでドキドキします‼︎
ロウは人狼という感じで人間にも獣人にも狼?のような姿にもなれ、モフモフ度はグンとアップします。
この2人の馴れ初め、そして今後の関係を是非みてみたいです。
その時に、少しでも元気な後醍と幸の姿が見られれば、尚幸せです。

2

熱量がスゴイ!幸の赤眼がたまらないです。

獣人と人間が過去に迫害しあい相容れない世界、
居住区を分けても抵抗する獣人を制圧する、MGTで獣人狩りをする後醍と半獣人を隠す幸のお話。
もちろんメチャクチャBLしてるんですが、迫力ある画力に驚きです。
獣人と人間のバトルシーンが躍動感あふれる描写で、アニメを観ている感覚になりました。

そして、本作品で重要な脇キャラであるロウとオミですが、
「メス堕ちBL」の「Sense of loyalty」でロウとオミの短編32Pが拝めます!
もちろんメス堕ちBLなのでエロエロ、しかもド迫力描写なんですがストーリーがいい。
構成の上手さに唸る仕上がりで、個人的にはこちらの方が好みかも…。
順番としてはロウとオミが先?どちらにしても、二人の馴れ初めが知りたい…スピンオフ希望です!


行き倒れで後醍に助けられた幸が、新しい生活や仕事に慣れだした頃、急に後醍が盛りだす。
お金にも女にもだらしないクズでバカな後醍ですが、実は人情味あふれる人たらしで、
幸は何かと文句を言いつつ後醍に惹かれている。
後醍に迫られてうれしい気持ちはありながらも、半獣人であることはバレてはいけない…。

葛藤しながらも流されてしまい、酒で酔った後醍が先に力尽きたので、今回は難を逃れた幸。
半獣人なので、耳とシッポが出て眼が赤くなる…もうエロい!カワイイ!!!
幸の性格が健気で真っ直ぐなので、尚更カワイイんですよね~。
後醍はそれ以降、隙があったらセフレになろうと言って幸にエロ仕掛けをするので、
幸もたまったもんじゃない!

獣人嫌いな後醍が、獣人は自分の生きる刺激と言うのを聞き、受け入れて貰えるかもと希望を持ち、
それから何度も後醍に話そうとしてタイミングを逃す幸。
ひょんなことから同居生活をする二人、やっぱり寝食を共にするっていいですね…
幸と一緒にドキドキしてしまうわ。
チャラい後醍ですが、出会った時から幸には下心はあったものの手は出せず、
後醍なりに幸を大事にしていたらしい…
なので、なんだかんだと幸を弄くりまわしながらも、最後までしていない。
何なら、この二人のケンケンしながらの、あまイチャなこの関係をずっと見ていたいほどです。

オミの策略で半獣人の幸の姿を目にした後醍は怒り、逃げ出す幸は獣人に捕まります。
MGTと獣人の抗争に巻き込まれた幸の前に、後醍が現れる…。
息詰まる緊張感に怒涛の迫力…この場面は完全に脳内アニメーションになってました!
も~~魅せてくれますね!後醍のカッコよさが爆裂する、まさかのキスでした><

ずっと一緒に生きたい…幸もなかなかやります。後醍も一撃するスゴイ殺し文句。
シリアスになりそうな告白シーンなのに、キャンキャン言い合うのも最高でした!
そして、後醍に攻められ気持ちよくなりながら、人から半獣人に変化していくHシーンがすばらしい!
オオカミなのでシッポがフサフサ、しかも容赦なくシッポを掴んでぺろぺろする後醍…
経験値の高い遊び込んだ大人感が、これまたエロいです。
個人的には、幸の赤い眼と、後醍の腕に刺さる幸の爪痕がたまりません><

オミが狙っていたのはロウの弟である幸…詳細はハッキリしませんが、
幸はロウに助けられ、母の手紙にあった兄であることには気づいた別れでした。
半獣人であるからこそ、人と獣人のに懸け橋になる存在でもあるという、オミの言葉は深いです。
これから大変になりそうな二人ですが、幸と後醍が一緒なら安心。

※シーモア:修正白抜き。それでもアツいエロ描写でしたが、やっぱり薄目か甘めで見たかった…。

1

まさに むせび鳴け、純情 !!

ただ一緒にいたい、それだけが願い
獣人ハンターの後醍さん を好きになった獣人 幸 が、苦しみ悩みつつも一途に恋する姿に、すごくキュンとしました。
言葉でも態度でも幸を気にかける後醍さんも、チャラい系ながら笑、やるときはやる男!!

特に印象的なお気に入りシーンは、
獣人なんていなくなった方がいいと、自身が獣人であることを明かしていなかった時に幸が後醍さんに話すシーンで、
後醍さんは、幸が獣人とは知らなかったであろうに、獣人の存在を否定しないでいてくれます。自分は強くて人間相手じゃ物足りないから、獣人と闘うのが好きで、獣人は"人生のスパイス"と伝えます。後醍さんならではの言い方ですが、相手(獣人)を否定しない、つまり、存在を認め、共存することを受け入れているように感じ、闘うために暴力的な行為は行いますが、それでも、どこかでは平和的なものを望んでいるように思えました。強さは"力"だけではないことを知っている人だなと感じました。

後醍さんの上司 オミさん、オミさんの部下 ロウさんの存在もすっごく素敵!!
実はロウさんが幸の兄だったとは、、、!!!ロウさんはオミさんに忠実に従う番犬?のような存在なのですが、かれら2人の関係も気になります╰(*´︶`*)╯オミさんは、幸やロウが獣人であることを最初から知っていましたし、もっと言うと、幸が母親から貰った手紙に"頼りなさい"みたいに書いてあった人がオミさんでしたもん。昔母親は幸を育てている途中でいなくなってしまったんですが、オミさんと母親の関係も気になる。。ぜひ続編やスピンオフが読みたいです!!

誰かを思うことで生きていける。それだけでも幸せ。でも本当は、一緒にいたい。たとえ一緒にいてはいけない人と獣であっても。まさに"むせび鳴け、純情"のタイトルだなと思いました。ぶつけようのない、ぶつけたい、思い。胸も目頭も熱くなる"神"作品でした!!

5

スピン熱望

獣人と人間が住み分けを行う世界。

獣人と人間の間に生まれたキメラの幸は子供の頃
母親に守られて生活していたけどある日母親が姿を消し
最後の母親の言いつけ通り人間に扮して初めて外の世界に出る。
が、お腹を空かせ倒れているところを人間の後醍に助けられ
そのままずっとかわいがられている。

人間を装って生きる幸が
”人間に害を及ぼす獣人”を討伐する後醍に惚れて
なかなか自分の正体を言い出せないのがちょっぴり切なくて可愛かったです。
でも、後醍が憧れるオミさんの手によって後醍にキメラだとバレた時は
たまらなかったです!!

オミさんの忠実なる側近(?)のロウとオミさんの馴れ初めがめちゃくちゃ気になるので
スピンオフ熱望ものですね!!
描き下ろしでサラリと描き込まれてる縁側に座るオミさんの傍で寝てるモフモフは・・・
ロウですよね!?可愛過ぎませんか!?!?
本編であんなクールでちょっと怖そうだったロウが…♡

コミコミ特典では
幸がロウに「兄さん」って声かちゃうシーンが!!!!
たまらない。たまらない。

5

"ハードでピュアな内緒の恋"のフレーズが刺さる(;///;)

タイトルとあらすじを見て神本の予感しかなかったのですが
期待通り胸を鷲掴みしてくる作品でとても良かったです(∩´///`∩)

もしかして苦手な人がいるかも…?と注意しておきたいのは、
血飛沫シーンがあって返り血浴びた姿がちょこちょこ。
あと序盤の攻めはチャラ男でそこそこクズいw

どちらも後半に効いてくるというか、
踏まえた上での展開がめっちゃ萌えるので苦手でなければ是非ヾ(*´∀`*)ノ


さてさて。
人間と獣人は互いに迫害しあって相容れない状態となっている世界。
居住区を分けて緩和されているけれど、どうしても重なってしまう部分が無法地帯となっています。

攻め:後醍は獣人と戦う集団の人間。
瞳孔開いた目をギラギラさせながら危害をもたらす獣人をバッサバッサと狩っていきます。
…と戦ってる時はカッコイイのに、それ以外は飲む・打つ・買う・万年金欠の典型的なダメ男w
けれど明るくて人を惹きつけるオーラを持っている人です。

受:幸は行くあてがなくお腹を空かせて道端にいたところを後醍に助けられました。
「俺が居場所になってやる」の言葉に救われ、いつしか後醍への恋心を持つように…。
しかし幸は、後醍にとって狩る対象の獣人でした。
完全な人間の姿になれるけれど、ふとした弾みで耳や尻尾が出てしまう。
後醍にバレないように必死で隠しながらも想いをどんどん募らせていきます。

序盤はコミカルな展開です。
色々ユルくてゲスい後醍は軽~いノリで幸をベッドに引きずり込み、
幸は抵抗を試みるけれど、大好きな後醍にされてると思うと抵抗しきれなくて。
抗いきれない姿が可愛くて可愛くてキュンキュン(∩´///`∩)

1度肉体的な触れあいをした以降、後醍は無遠慮に襲ってくるようになります。
幸は嬉しい反面、気が緩んで獣人化してしまいそうになるので秘密を守るのに必死。

後醍が無理矢理部屋に転がり込んで同居することになった時も
『同居嬉しい!』vs『獣人ってバレたらマズイ;』がせめぎ合うのですが、
恋愛感情を前にしたら余裕で前者が勝ってウキウキしてる姿が可愛くて萌えます///

で、同居にめっちゃ浮かれてるけれど、
自分は後醍の"特別"にはなれないと思い知って泣く場面が~~~~!
幸が一途に後醍を想う姿が切なくてもらい泣きしました(;///;)

そんなある日、とうとう後醍に正体を見られてーーーと展開していきます。


コミカルからシリアスに転じていくのですが、
ごく自然に変化するのでグイグイ引き込まれました。

獣人になった幸を見て激高する後醍。
怖くて悲しくて逃げることしか出来なかった幸。
2人の間にある深い溝が露見し、展開から目が離せません。

獣人と人間の恋が成り立たないような世界で最期まで恋をする姿や
獣人と因縁があり今まで容赦無く切り殺してきた男の変化が刺さる(;///;)

特に5話~最終話にかけたシーンは涙しかないです。
幸の覚悟が切なくてですね。
というか、そんな覚悟しないでよー!。゚(゚´Д`゚)゚。
(と言いつつこの場面が最高に萌えて一番好き)

どん底な切なさかーらーのー、描き下ろしは幸せで幸せでこれまた泣けたッ!
秘密を抱えていない幸の弾ける笑顔が可愛くてもぅ…(;///;)
後醍には何が何でも幸の笑顔を守ってあげて欲しいわ。(泣かせたら許さん)

ちなみに。
外は危険だからと母親に監禁されたまま育った幸は知らないことが多いです。
幸視点だと、幸を置いて突然消えた母(人間)や、半獣人の成り立ちも不透明なまま。
黒幕的に登場した春臣とロウが鍵になってそうな雰囲気も見えました。

これ絶対スピンオフあるやつですよね!?
いや、言い方変える。スピン必要なやつですよね…!?
春臣とロウの深い関係を見たいです!!!
信じて待ってますよ~ヾ(*´∀`*)ノ

追記:
メス堕ちBLにロウ×春臣あった!?と慌てて確認したらあった…。申し訳ない。
32Pあります。エロエロの中で、ロウの主人に仕える従順っぷりと春臣がロウを可愛がっている様子が見られました。ロウは不器用そうに見えて敵を欺く為の演技が意外と上手くて笑ったw
スピンも無事決定したようですヾ(*´∀`*)ノ
嬉しーーーーい!ありがとうございます!!

14

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