イラスト入り
愛を与える獣達シリーズ第4弾です。
今回は狼族のヴォルフと召喚された薬剤師の昴くんのお話がメインです。
そこにチカたちが絡んでくる形になるのですが、
今回もずっしりしっかり読みごたえがあったし
楽しんで読むことが出来ました。
チカ、ミンツさん、昴くん、リヒトが攫われてしまったりと
今回も波乱の展開があるものの
そこはやはり番のダグラスさんとゲイルさんです。
人の嫉妬は恐ろしいものだ…と思った第4弾でした。
こちらではミンツさんの出生の秘密がわかりました。
まさか…という感じだったのですが
ミンツさんが前に進むことが出来て良かったです。
今回はいつもミンツさんの尻に敷かれているグレンが大きく見えました。
今回のズキュンは何と言ってもヴォルフさんから昴さんへ言った
「この先お前にあるのは俺と共に生きるか死ぬかだけだ。」と言う言葉ですね…!
胸にズキューン!!!!とぶっ刺さりました。
この重さ…すごく良いです…!!!!
ヴォルフさんが真面目で誠実なのでより心に刺さりました…!
そんなヴォルフさんが既に昴さんの手のひらで転がされていそうなのもいい…!
ありがとうございます…。
ほんとに満足感のすごい今作でした…!(*´▽`*)
次巻を読むのが楽しみです~(*´▽`*)
すっごく長くて気が遠くなったけど、面白かったです。
獣頭人という新しい種族のヴォルフと、新しく召喚されたスバルが登場してました。
今回の面白さはチカユキ、ミンツ、スバル、リヒトが獣頭人の右将軍に拐われた時に、敵陣に切り込むゲイルとダグラスの活躍でしょう。2人の驚愕の戦闘能力が読んでてワクワクしました。
また普段はチャラいグレンが戦闘時は、無口で狡猾で無慈悲なのがとてもカッコ良かったです。
今回はミンツのルーツも明らかになりました。無骨で不器用なヴォルフも素敵なキャラでした。スバルの魔力もとても素敵なものでした。
これからの獣人と獣頭人の国がどう交流していくかが楽しみです。
一冊が余りに長いシリーズなので挫折しそうです…