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表題作今夜、君と眠りたい

門崎
エリートサラリーマン
二神渚(ナギ)
元男娼で現サラリーマン

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

部下に慕われ完璧と揶揄されるほど仕事のできるサラリーマン・門崎。
門崎には誰にも言えない、忘れられない夜があった…
それは、五年前に関係を持った男娼・ナギと過ごした濃厚な日々。
しかしそれも終わったことだったが……
海外赴任から帰ってきた門崎は、社内でナギそっくりな二神という部下と出会い――。
止まっていた時間が動き出す、滝端が描くセンシティブラブ!
描き下ろしあり

作品情報

作品名
今夜、君と眠りたい
著者
滝端 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758079853
4.1

(143)

(63)

萌々

(43)

(28)

中立

(7)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
18
得点
578
評価数
143
平均
4.1 / 5
神率
44.1%

レビュー投稿数18

呪いのような愛が、重たくて愛しい話。

何度も作品を読んで、楽しみたい方にオススメです!作品の面白さと深さが癖になります!

超個人的解釈ですが、私はふたり愛を"呪い"と考えています。
5年前、門崎さんは二神くんに不感症の呪いを身体に残し、二神くんは門崎さんに指輪の呪いで身体を縛りつけた。"呪い=相手を縛ること"だと考えています。
だから、門崎さんが指輪を返すと呪いが解けて、同時に二神くんの快感が戻ってくる!お互いの呪いが解けた瞬間!しかし、呪いが解けてお互い自由になったはずなのに、相手を求めてしまうこの感情は何なのか。
もうそれは、ただの恋ですよね。そのあとも、どうなるのか心配なふたりでしたが、門崎さんの必死な想いがふたりを愛で繋いでくれて本当に良かったです。

あと白を基調とした表紙も素敵です!カバー下と帯のゴールドがめちゃくちゃ映えてます!
滲み表現をお互い空っぽだった心に相手の存在が滲んで広がった。「眠」の滲みは相手の存在を意味し、「寝」ではなく「眠」が使われているのは、あなたとセックスしたいのではなく、あなたと一緒に朝を迎えたいを表現している。と超個人的に解釈しているんですが、滝端先生の考え込まれたデザインと表現力が素晴らしすぎました!!作品を読みはじめてから、本を閉じたその瞬間までたくさん楽しめる作品じゃないかと思います。
作品の隅々まで楽しめるので、ぜひぜひ作品の魅力に惹き込まれたい方は読んでみてください〜!!一緒に作品の良さとふたりの愛のかたちを楽しみましょう!

9

『恋路を見守る』物語

仕事ができて人望も厚い門崎には、忘れられない男娼・ナギがいる。
ある日海外赴任から戻ると、彼に似た人物と再会し、そこからまた恋を始めます。

基本的に落ち着いた感じでお話が進みますが、合間に入る飲み会・ご飯のシーンが楽しそうで可愛くて、その分とても印象強く残りますね!

過度な横槍・アクシデントはなく、ただただ門崎さんと渚くんの2人が一生懸命恋をするお話。
だからこそ、心から彼らの幸せを願い応援しながら読めました。
気持ちが通じ合った翌朝のページを見たときには胸がいっぱいに……。

自分に自信のない人は、渚くんの台詞に共感できるところも多いのでは?
彼らがずっと幸せに過ごしたらいいな、と。
周りにぜひとも勧めたいお話です。

6

おっさんなのになんて健気

いけおじな門崎が5年前に過ごした男娼のことを忘れられずになりふり構わずすがりつくところが最高でした♡
エリートサラリーマンなのに普通というか、
そんなに惚れてるんだったら、出張のときついてこいなり、待っててくれなり一言言えよという…
でも同じ職場にいてびっくりそしてぐいぐい来ますね
一見スパダリに見えてでもヘタレ?で情けないところとかすごく萌えました、でも紳士だったりナギをとても大事に思ってるんです
ナギもおっさんに振り回されたあげく不感症になっちゃって男娼廃業普通の社会人に!
でも適当に男娼やってたより好転してるところがかえって良かった
将来をみつめて前に進めるようになったのは、まわりまわって門崎さんのおかげだったのかも
ナギも自分の気持ちに素直になれてよかっです
表紙も綺麗で門崎のビジュアルはとても好きです
理想の攻さんでした

6

一途な話

良かったです。
私は明るくて元気な話が好きなので、こういう真面目なストーリーは避けがちなのですが、評価が高くて購入しました。ポチリ。

ナギが不器用で可愛かった。
身体だけが自分の取り柄だと思っていたのに、門崎と出会っていつの間にか自分が帰られてしまっていた。
門崎が自分はたんなる客だからと思って、ナギに連絡せずに海外へ異動しちゃったけど、その後のナギの心を思うと辛すぎる。気に入っていた太客から連絡ないな、と思っていただけだったんだろうけど、それが彼の生活の全てを変えるほどの大きな事件になるとは。
自覚のないうちに門崎に惚れていたんですね。本当に可愛いし切なくて泣けた。
もうこんな思いをしてほしくないのに、タイミング悪く帰ってくる門崎。そして迫ってくるし。

ようやくふっきれたと思っているのに、いろいろ迫ってくるのは反則だなと思いました。門崎側から見ると彼が一途なのかもしれないけど、連絡もせずに外国へ転勤なった時点でアウトだと思います。
一途で幸せになるべきはナギさんです。

これからはナギを幸せにする!を第一目標に頑張ってほしいですね。

2

どんなに拒否られても頑張るオッサンリーマン萌

エリートサラリーマン・門崎と、
元男娼で現サラリーマンの二神の再会ラブです。


ナギと名乗る男娼に入れ込み、本気になってしまった門崎。
ナギもまた、門崎に想いを寄せ、
客とウリという関係ながらも幸せに過ごしていました。
しかし、門崎に海外赴任の辞令がおり、二人は離れ離れに…
5年後、門脇は、戻ってきた社内でナギを見つけ…

というお話なのですが、
まぁ、突っ込みどころはありますよ…


ですが、この門崎というオッサンリーマンが素敵なのです。
このオッサンに萌えられるかどうかが、
本作の好みを左右すると言っても過言ではないでしょう!

完璧リーマンの門崎なのですが、とても隙が多い!
酔っ払って吐いたり、転びそうになったり、
受けに未練タラタラで…

だけど、そこがとても好きでした。
カッコ悪いし、ダサいところも沢山あるけど、
一途で切ないオッサンリーマンを見事に体現していました。

期待して近付いては拒絶され、突き放され…
それでも逃げない優しさと強さもあります。
部下の前で好きだった人(ナギ)のことを語るのですが、
部下も心配するほどの哀愁っぷり…

二神(ナギ)も訳ありなのですが、
最後は素直に向き合ってハッピーエンドです。

盛りに盛る門崎に、まだまだ若いね(笑)と思う読後感は、
悪くなかったです。

12

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