…あんた 男が怖いんじゃねぇの?

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表題作喫茶ハレム、恋の乱。

根古川碧
18歳?,大学生,喫茶ハレムバイト店員
神田さん
喫茶ハレムのオーナー,女好き

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

愛に満ち溢れたボーイズラブ
年下大学生アルバイト×男嫌いなアラサー店長の波乱の日々。

美しい女性しか雇わないことで有名な『喫茶ハレム』に、
アルバイトとして採用された大学生の根古川(ねこかわ)。
その店には、男が大嫌いな店長の神田(かんだ)がいて、毛嫌いされる日々を送っていた。
しかし、根古川の学生寮が火事になったことから、神田の家に居候することになり、
二人の関係は急速に変わり始める──。

男嫌いの店長と、彼を取り巻く喫茶ハレムの人々の
優しさと愛に溢れた至極の一冊。

作品情報

作品名
喫茶ハレム、恋の乱。
著者
はやりやまい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
ISBN
9784815500849
3.9

(57)

(28)

萌々

(8)

(13)

中立

(7)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
218
評価数
57
平均
3.9 / 5
神率
49.1%

レビュー投稿数12

大人の胸キュン

読み終えて幸せな気持ちになれるお話です。
はやりやまい先生…さすが「大団円が性癖」とおっしゃるだけあります!笑

冒頭では、女性免疫のない根古川くんなので控えめ系の年下くんなのかな?と思いましたが、それをいい意味で裏切ってくれました。
潔くカッコいい。気遣いもできちゃう。
男性にトラウマを抱える神田さんが心を開くのもうなずけます。
ハレムの女性達も暖かくて、お客様達も暖かい。何より神田さんがみんなに愛されている感がたまらなくいい!!
これからも幸せでいてください、と心から思えました。
何度も読み返してほっこりしたい一冊でした。

0

受けが最高に可愛い♡

最高!
文句なしの神評価にさせて頂きます。
はやりやまい先生の作品はこれでコンプです。
なんでこの作品を今まで読まなかったかな〜

喫茶ハレムを舞台に繰り広げられる恋の乱。
まさに乱!
読み終わって、下剋上をみたような気がしました^^
 
喫茶ハレムの店長・神田は、大の男嫌い!
女性しか雇わない神田が、流されて初めて雇った男性バイトが根古川です。
神田の極度な男性嫌いの理由に興味を引かれました。

男性でも女性でも、無理矢理襲われそうになったら怖いよね。
納得の理由ーー…
でも、本当は好きだった先輩に裏切られた事がショックだったんだよね。
そう思うと切ない……

神田も根古川もゲイかバイなんだろうな。
だからこそ、二人が惹かれ合う事に納得でした。
二人を見守る女性陣も最高にカッコ良かった!!
神田を守ってる感にワクワクしました。

神田は30代なんだけど、いい感じにおじさん感出てた。
でも、30代はまだ胃もたれしないよ!
甘い甘い、これからだから(笑)
根古川は、短い間に男として成長したと思います。
ラストの方はかなりイイ男でしたね。

ほっこり胸が温まる素敵な作品でした。
あー、喫茶ハレムで雇ってくれないかな〜
一緒に働きたい♡

0

神田正杜は30歳

これね、ずっと読みたくて積んでいたんだけど、なんか予想外だった。
カバーイラストの印象から、神田店長の事、もっと枯れた感じのおじ様だと思い込んでいたので、まず最初に登場した時のキラリン美形に、これって誰?ってなって、これが神田さん?若いし綺麗すぎなのにびっくり。
神田正杜30歳ならこの位若くても当然ではある。
と、最初の衝撃を過ぎてしまえば、あとのストーリーの流れは自然で納得できるもので、喫茶ハレムで働いている女性陣もみんな気持ちのいい人ばかりで、優しい、いいお話でした。
それにしても、なんで私、このカバーイラストから神田さんをもっと年上だと思い込んだのかな?
可愛いおじさん受けを読みたい願望がなせる業かな。

0

恋に落ちるのは誰にも止められない!

めちゃくちゃ面白かったです!笑いはもちろん、た~くさんの幸せと元気をもらえました。30歳成人男性あかちゃん彼氏が最高です。誰よりもめちゃくちゃバブちゃんで良かったです。

幸せ満点の喫茶ハレムとは違い、不穏な表情を見せる神田さんになんだか不釣り合いだなぁと感じていたのですが、なるほど!だけど、全てを包み込んでくれる根古くんと従業員さんたちの優しさで、少しずつ柔らかい表情へ変わっていく様子や、根古くんの体に自然と触れれるようになっていくところに、神田さん本当に良かったね〜!よしよし!でした(*^_^*)

恋に落ちるのは誰にも止められない!自然と口から出た「好きかも…」は変に作った言葉ではなく、素直な神田さんから出た言葉で素敵でした。根古くんが、まさかあの美人揃いで有名な喫茶ハレムの中で一番可愛い(?)30歳成人男性神田さんを選ぶとは…(笑)お目が高いですね!BがLするのか~?と思っていましたが、ラブラブのデレデレでした。

今までの作品も大好きですが、今回の作品でまた新しいはやりやまい先生の作風に触れてしまったな〜〜と嬉しい気持ちです。はやりやまい先生のラブコメも良いですね!

0

臆病中年と勢い青年

男性恐怖症のマスター、神田さん。そこへ美人男子学生の根古川くんがバイト面接に。落とそうとする神田だが、女性従業員に強引に採用を促される。

実は神田はトラウマ持ち。男性が怖くて女性大好きになるが、それを知る周囲の人たち(従業員)は神田がうまく生きられるように彼を見守っている。美人しか採用されないという従業員が、神田の強力な友人だったり、根古川くんの家が火事になって神田の家に居候するなど、ちょっと無理(よくある)な設定もあるが、後半は根古川くんの押しにまけるかわいい神田さん、という構図になってよかったかな。

0

少しずつ、前進していく

 作者と同じく、私も喫茶ハレム・オーナーの神田が可愛い可愛いと思いながら読んでいました。確かに顔採用で綺麗な女性しか採らないし、おっパブにも通うほどの女好きなんですが、それは男嫌いの裏返しでもあるんですよね。元々苦手で、さらに学生時代憧れだった先輩に襲われかけたトラウマによって、完全に男が恐怖の対象になってしまった神田。下心抜きで、ただ母性や癒しを与えてくれる女性達に囲まれていたいという彼の気持ちは、男性恐怖症じゃなくても分かるなぁと思いました。

 そんな神田の家に居候することになった男子大学生の根古川。確実に仲良くはなっていきつつも、時折ちょっとしたことで神田に怯えられるのが傷付くと打ち明けると、神田から男嫌いになった経緯を聞く。ここで彼が神田にかける言葉が温かいんですよ。「男が怖い」って女性は感じやすいかもしれないけれど、男性は共感できなかったり、感じたことがあっても矜恃的に言いにくいと思うんです。でも彼は「怖くて当然だろ」と、今の神田を肯定してくれる。ここで彼が受け入れてくれたことは、神田にとって結構大きな転換点になったんじゃないかなという気がします。それからゆっくり距離を詰めていって、相手を好きだなという気持ちが露わになっていく甘い空気の2人は可愛らしくて、とても癒されました。ハレムで働く女性達が皆強くて生き生きと描かれているのも、同性として嬉しかったですね。

0

大団円がお好き

◾︎根古川(ねこがわ 大学生)×神田(三十路 喫茶店オーナー)
基本的には受け萌なのですが、この作品は根古川のバランス感が好きで、攻め萌も受け萌も強い1冊でした。
最初は女性が得意でなくて、いい子そうな新大学生根古川ですが、神田に対してどんどん素になっていきます。それがまた"男"強めで、神田さんの中学の頃を振り返ってみても、ネコちゃんに恋するルートはあり得ない話ではないなと深く頷く。
一方の神田さん。こういう自分の弱さを隠しつつぶっ飛んだ振る舞いをするキャラが好きで、神田さん、好き。どんどん目がおっきく、可愛くなる三十路神田さん。愛おしいです。

吉岡さん最強、ユキさんカッコいい、ショートカットのヒカルさんも!喫茶ハレムの女性陣も魅力的です。先生のあとがきに共感したのですが、本当の意味で「いいひと」ではなく、自分の大切な人に優しい…飾っていないというか、正直というか、好感を持ちました。
セックスというワードが朝なのか昼なのかから飛び交う喫茶店。正直いやだ笑
落ち着かないわ!落ち着く目的ではなく見物には行きたい。美男美女を。

漫画の中にしれっと"いらすとやさん"の絵が混ざってるの、面白すぎて笑う。ネコちゃんワンチャンあるとか、LINEの「りょ」とか挟まるシュールな抜け感。

※電子書籍ひかり 局部描写無いため修正無し

0

オススメ!

男嫌いの店長がめちゃくちゃ萌える^_^

0

母性溢れる喫茶(笑)

喫茶ハレムのバイト募集の張り紙を見てバイト面接に来た大学生根古川。
その喫茶はオーナーの神田以外は全員女性スタッフ。
神田は嫌がるけど女性スタッフの激推しで根古川のバイトは決定♪


学生寮が火事になったことで根古川が神田の家に居候するも
一緒に暮らすうちに「神田は男性が怖い」のだと気付く。
喫茶ハレムの女性陣が口で冷たいことを神田に言いつつも
母性全開で神田を見守ってて、『カワイイ根古川だろうが
神田を!傷付けるものは許さない!』的な立ち位置に納得。
女性スタッフみんなに見守られてる神田の人柄ですね♡

根古川(男性)を毛嫌いしていた神田が
イヤイヤ言いながらも段々と根古川との時間に落ち着きを見せる姿には
胸キュンしちゃいましたね~♡

2

できた年下攻めに撃沈される

まるまる一冊表題作と描き下ろしです。

喫茶ハレム、男嫌いの喫茶店オーナー神田が美女店員に囲まれているハーレム。
人手不足でひょんなことから、大学生美男子の根古川がバイトで雇われ、美男美女揃いの喫茶店に…。
喫茶ハレムを舞台に繰り広げられる、人生の悲喜こもごもが優しい作品です。

BLには珍しい、女だらけの中に二人の男…しかも、一人は男嫌い。
この設定だけでも異色なんですが、
魅力的なハレムの美女、個性的で粒揃いなカッコイイ女性達です。
可愛い根古川にハァハァする女性店員たち最高でした。

男嫌いの神田が不運に見舞われた根古川を居候させる展開から、
過去のトラウマと向き合うことになるアラサー神田。
この神田がウザくて面倒臭い男で、ワガママな甘えん坊。
すごくいい子の根古川に辛く当たるので、初めはキィ~っとなりますが、
百面相の神田がツボで、話が進むほど可愛くみえてくるというマジックです。

男嫌いの原因が、中学の先輩に襲われかけたことで、
もともと女子と一緒にいるタイプだったこともあり、周囲を女性で固める人生を歩んできた神田。
それが、根古川と過ごす事で男が嫌いなのではなくて、男が怖いという感情に気付け、
どんどん過去のトラウマに向き合っていくようになる感じです。

そして根古川も高校生の頃に男に襲われ、こちらは気持ち良くてハマってしまったという、
同じような経験をしながら全然違う二人。

12歳年下の根古川が男前で、神田の不安を和らげながら寄り添っていく。
攻めるところはしっかり攻めるという、男子校で揉まれた男っぽさがカッコイイ。

この二人の恋を取り巻くハレムの女性陣がいい仕事してます。
この場所はずっとここにあるんだろうなぁと、幸せな気持ちにさせてくれる作品でした。

それにしても、美男美女勢揃いの喫茶店なんて、入ったらビックリして直ぐに出てきてしまうわ。
馴染み客になれるまでハードルが高い喫茶ハレムだな。

1

喫茶ハレムのスタッフ募集してませんかね…

くぅ~❤️良かった❗️

はやりやまい先生が好きです❗️今までも好きでしたが、今作品は、また違う境地というか。

嫌味なくハッピーだなぁ。

喫茶ハレム。今までは女性しかスタッフにいませんでしたが、大学生の根古川くんがバイトに入ってきたところから、平穏無事な喫茶オーナー神田の生活も気持ちもどんどん変わっていきます❗

まず、BLあるあるですが、突然の火事で焼け出された根古川くん。
押しが強いハレムのスタッフ吉岡さんの一声で、男嫌いの神田と同居することが始まりました。

意外にも、根古川くんがスペック高い…初めは初な大学生と思いきや、ひとたらしで、イケメンで、仕事もそつなくこなし、おまけに料理が上手い。

正直、神田は職場は大好きな女性に囲まれて、自宅で根古川くん。
羨ましいが過ぎます…

神田が、男嫌いになった事はハレムスタッフは理解していて。同居してからは、根古川くんとも慣れて、気持ちを許している神田。

男嫌いになった学生時代のトラウマを告白するんですよね。根古川くんは、神田がうけた衝撃も理解してくれます。

神田は30才、根古川くんが19才くらいなんですけど、根古川くんは男子校出身で、神田に対しては男の子らしいタメ口。
ハキハキと、時にズバリと指摘したりしますし、嬉しいことは素直に伝えてくれて。
うーん、若いけどスパダリ要素がぎっしり詰まっていますよ~❤️

さて、神田のトラウマ告白を受けて。根古川くんは男子校出身ならではの、男の子同士のセックス体験を告白します。
神田はびっくりすると同時に、根古川くんを意識します。
神田が、いちいち可愛い。神田を心配するハレムスタッフの優しさと、凛々しさも良い。

しばし根古川くんが、友人宅に泊まった事で、神田も根古川くんへ芽生えた恋に気付きます。
何せ30才児の神田が、可愛くて❗️
神田に接する根古川くんがイケメン過ぎ❗️

読み進めると、ほんとに悶えます…❤️

幸せになる2人を、ハレムスタッフと共に見守るような楽しさ溢れる作品でした。

はやりやまい先生の作品は、夜風とか、昼の日差しとか、灯りとかの、とにかく心理状態を反映させるような作画が素晴らしいのです。タッチはラフな感じですが、意味有る良いラフさというか。

是非とも読んでみて、喫茶ハレムのよさに触れていただきたいと思います。

6

早く読んで萌えてほしい

一度読み終えて、そして二度目を読み終えたあと…この作品の話を!!どこかでしたい!!!という猛烈な気持ちに襲われたため、勢いで文を書き始めました。

カップリングで表すと年下イケメン素直攻め×年上トラウマ持ち素直受けかな? ふたりの持つこの素直という要素がとても魅力的でした。そしてこの受けのキャラクターが刺さりすぎていろいろと吹っ飛んだ感覚です。理屈が通用しない可愛さがあります。
ストーリーはひょんなことから大学生の根古川くん(攻)が、喫茶ハレムのオーナー神田さん(受)のおうちに転がり込む流れでスタートします。連載時に1話を見たときはほのぼの系のお話だと思ったんですが、単行本で3話を読んだあたりで萌えの嵐が訪れました。
何と言っても受けの神田さんがとてつもなく可愛い。干支一回りも根古川くんより年上ですが、ある方面の情緒が幼いままで止まっている感じや、序盤のツンな態度から子供っぽい印象を強く受けます。根古川くんと精神年齢が同じくらいなやり取りもとても可愛い。
この神田さんが中盤からデレていく様が本作で何よりツボに入りました。テンプレのツンデレという訳ではないのですが、色々こじれていた自分の内面がほどけていく、そのことに素直に喜びを感じる神田さんがとても愛しくなります。
そしてほどいてあげたのは根古川くんなんだよな…ふたりで一生幸せに暮らしてね…という気持ちでいっぱいです。願わずにはいられない。
はやりやまい先生のコメントに大団円というワードがありましたが、まさしく大団円のお話です。喫茶ハレムの雰囲気や、ハレムで働くお姉さん達もとっても愛しい。
こんな優しさしかない場所があったらいいな、素直にそう思える作品でした。

14

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