金色蜂に蜜 1

kinirobachi ni mitsu

金色蜂に蜜 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×26
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
1
得点
68
評価数
18
平均
3.9 / 5
神率
38.9%
著者
キタハラリイ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
価格
¥710(税抜)  
ISBN
9784813032465

あらすじ

色覚を失った画家・八岡修人。
酔いつぶれていたある夜、資産家・三津箭顕史と出会う。
洗練された佇まい、豪奢な館で暮らす三津箭に圧倒されるも、身分に分け隔てなく物腰がやわらかい姿に親しみを覚える。
だが、夜も深まる館、漏れ聞こえる声に誘われ見てしまう──彼の歪んだ性癖を。
飼い犬×主人、危うい謀り合いの幕が上がる──!

表題作金色蜂に蜜 1

八岡修人、色覚を失った画家
三津箭顕史、三津箭銀行の副頭取

同時収録作品金色蜂に蜜 1

山鳩、山鳩鉱業の社長
三津箭顕史、三津箭銀行の副頭取

その他の収録作品

  • interlude(描き下ろし)

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レビュー投稿数1

孤独を抱えたビッチ受けに萌える

作家買い。

とにかく表紙が美しい!
キタハラさんの描かれたイラストも綺麗ですが、カバーが凝っててなんとも素敵です。ちょっと昭和レトロ、っていうのかな。和風テイストも感じられる美麗表紙にテンションが上がります。ihr HertZシリーズは表紙がおしゃれなものが多くって魅力的ですよね。

キタハラさんはシリアスな作品を描かれることが多いイメージの作家さまですが、今作品もシリアス展開の作品です。初めに書いてしまいますが、受けさんがビッチです。受けさんが複数の男たちと関係を持つという展開なので、もしかしたら苦手な方もいらっしゃるかな?

ということでレビューを。




資産家の顕史は、金色の瞳を持つ見目麗しい男。
彼に興味を惹かれる男は少なくなく、美しいビジュアルを持っていることに自覚もある。そんな顕史はある晩飲みに行ったバーで一人の男と出会う。
泥酔したその男・八岡に顕史は声をかけるがー。

というお話。

タイトルに(1)とついているように、続きものです。なので、1巻はまだまだストーリーの序盤といったところ。そこかしこに伏線がまかれていて、それを少しずつ回収していく展開。

顕史は三津箭銀行の副頭取。
まだ若い彼が副頭取になっているのは、彼の父親が三津箭銀行のトップだったから。

「だった」というのは、父はすでに亡く、顕史の兄がトップに収まっているから。
資産家でイケメンで、何不自由なく生活しているように見えるが、彼はお妾さんの息子。ということで、本宅の人たちからは疎まれ、経済的に困窮こそしていないものの不本意な生活を強いられている。

と書くと薄幸さんをイメージされるかもしれませんが、彼は実に奔放に生きています。

昼間から酒を飲み、日々怠惰な生活を送っている。
そんな彼が見つけたのが八岡という青年。

自分に忠実な犬が欲しい。

そんな彼は、八岡を自分の犬にしようと思うのだけれど。

八岡という青年もまた、自身の境遇を憂いている。
画家として日々邁進していたが、色覚を失ってしまったのだ。
画家として致命的なその疾患を患い、筆を折ることにしたがあきらめきれない。そんな時に声をかけてきたのが顕史。

孤独で、自身の境遇に諦念を抱いた二人の男が出会い―。

主要キャラはこの二人ですが、他にも魅力的な脇キャラが何人か登場します。

一人は顕史の数少ない「まともな」友人である松浪。
そしてもう一人は顕史の執事の蓮見。
どちらも顕史を大切に思っている人物…、だと思いますが、彼らが今後どう動いていくのか気になります。

顕史はビッチさんですが、彼が「そう」なってしまったのは子ども時代の出来事が原因のように思えます。そう思う描写が少しだけ描かれていますが、とにかくまだまだ謎も多く続編が待たれます。

顕史は八岡を自分の手元に置いて、まるで牢につながれた犬のように可愛がろうとしますが、顕史こそ檻に閉じ込められた孤独な男だと感じました。その「檻」から彼が解き放たれるのはいつなのか、カギとなるのは何なのか。

顕史がビッチ受けなので、とにかくエロ度はかなり高いです。
修正も甘く、結構がっつり色々見えてます。

が、顕史があそこまで男に抱かれたがるのは決して快楽だけを求めているようには見えず、彼のうちに隠した孤独や悲しみが透けて見えるので何となく切ないです。

しいて言えば、誰もかれもが顕史に惹かれていくシーンがちょい微妙かな。
あそこまでホイホイと惹きつけてしまうとご都合主義的な感じが強くなってしまう気がしました。

が、特筆すべきは執事の蓮見さん。
顕史のためにあんなことやこんなことまで至れり尽くせりな彼が素敵でした。彼に萌えを感じる腐姐さまは多そうだなー、なんて思いつつ、次巻を楽しみに待っていようと思います。

8

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