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紳士な宇宙人×チェリーな大学生 「私と子作りしませんか?」
宇宙人モノ。言ってみれば何でもあり。
その宇宙人と人間との子作りを成立させるための理屈がさすが日野先生となりました。
が、文字量が多めで、設定盛り盛りでほんまに何でもありやんと少し疲れたのが正直なところです。
2人の気持ちとエロ中心ならもっと読みやすかったかなと個人的には思います。
シキは射精できず行為を続けられる、佐知也の快楽物質が美味しい食事になるという設定はさすが先生というエロさでした。
それが触手にまでいっちゃうのが、宇宙人だからそれもありか〜となりました。
唐突だなと思ったのが2点
・犬養が突如イカれた奴になったこと。
そしてその後、奴隷にすると言いながらルイが犬養を普通に受け入れてるのもどうなのかなと。
・プリンスの実物がいきなり現れたこと。
そして佐知也と旅行に出かける。ちょっと無理があるなぁと思ってしまいました。
その後、犬養はGPSを仕込んでいたり、プリンスは世界に発信するための役割だったのですが、ストーリー的にそこまでねじ込んだり広げなくても、見たいところはあるしおもしろくなったのではないかと。
私の個人的な好みと先生が描かれたいスケールが違ったんだと思います。
これはこれで奇想天外でお話としてはおもしろいと思います。
以前から読みたかった作品。やっと読めました!
で、期待通り…発想の凄さに唸る。
表紙絵のイメージは、おじさんxショタ。
しかしその実態は、宇宙人攻め!
このイケおじは、受けのゲイ青年が大ファンの外国人俳優さんに擬態した宇宙人です。
という感じで、何ともシュールでぶっ飛んでて。なのに最後は何故かホロリ…
BL的に言えば、主人公の大学生・佐知也は「ゲイ」です。
だけど宇宙人の方は特に性別はなさそうで、実体はただのエネルギー体のよう。佐知也の感情を読み取って男性形をとってるだけ。
だから、はじめのHシーンは確かに「大好きな俳優に抱かれてる!」だけど、後半はエネルギー体が触手形になって佐知也の全身を這い回り、的な。
しかしながら、後半になるに従って「形」よりもより内面というか、地球人言うところの「愛」が前面に出てくる。
タイトルは「いちゃラブ子作り」なんていう文言だけど、心の中から体全体に噴き上げてくる佐知也の「信号」、それが性別/種族どころか地球外生命体との結晶になる。
ところでさ。
妊娠は1時間で、ポンッて飛び出て、あとは政府が育てるって…
サイコーじゃん⁉︎
日野先生の独創的な切り口や作風が大好きです
まだ全作では無いですが多く読ませていただいてます
そんな中でも異質な光を放つ今作はコスモなファンタジー!相手は、う…宇宙人…‼
最近ちょっとファンタジーもイケるかも⁈なんて調子に乗って積んでいた作品を読んでみたものの、、、
やっぱり私にはまだファンタジーの敷居は高かった( ゚Д゚)
楽しく読む事は出来たのですが「萌えた」か?という点が難しかった
受けの人の良さとか攻めの献身的な想い、種の存続の危機と繁栄、シュールな笑いなどに「おぉ!Oh…!」と頷き、笑う事は出来るのですが結局自分が何を求めて読んだのか…?は、、ハテ?…と感情迷子の読後感
いつか来るかも知れない異種間交流に備えてもう少しファンタジー慣れしてから出直して来まっす('◇')ゞただ、宇宙人も必死だし怖くないかも?という心積もりは出来た模様☆彡
イケおじ攻め、スーツ好きな方には(途中その姿を見失う事もありますが…)堪能出来るシーンは多々ご用意されておりますよ~
日野雄飛先生作品って
一般受け度外視したストーリーで毎回楽しみです。
その分万人受けしないので読む人口少なくなってしまうのかもですが、お話が面白いのです。
今回のお話は、なんと宇宙人とのカップリング!
擬態出来る宇宙人が、相手の好ましい姿に変化して近づいてきます。宇宙人のシキさんは佐知也くんの大好きな外国人俳優プリンスの姿で現れたから色んな意味でビックリ!
しかも、子作りしたいだなんて!
なんて奇想天外な始まりなんだ!
そして案外受け入れる佐知也くん、優しいというか無謀というか。。。そりゃ、お友達の塁くんは危険と思って遠ざけようとするわ。
色んな姿に変化できるシキさん。かつて佐知也くんが飼っていたワンちゃんのアポロにも擬態します。ワンちゃんの姿で会話に参加してる姿も多く、なんだかホッコリします。(宇宙人がペットの姿で居られたら心許しちゃう人多いだろな)
プリンスの姿で佐知也くんと交わるシキさん、スライムみたいな姿で致してるところは従来の触手モノと違ってぬるんとしててなんだか清潔感がありました。
ラスト、グニュグニュ姿のシキさんにも気持ち良くなってほしいと愛撫やキスをする佐知也くんときゅーーーんととろけちゃってるシキさん(文字通りでろんととろけてます)カワイイです。
無事子作り成功し、シキさんの身体から卵が放出されシキさんの星の機関に回収されちゃいます。その後どうなったのか、気になるな。
イケメン外国人俳優姿、スライムの様な姿での行為はありますが、ワンちゃんの姿でのSEXシーンはなかったのでホッとしました。愛犬との行為は見たくないしなくてよかったです。
素直な佐知也くんは可愛くて、シキさんも紳士的でステキなお話でした。
ただひとつ気になった点
先生、可愛い絵は得意そうですが、枯れおじがうーんでした。おじさんの絵がもっとお上手か、はたまたお相手がおじさんじゃない方が良かったなー。
全体的なストーリーは軽快さもありよく考えられていると感じるところもあり、さすが日野先生という印象だったんですが、如何せん私自身がシキという宇宙人との絡みに萌えを見出せませんでした。彼は触手にもなれるのだけど、触手がダメということではないんです。実体がなくて何にでも変化できるシキ。彼が一番こうありたいと思う姿は何なのか? 私としては姿もその人のアイデンティティなので、変化を強制されているのでなければ、これが自分だという姿を保っていて欲しい。シキのバックグラウンドがまったく見えないのも相俟って、佐知也は一体誰と愛し合っているんだろう?という虚無感が最後まで抜けきれませんでした。