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2022年12月に読破。
大好きな作家さんなので、たまたま半額になってて大喜びでポチったんです。
絵はキレイなんです、ほんっと~に超絶キレイなんですけど、内容的には以下の理由から今一つでした…
●ところどころ何ソレ?な部分や、説明不足で分かりにくい部分がある:
・なぜカラオケボックスから碧が逃げ出したのか(しかも唐突すぎる)
・亨が宿泊ホテルに碧を呼び寄せて、その直後に自分だけホテルを去り、「お金は払ったから(碧は)朝までいていいよ」とか。
しかもさらにもう一人、非宿泊客が部屋に簡単に入ってくるし、オイオイ そんな事可能なんか?セキュリティー的にどーなん?w と。
(実際ウチの知り合いはこれをやってバレて、フロントにめっちゃ怒られましたw)
・バイトの後に勉強してて、それが彼氏の部屋だとか、いきなりシャツの描写で「は?」となった
たとえばほんの少し母親のセリフを工夫するだけで、そういう読み手のストレスが軽減されて、全然わかりやすさが違うのになと。
・特に進路決定のラストは大事な箇所なので、ほんの少しでいいから説明がほしかった~
●そっくりだという攻めと亨、髪型や髪色など何もかもが ぜ~んぶ一緒なので全く見分けがつかない
せめて髪色ぐらいは変えてほしかったし、そもそも顔似てる設定に必要性を感じなかったです。
結局顔が似てるから好きなんか?ってモヤるし。
●表情バリエが少ないな…と感じました。
<良かった点>
・犬が可愛い
・制服萌えにはたまらない、乗組員!アーンド、コック姿!(なのでオマケの☆3)
ちなみに批判の多かった亨に関しては、私はそこまで気にならなかったです。
話に必要なキャラなら…と納得できました。
以上、 著作の「Powder Snow Melancholy」があまりにも良かったので つい期待してしまって辛口評価してしまいましたが、今後も作者さんを変わらず応援しています。
絵も綺麗で、途中まではとても良かったのですが…
儚げで健気だと思ってた受けが姉の旦那を寝とって何故か被害者面してるのが気持ち悪くて離脱しました。
義兄に似た攻めに乗り換えたのも、ただそういう見た目好みなだけじゃん!そりゃ近くにいる恋人無しの方がいいよね!
ってなってしまって興醒めでした…。
曰くあって島の海洋学校にきた碧と、島出身で出戻り組の鳴海。鳴海は苗字で、名前が泰生。実家は島の食堂で、料理が特な泰生は船のコックさん(司厨士というらしいです)を目指しています。
イケメンで高身長、彼女も切らしたことがなさそうな明るい鳴海。
一方の碧は寡黙で屈折している。ゲイゆえの悩みがありそう。
どちらも美男で、絵も綺麗。
なんだけど、顔が綺麗ということぐらいしか印象に残らない碧をなぜ好きになったのか、その辺が分かりにくかったです。
一方、屈託のない明るい鳴海にアプローチされたら好きになるかも、と思います。
ただ、これも碧が悩んでいたことが、新しい恋というだけで簡単に解決してしまったようで、すんなりお話が入ってこなかった。
お互い打ち解けないながらもキスしたりHな展開になるのも解せず。
というわけでちょっと甘めな萌評価でした。
それぞれちょっぴり訳ありな家庭の、同じ海洋学校に通う先輩と後輩のお話。
とにかく!作画が美しい!
攻受ともにほんっとに美形で、、画面がずっと綺麗です。先輩がロシアとのクォーター設定なんですが、白黒だとそれがわからないのが残念(あと表紙見ると後輩くんも結構碧い?な?)
ノンケな先輩はゲイな後輩くんの好きだった人(義理の兄!)にすごく似ていて、だから後輩くんは気づくと目で追ってしまって、そんなことしているうちに、先輩も後輩くんのことが気になり、、と、ストーリーとしてはいたって普通。海洋学校という特殊設定は、制服に活かされています。
束原先生の本は、もっとキューッと切ないイメージなんですが、今作はそこまで胸に迫るものはなく・・・。しかし、先生の作画がお好きであれば、読んで損はない一冊です。
義兄とのことから逃げて島にやってきた神崎。
はじめのころはとても冷たい表情で、鳴海にもつれない態度をとっていましたが
徐々に心を開いて雰囲気まで柔らかくなっていく姿にほっこりしたし
チャラさと真面目さが絶妙なバランスの鳴海も最高にカッコ良かったです。
義兄が出てきてからは気持ちの変化や話そのものの展開が駆け足だったかなと思いましたが
それでも今の自分たちを越えて、未来まで一緒に居ることをふたりともが選んだラストになっていて良かったです。
束原先生の描く人物はどの作品を読んでも
うっとりするほど美しいですよね〜
今作も相変わらずの美しさでした!