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表題作あなたを殺す旅

片岡
30代半ば,ヤクザの若頭
小田島
29歳,手下の組員

その他の収録作品

  • 旅のはじまり(描き下ろし)
  • カバー下:4コマ漫画

あらすじ

組員の小田島はヘマをしたヤクザの若頭・片岡と
騒動のほとぼりが冷めるまで、行方をくらますことに。
だが、この旅には片岡を殺すという使命が隠されていて……!?

作品情報

作品名
あなたを殺す旅
著者
浅井西 
媒体
漫画(コミック)
出版社
秋田書店
レーベル
プリンセス・コミックスDX カチCOMI
発売日
ISBN
9784253154864
4.4

(196)

(117)

萌々

(50)

(24)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
31
得点
859
評価数
196
平均
4.4 / 5
神率
59.7%

レビュー投稿数31

うーーーーん、ところどころかなり読み解きにくい箇所がある

絵柄がもともと好みじゃないのにものすごく気になった作品。
発売当時に少し読んでたんですが、2話からセリフ回しが分かりにくいところがあったので読み進める元気がなくて。
なんと、本作はもう2022年で販売終了してて、その後 連載も始まって2月に上巻(新規描き下ろしが入った、本作の新装版)が出たんですね。
なんとなくずっと気にはなってたんですが、今回ドラマ化ということで 今だ!と再トライ。

ぶらり二人旅をしている「若頭x組員」で、タイトルの通り 訳あって受けが攻めの命を狙います。
やっぱり読みにくい箇所は他にもありました…特に5話の緊迫したシーン。
セリフ回しが独特?というか説明不足に感じて、皆さんのレビューを読んでやっと納得しました。
(感謝です!)
これは完全に私の理解力のなさが原因ですが、いろんなことがいきなりすぎて説明ぷりーず!ってなったのは一回や二回じゃないです。
…って思ってたらタピオカ売って終わってました…えぇえええ。
かなり不満は残ったんですが、小鳥のエピソードには驚かされたし、二人がお互いを想い合う様子も感じられたし、全体的なストーリーは良かったと思うのでオマケの☆3です。

<その他 良かった点>
・2話で女性が「浜辺の歌」を歌う箇所
実際にその曲を聴きながらシーンにどっぷり浸ることができました。
・受けのTKBがキレイ
・お墓に供えた缶ビールの蓋を(故人が飲めるように)開けてあげてるとこ
分かってらっしゃる…!なんか日本人として嬉しかったです。

<注意点>
・ヤクザBLなので暴力、流血、タヒ体、セクハラ描写あり
・いろんな箇所が明文化されていないので、一から十まですべて説明してほしい人には不向きです

ちなみに野暮なことを言ってしまいますが、「雛鳥に人の匂いがつくと親鳥が育雛放棄する」っていうのは迷信なんだそうです(ググった)。

1

好きな雰囲気なんだけど

ヤクザBLが好きで読みたくて購入。
ロードムービー的なお話も大好きだし小田島が好みのタイプ。
なのに…どうも私には萌えどころが少なく、ヤクザ的盛り上がりもそこそこで…私の感受性の問題です。

絵はとても綺麗だし、ストーリーも良い。
だけど、私には片岡がかっこいいとも魅力的にも見えず、ただのチンピラのように感じてしまいました。飄々と朝子がよくて人望があり頭も切れるのかもしれないけど、それだけ人を殺してきた凄みとか、恐ろしさ、したたかさ、葛藤とか、もっと厚みがある人物像を見たかったなぁと。や、描かれていると思うので私の目が節穴ですね。

小田島が片岡を殺そうとするけど、どうせ殺さないし、2人がくっつくだろうと読んでいたので、片岡が殺されそうになっても死なないもんねぇと見てしまったんですよね。ハラハラや裏切られ感、衝撃がなかった。

ハードボイルドぽいかっこよさはいいんだけど、恋心。気持ちの強さがあまり感じられず。読み手の私の問題です。
ヤクザBLって、命がけで相手を思うところがキモですが、その場面、見開きで見せ場だったけど、片岡の足場がどうもなぁ…すみませんです。

1

じんわり惹かれ合う2人に萌える

 ヤクザものですが、浅井先生のタッチが軽いのでさらりと読める物語でした。片岡の運命の流れに逆らわない生き方、自分にはとてもできないけれど好きだなぁと感じます。小田島のかつての相棒と片岡への複雑な感情も丁寧に描かれていて、共感を誘われました。裏社会ものは読んでいてどっと疲れることが多いですが、こちらはあくまで片岡と小田島に焦点を当てているのでそういう疲労感もありませんでした。浅井先生の他の作品にも興味が湧きました。

0

心を探す

ヤクザBLらしいヒリヒリした空気感を感じながら、片岡のユルい言動によってほのぼのした気持ちにもなるようなお話でした。

ほとぼりが冷めるまで少し行方をくらますという理由で組を離れたものの、それは表面上だけで本当は小田島が片岡を殺すための旅。
なのでセックスをしていても甘さはないし、片岡自身もその目的に気付いているのでなんともいえず切ない雰囲気が漂う展開に。
ただその合間に片岡の人柄がわかるようなちょっぴりあたたかいエピソードが挟まれるので、その切なさも和らいでいた気がしました。

小田島の頭の中で繰り返される殺しのシミュレーションが「どっちが現実なの?」と思わせるようなリアルさがあり、ふたつの世界線を想像することができるのも面白かったです。

簡単に解消できないような確執があったことで始まったふたりの旅でしたが、三代目も含めてみんなが良いところに落ち着くような結末になっていたなと思いました。

0

ラストはどっちだ?で夢を見たかった

ヤクザ二人の逃避行の話。メインカプと次期組長側の話が並行して進むので適度な緊迫感がありました。全体に緩急が付いてていい感じ。なんとなく深夜に読みたい漫画です。
小田島の過去はかなり複雑で、そのせいか表情ゼロで感情無さげ。モノローグもあまりないので、何を考えてるか察するのが難しいです。描写もボカされてるところが結構あって、そこは読者の想像任せってことなのかな。
銃を突きつけたその後もハッキリ描かれてないので、私はその後数ページは夢・幻・あったかもしれない未来として見てました。港のシーン、目の前は海だし車の軌跡は描かれてないし、銃声は一発なのでどっちとも取れるよなあと。
なのになのに、終わった後の4コマでちんすこうを食べる片岡が…せっかくの余韻が…泣。普通にハピエンとして読んでればたぶん問題なかったんですけど。作中の設定はきっちり描いて、結末の方を読者の想像任せにする方が好みです。
タイトルは「あなたを殺すたび」の方がダブルミーニングで良かったなあと思いました。何度も殺す想像シーンが出てくるので、殺す度に…で勝手に深読みしたかったな。
解釈違いを矯正されて、なんかごめんなさいな読後感。でも雰囲気は好きです。

0

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