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ラッキーナンバーに気をつけろ!

lucky number ni ki wo tsukero

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表題作ラッキーナンバーに気をつけろ!

真鍋大地(マチ),24歳,会社員
伊藤 与四哉,20歳,大学生

その他の収録作品

  • 与四哉は変化にまだ慣れない(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき

あらすじ

斜め上のトラウマを抱えた男に、
熱い恋心は届くのか――!?
能天気ハッピー男子&慎重派トラウマ男子の
トラブルLOVEv

呪いを打ち破って、絶対この恋を成就させる!!
――20歳の誕生日、顔が超好みの男・マチと
出会った大学生の与四哉。
意気投合してホテルに行くと、
マチから情熱的に抱かれ、
タチ専のはずなのにメロメロv
この人は俺の運命の恋人だ――
惚れ込んだ与四哉が連絡先を交換すると、
名前を見たマチの態度が豹変!!
「俺は数字の四に呪われた男――
名前に四があるお前とは無理だ!!」と、
意味不明な理由で拒否られて!?

作品情報

作品名
ラッキーナンバーに気をつけろ!
著者
リオナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199608230
3.8

(60)

(17)

萌々

(27)

(11)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
8
得点
228
評価数
60
平均
3.8 / 5
神率
28.3%

レビュー投稿数8

4を愛してほしい

KindleUnlimitedにあったので読みました。

いきなり私事ですが、誕生日やなんやかや身の回りのものが4にまみれているので数字では4が好きです。

なのでマチさん4はそんなに悪くないから! 4を愛してあげて! と思いながら読みました(笑)

基本的にはハイテンションでスピード感のある展開でコメディ路線なので、サクッと読めて笑えました。

「楽しくいいもの読んだなー」って満足感。

トラウマのもとと会ったときのマチさんはツッコミいれる余裕すらあったけど、けっきょく向き合う勇気をもてた時点である程度は折り合いがついていて、そうできたのは与四哉くんがいるからなんですよね。

本当にイヤなら余裕で逃げ出せる旅程なので。

よしやくんは自分が恵まれていることに気づいていなかったけど、そうと気づかないくらい自然体で(必ずしも周囲に悪意がなかったわけでも、諦めがなかったわけでもないけど)生きてきたことが彼の大らかさでもあり、彼のその真っすぐさがマチさんの救いでもあり、やっぱり運命なんでしょう。

18歳は子どもだ。

このセリフに集約されますが、登場人物みんな、自分視点だけでなく相手の立場になって考えて行動してゆるして……って優しいお話でした。

0

頑な

マチが妙にこだわりがあるだけかと思いきや
深いところまで読み当てた与四哉の推理力には驚きました。
何か理由をつけて逃げたり守ったりすることで過去の記憶ごと「4」のせいにしたかったマチも
与四哉と一緒に居ることでその思考が変わっていったらいいなと思います。
(まだ呪いとか言ってるけど笑)


どんなことでも4の呪いだとかこじつけたり、与四哉に二つ名をつけたり(笑)
ワンナイトしかしないっていってたのにいざ恋人になったらめちゃくちゃ与四哉を甘やかしたり…!
マチのキャラが好きすぎて、すぐさま読み返しました。
ふたりのラブラブ編が読みたい~!

0

テンポ良いラブコメ

読後にちるちるで検索してやっと「その恋、成立なるか」のリオナ先生と気づきました。こういうラブコメをすっと好きにならないのに、珍しく「その恋〜」は好きだったし、こちらも楽しく読めたので、多分リオナ先生と相性がいい!
ただ気づかなかった通り、リオナ先生独特の何かというものが絵にしろお話にしろあまりなくて、今後また他の作品を読んだとき気づかない気もする…

表紙の色味が好きです!攻めのマチの周りをちっちゃいヨシくんがわちゃわちゃしてる可愛い表紙。中身の雰囲気にぴったり!

ヨシくんが、マチの顔が好みで惚れたと言い切ってしまっているのがとっても好きです。潔い!!冷静で大人な年上攻めや、エッチな年上攻めは結構ありますが、マチさんがギャグ要因というか、四嫌いのおかしさを発しているのが面白かった。ヨシくんもツッコんでみたりノってみたりと豊かな反応をして、そのレパートリーが切れないぐらいのいいタイミングで終わります。1冊でのまとまりのよさとテンポの良さが抜群。

描き下ろし〜電子限定おまけのマチさんの激甘、長くお付き合いできそうな2人で微笑ましい。

0

読むとハッピーになる神作品

繊細な人物描写もストーリーの面白さもピカ一なリオナ先生の新刊。

読むとたくさん笑えて、本当に元気になれるのでオススメです。

「4」という数字にトラウマをもっている攻めのマチと、超ポジティブ思考で「4」がラッキーナンバーの受けのヨシくんの話。

ヨシくんの誕生日に二人は偶然出会い、関係をもちますが、4に対してトラウマをもっているマチは4がラッキーナンバーのヨシくんを拒否。

マチは外見からは想像できないくらい、後ろ向きで、本名にも4がつき、4がラッキーナンバーのヨシくんの存在が受け入れられず、逃げます。

でもスーパーポジティブなヨシくんは諦めず、マチに何度も何度もアタックし、最終的に一緒にマチがトラウマを克服する手助けをします。

いつも笑顔で笑ってくれるスーパーポジティブなヨシくんに心動かされ、ヨシくんへの想いを自覚してからのマチの溺愛っぷり、かわりっぷりは見ものです。

リオナ先生が考えられた二つ名がまた面白いのです。先生は天才なのでは?と思いました。
「4に愛されし男」
「おまえが4に遣わされた死神の線も~」
「4の代理人であるお前」
「4に選ばれしマチさんのメシア」
ほかにもいろいろあると思います。

0

四に翻弄されるふたり

表紙から各扉絵からふたりが表すのは四、四、四…。
四がラッキーナンバーの与四哉と四がアンラッキーナンバーのマチ。
この『四』が全編を通して重要なキーワード。
これがお話に絶妙に絡んで、めちゃくちゃ面白かったです。

二十歳の誕生日の夜、バリタチの与四哉は顔が好み過ぎるマチに一目惚れ。抱こうとしたらマチにいい感じに言いくるめられネコにされてしまうも運命の人だと思った与四哉はまた会いたいとアプローチ。
ワンナイト主義のマチも与四哉に興味を持って…

相性抜群に見えたふたりに畳み掛け襲い来る四の奇跡と呪いの数々…!

マチが四を極端に嫌うのには訳があり、それを四の恩恵を受ける男(勝手に二つ名を増やす(笑))、与四哉が原因を突き止め乗り越えられるよう手助けをして…
四を巡り四に翻弄されるふたりの奇妙な結び付きはもうまさに運命なんじゃないかと思わざるを得ない。

きっとふたりにとっての数字の四は一生ついて回る幸せの数字なんでしょうね。

1

楽しいラブコメ

楽しく読めるラブコメ
ドタバタしてるけどちゃんと切なかったり
可愛かったり、カッコよかったりするので
一冊まるっと、とっても面白かったです!

ハタチの誕生日
とても好みの顔の年上男性とHした受
運命を感じたのにその後のお付き合いをひどい理由(笑)で断られ
それでも諦めきれない…受くんのジタバタした感じとか、バーのママとのやり取りとかとても楽しい。ママは綺麗でカッコいいし攻だし←

アンラッキーナンバー『4』を克服した攻ww
最後は甘々なハピエンでよかったです♥

1

四に呪われし男VS四に選ばれし男

最高に面白かったです!
『ラッキーナンバーに気を付けろ』ってどういう意味?と思ったのですが、納得のタイトルでした^^
コミカルな中にジンクスやトラウマが散りばめられた、
意外?と深いラブコメです。


20歳の誕生日に好みの男・マチと出会ったタチ専の与四哉。
リバのマチとホテルに行くと、マチに流された与四哉はそのまま抱かれてしまいます。
意気投合したものの、与四哉の名前を見たマチが豹変!
「数字の四がダメなんだ」と、意味不明な理由で拒否られて⁉︎


四に呪われし男と四に愛されし男のラブバトルです(笑)
何かとジンクスにこだわる方いますよね?
本作の攻め・マチは数字の四を拒絶する男です^^;
マチの四嫌いが半端ない!
与四哉を四の申し子(笑)として拒絶し、ネコにされた挙句ホテルに置き去りにされ、連絡先もブロックされる始末。

お互い好きなのに、四に拘るマチには受け入れられない与四哉。
ただのコメディかと思ったら、マチが四嫌いになった理由がけっこうなトラウマレベル……
あまりの理由に、ちょっと切なくなっちゃいました( ;∀;)
四の呪いを解くため、マチの地元に向かう二人ーー

与四哉が前向きでとっても愛嬌があって可愛い( ´∀`)
そんな与四哉に背中を押され、トラウマの元凶と向き合うマチ。
四の呪いが解けたかどうかは分かりませんが、それでも与四哉を選んだマチの気持ちの変化は大きいと思います。
恋人同士になってからのマチのガッツいたH、
とても良かったです(*//艸//)♡

本作では四は呪いの数字じゃなくて、二人を出会わせてくれたラッキーナンバーなんだと思います。
色んな要素がギュウギュウに詰め込まれているけど、
とても面白くて幸せな気持ちになれる作品でした!

レンタ 修正は白抜き

3

リオナ先生の安心感!

リオナ先生の作家買いです。コミカルで、ホロッとする作品が魅力的な作家さんですよね。
今回のラッキーナンバーの捉え方が面白かったです。
自分から見た事象は不幸でしかなくても、別の人が見ると幸福であった。
物事の一方的な捉え方では、わからない事。別の見方をしてみるとかなり、物事が違うんですよね!
これ、ほんとこの作品のテーマであるのかなと思います。

与四哉が待ちに待っていた二十歳のバースデー。偶然出会ったゲイバーで、一目惚れしてお持ち帰りしたマチさん。
与四哉は、セフレも複数いるバリタチゲイ。顔が好みのマチさんがリバで相手に合わせるタイプと話すので。
ところが同意とはいえ、マチさんに気持ちよくされちゃって。マチさんに攻められて与四哉がネコに目覚める。
と、同時にマチさんを好きになるのです。

ここからが、発想が斜め上。リオナ先生のコミカルな話し運びが面白いんです。
とにかく、マチさんはある理由で与四哉を振るんです!
ちょっと信じられない事実でした。
とにかく、アンラッキーナンバーがラッキーナンバーに変わるまでの経過が面白かった!

すっかりネコな与四哉が健気っ~!マチさん、理不尽だけどえっち濃厚甘いタイプ。
マチさんの長年のトラウマを与四哉が、解決まで頑張るの、好きですね~!

考え方ひとつで、アンラッキーナンバーからラッキーナンバーへ変わる。
マチさんの辛かった過去も、与四哉の存在で変わっていく。
やっぱり、好きな人のためにどれだけ一生懸命かどうか。気持ちが通じあって大変よろしかったですね~

マチさん、大分県出身設定なんです。方言がいいあじ出していました。

描き下ろしも楽しんで読みました!すっかり甘いマチさんに、照れてしまって慣れない与四哉が可愛いかった…
そして、やっぱりリオナ先生の作品は面白かったです。


3

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