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ツバメと殉教者の続き。
あまりに有名なシリーズですが、あまりレビューは読みこまずに挑みました。
とりあえず続刊(本作)がヒドイor辛いという点だけ頭に入れつつ。
なるほど~、これは続刊であまあま期待して読むと辛い(笑)
樋口先生の描く愛って深いなぁ…。愛ってなんだろう。
かなりオイオイオイ…オイ、スタン!!!な展開はありましたが、本作を通じてめちゃくちゃ思ったのがケイト強くなったなぁが一番。
健気で不憫で弱々しさが無くなって開花っぷりがすごい。スタンが自分がケイトに釣り合わないと思っちゃう気持ちも分かる。でも自分から別れたくせに「いつかケイトとまた…」なんて身勝手にも程があって正直気が抜けた。
執着も嫉妬心も隠せないくせに離れてもがいてもがき苦しんで、やっと2人収まるところに収まって良かったです。
でもね、ちょっとだけ頭をよぎったことがある。…復縁して想いが高まったままえっちして盛り上がりは最高潮なんだけど、前巻含めてスタン「えっちの時だけ愛してるて言う奴」っぽく見えてしまったよ(笑)
うん、もちろんこの後は普段から伝えていくんでしょうけどね!!!
まあでもなんか、スタンて愛おしいよな。
前作の二人の続編
この巻には甘さ求めていましたが
期待は叶えられませんでした。
日本人ハーフの受け、貴族攻めが一緒なので
どうしてもエド礼と比べて読んでしまっていましたが
この巻でしっかり二人を見据えられた気がします。
スタンはヘタレ攻めだし、ケイトはしっかり受け確定!
読んでいてズキズキすることばかり。
怒鳴りあって喧嘩できるのもこのふたりだからこそと
自分を励ましながら読み進めました。
ケイトがスタンの母のピアノを弾こうとして
スタンに打たれるシーンは泣きました..。
ここで本当の別れでも、不思議ではなかったです。
スタンのトラウマがこの巻の主軸なので
ケイトのトラウマは未解決。
酔ったときとはいえ、義父の関係がそのままというのがモヤモヤします..。
今作ではケイトの本当のお父さんに愛されていた、
という形でケイトの心が癒されていますが。
帰省するたびに義父に会うと思うと恐怖なので
スタンと一緒になるまでの道のりが読みたい..。
続編、待っていいでしょうかね..。
スタンのスパダリ?への成長とケイトの義父からの救済読みたいです!
もうべっしょべしょに泣きながら読んだ……乗り越える為にスタンが向き合うべきものはやはり母との問題なわけですが…。 スタンの弱さが私は好きだけどねぇ桂人の胸中を思うと泣けてたまらない瞬間がいくつもあった… 桂人が寮のことにしてもスタンにしても覚悟を決めて発言する時はいつでもかっこよくて美しかった。そして彼の言葉には魂を揺さぶる強さがあるよなぁ。いったいどんな大人になってどんな仕事につくのか彼のこれからも気になりました
前作で結ばれた二人がどうやって付き合っていくのか、楽しみでページを捲っていきましたが、なるほど今回はこういう話か……となりました。
内容は文句なしに面白かった。
でもそれはBLとしての面白さではなく、人がどうやって成長していくかということから目を離せないという意味での面白さだった。
スタンが過去のトラウマでどれほど傷ついているかもわかる。
桂人がどれだけ愛が深くて、優しいかもわかる。
でもいくらスタンが今のままの自分じゃダメだとか、ダメな自分を桂人に見られたくないからと言って、言っていいことと悪いことがあるし、あんなに酷いことを言ったのに「いつか完璧な自分になれたらまた桂人と一緒になりたかった」的なことを言っていたのには少なからずショックを受けました。
でもまぁ彼も17歳。言ったそばから後悔はしていたのでしょう。
とはいえ、内容のほぼ9割はもやもや、ジリジリという感情にさせられて、できればもっとスタンと桂人、二人の話が読みたかったし、今回は桂人の愛が深く大きかったからスタンと最後大団円でしたが、言ってしまえばあんなに自分勝手に桂人から離れようとしたスタンには一度痛い目を見て欲しかった、というかスカッとした気分にさせて欲しかった。
でもそもそもずっとスタンは一冊を通してずっと痛い目を見ていたといえば見ていたと思うので、桂人に一度でも拒絶されてしまったらもう二度と立ち直れなかったのでしょうから、それは仕方がないのかなとも思います。
シリーズ通してどれも神評価したくなるほどの面白さですが、今回は物足りなさを感じたので萌×2です。
ぐるぐるした場面ばかりが多く、その割に爽快感がないような。
とはいえ大好きなシリーズなので、次回作がまた出ればいいなと心から思います。
パブリックスクールシリーズで、新たなCPも読んでみたいです。
2作前のツバメと殉教者のスタン桂人CPの2作目のお話。前作でも親からの虐待に心に傷を負った2人の相互救済に泣けましたが、今作はそれを上回りました。
前作で相互救済したかに思えたものの、スタンは自分を虐待した母を許せず、そんな母が自死したときに喜んだ自分を許せないでいた。その贖罪から、スタンは"それなりの幸せ"があればいいと思っていた。そんな中、スタンの双子の兄アルバートは母親が死ぬ前のスタンを取り戻してほしいと母親の死後きちんと練習をしていなかったバイオリンを再開することを勧める。バイオリンを再開することに難色を示すものの、周囲からの策略で桂人を巻き込む形で再びバイオリンを手にするスタン。そしてバイオリンを再開するためには必要だと桂人に別れを告げる。
しかしいくら3年のブランクを埋めるための猛練習をしても、技術を高めるだけでは音楽に感情が乗らない演奏になってしまう。桂人はスタンが母親の死を乗り越えないとスタンの持つ感情豊かな演奏はできないと気付き、嫌われる覚悟で母親の死と向き合うよう強く迫り…というのが話の本筋ではありますが、それと並行して(というか絡み合って)本来の自身の寮ではないブルーネル寮で過ごさねばならなくなる桂人。
メンベラーズに見出され、ウェリントン寮で寮の運営の才覚を発揮した桂人は内部分裂をしているブルーネル寮の問題点をいち早く見つけ、ブルーネル寮が再び結束するための一石を投じる。
ここであらすじを書くだけでも話の主軸が2つあり、かなりのボリュームの今作(厚さは今までで一番だと思います!)。やはり今回の見どころはスタンが母の死を乗り越えられるのか、乗り越えるとしたらどのように乗り越えるのか、そしてスタンと桂人の未来はどうなるのか。一番泣いて感動したところは見どころに関するところなのであえてここでは言いませんが、自分が作り上げた居場所があれば、未知の場所でも真実を知ることも怖くないということ。いろんな表現で樋口先生が何度も何度も説いて下さっていて、心が洗われるようでした。
そして桂人をあえて内部崩壊しているブルーネル寮に送り込んだのはやはりメンベラーズでした。前作に引き続き、メンベラーズ、恐ろしい子。