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旅先で絶対よくないことが起こるな。というのは
タイトルを見ただけでも伝わりましたが、
思っていた以上にしっかり"事件"が起こる展開に釘付け。
ぐいぐい引き込まれて一気読みでした。
他の方たちも書かれていますがネタバレなしで読んだほうがよりストーリーに入り込めると思います。
でもお話自体がなかなか入り組んでいるので
もしも先に結末を知ってしまっても
ネタバレ部分を読みながら噛み砕いていく楽しさもあるのかなと感じました。
ただ、ミステリーとしては前のめりになるほど良かったけれど
あまりBLっぽくはなかったかな?という印象です。
というか、それほど恋愛要素を必要としないストーリーだった気もする。
とはいえ、ああいう状況で生まれた恋なのでドキドキできるところはしっかりあって、無理矢理感なく恋愛部分も楽しめました。
全体的にシリアスで重ためでしたが、ものすごく読み応えのあるお話でした。
Kindle Unlimitedにて読了。
ミステリーとBL要素がバランス良く、とても面白かった!
ネタバレなしに読むのがおすすめ。
おとなしい内気なタイプの受けがあまり好みでないので、最初は進みが悪かったのですが、コミュ強の攻めにも助けられw徐々にお話の世界へ…。
ライトミステリーではありますが、真実の背景は切なく悲しく考えさせられました。終盤にはご都合主義な面もありますが、全体的にとても楽しく読めたので神評価としています。重すぎないので、今後もまた折に触れて読み返したくなるミステリーBL!
真実が明らかになった後の受けは好きでした!幸せになれよ…
皆さんの書かれているように、オチは書かないとして…
ミステリー仕立ての恋愛小説として読むと、ちょっと違和感が残ります。というか、コレが男女ものだったとしてもそれなりに面白いんでは?と思ったからです。
それくらい、違和感なく物語が進んでいくんです。
登場人物の背景や設定、BLであることの意義?みたいなものが(最終的に受けと攻めはくっつくので、一応あるんですが)薄すぎて。
ちょっと安易に男性同士モノにしましたよ、という印象を持った作品でした。
瑞樹が男性である必然性、もしくは阿久津が男性である必然性、が欲しかったなと。
ミステリーものとして評判が良いようなので期待して手に取りましたが、真相にガッカリしました。以下個人的な辛口感想になります。
真夏の豪華リゾートツアーに参加したら、事件に巻き込まれて…というよくあるライトミステリーものです。参加したメンバー達は現実にもいそうなアクの強い人ばかりで、掛け合いは面白かったので、後半まで合間に入るソフトなBLではダレつつ、それでも事件の結末が気になって読み進めましたが、まさかこんなエンディングが待ち構えていたとは。。
途中過程で他のメンバーに比べて、主人公や恋人候補と思われる相手の影が薄かったり、クローズドサークルものや連続事件ものとしては緊迫感も無いところは気になったり、一部のキャラが意味深に匂わすシーンもありましたが、「まさかそんな展開では無いだろう…」とたかを括っていたら、そうだったので驚きました。展開が読めると、ミステリーとしての面白さは半減してしまって…。
真相はミステリー好きなら、どこかで見た設定のオンパレードだし、トリックはITで説明されると面白くないです。種明かしの全容に拍子抜けしました。
ミステリーとしての派手な手法が使用されるほど、作家さんの力量によって出来栄えが変わってくるなーと感じました。目新しさのないよく使われる手法でもあるので、余計に物足りなかったです。ミステリーを普段見ない、読まない人や苦手なライト層向けだと感じました。
作家さんが描きたかったであろうテーマも、社会問題提起に至るほどの重みや訴えかけられるものが感じられず、個人的な悲劇と戒めで終わってしまった印象が惜しかった。描き方次第では女性としてグッとくるものがあったと思うのに。。
コロナで夏のバカンスを楽しめなかったので、本格的ミステリーを味わいつつリゾート気分を…という夢から一気に覚めてしまいました。
BLもミステリーもどっちもどっち感があり、残念でした。
少数派かもしれませんが、本格的BLミステリーが読みたいです。
