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いやもうバーバラ先生のち〇び愛よ……!!
本文もさることながら、あとがきまで楽しいバーバラ作品。
今回はふつうっぽい男子が受けということで、奈良先生の描かれる表紙にも照れ照れのかわいらしい男子が。
攻めは若き2代目シャチョーさん。かっこいい変態♡
90パーセントくらい乳くりあってるシーンで、あれ、これどこで両思い完遂?と不安になりつつ、最後の1割で無事着地。
実体験少ない受けが椅子にくくりつけられちゃったりお道具多用されたり。
The 先っちょエンターテイメント!
ずっと乳首です。
受けが「社長は俺の陥没乳首しか見てないのかな。陥没乳首じゃなくなったら見捨てられるのかな」ってうじうじするのがギャグっぽくて、萌えまでたどり着かなかった。
攻めも攻めで「乳首が目的じゃない。乳首の持ち主にも夢中だ」って陥没乳首にハマった理由から固執する理由まで、うーん……って感じ。
Unlimitedにあったから読んだのですが、単に乳首責めが自分の趣味じゃなかったから、刺さらなかったんだと思います。
絵は綺麗です。
最近の奈良千春さんの表紙イラストって人物は引き気味で背景の色をしっかり塗り込んだスタイリッシュ・アートな雰囲気が多かったので(そっちも大好きです)BLっぽく受け攻め2人がアップ気味な表紙が久しぶりで珍しいと思って表紙買いしました。受けは乳首になんか結ばれててエロいし(笑)
内容はエロいシンデレラストーリーというか、大真面目なコメディータッチという感じで面白かったです。会社社長の王子様(攻め)が探していたのは受けのガラスの靴ならぬ「陥没乳首」でしたっていうね。探し求めていた乳首にエロ動画で再会するなんて…設定が面白すぎです。
受けも深く考えずに乳首触らせるくらいならいいかーってノリだったのにいつのまにか恋に落ちていました。最初はお金目当てだったのにね。なんだかんだで流されすぎ。でもいいの。楽しいから。それがBLだから。攻めが真面目で誠実な人なのにちょうどいい変態具合なのがツボにはまりました。
男の人が乳首を攻められるのが大好きな人には超おすすめです。乳首吸引器?とか色んなアイテム出てきますよ。
バーバラ先生×奈良先生×ラヴァーズさんというエッロエロを求めている時には絶対外さない組合せ。しかもこのタイトル…陥没乳首ものということで、もうウキウキで読みましたが、結果大満足!
冒頭、受けが縛られてお道具で乳首を責められている姿を動画で配信…というインパクトのあるシーンから始まって、そういう話なの?とちょっと身構えたものの、受けを二百万で買った攻めは、そんな無粋なことはしないのだ。
秘書としてそばに置き、たまに「癒してくれ…」と受けの陥没乳首をほじくり出し、ひたすら愛でる。度を越えたお金持ちゆえ、うまく人間関係が築けなくなってしまった攻めは、言葉も態度も不器用。だけど、受けの乳首への愛がすごい!
変態じみてはいるんだけど、その溺愛ぶりがだんだん微笑ましく、可愛く思えてくる。
そんな攻めが、なぜ受けの陥没乳首にそこまで執着するのか、ということもきちんと理由があって。「俺の陥没乳首だけが目的なのでは?」という受けのモヤモヤにもちゃんと応えてくれる。
「陥没乳首なら誰でもいい訳じゃない」「君じゃないと」ということを攻めがちゃんと伝えたことに、なんだかホッコリした気持ちになってしまい…。
こういう、変な性癖の持ち主、人間的に不器用、なのに実はピュアで一途な攻めっていいなあ。ストーリーはほぼエロなのに、読後、癒された気持ちになっちゃった。
この作家さんならではの、ねちねち延々と続く乳首責め描写は相変わらず圧巻。一つ一つのシーンが長くて濃厚なので、何も考えずにヤラシイの読みたいわーという気分の時にオススメ。奈良先生のイラストも、キャラのイメージぴったりで堪能しました。
バーバラさんの『陥没乳首もの』です♡。
しばらくこのお題で書いてくださらなかったので「もうバーバラさんの中でブームが去ってしまったのかしら?」と思っていたんですけれど……むふふ、もう、大好きっ♡。
あとね、大好きな奈良画伯が良いお仕事をされていると思ったんですよ。
昭博の垂れ目がね、溜まらんかった。
垂れ目の男の人ってエロいですよね。そのくせ人が良い感じが漏れ出している造形……すばらしい。
しかし、この出版社あらすじはあまりにもそっけないですよね。
確かに『バーバラさんの陥没乳首もの』っていったら固定客がいるだろうけど。
でも、導入部くらいは知りたいですよねぇ。
お話はいきなりエロい動画配信から始まります。
上半身裸の昭博が目隠し・手首拘束で陥没乳首を嬲られて達っちゃうまでの動画。これ、コメントと投げ銭が出来るサイトで週に1回、1年以上行われています。
なんでこんなことになっちゃったかと言えば、学費の借金を返済するため。大学3年の時に世界恐慌(ここ、ちょっと怖かった。今、そんな感じのことが言われてますものね)のあおりで実家が商売をたたみ、おまけにケガまでしてしまって借金せざるを得なかったんですよ。
最初は「そんな動画、見る人はいない」と思っていた昭博なんですけれど、世の中の陥没乳首ファンをなめるな、って具合で投げ銭が200万円程度に達したその日、10万円の投げ銭が投下されます。投げ主は昭博に会うことを所望。サイトを運営していた学生時代のバイト先店長は、なんと、サイトの運営権自体をこの人に売っぱらってしまうのです。
恐る恐るその相手に会いに行った昭博は、彼が大手通信会社の社長で、中学時代に駅のホームで具合を悪くしていた時に手を貸したことのある瀬川だということを知ります。
瀬川はその際に目撃した昭博の陥没乳首に心を奪われた様子。失業中の昭博を自分の秘書として雇うことを提案します。ただし、乳首を愛でさせることが条件で。
納得した昭博は瀬川の下で働き始めますが、動画配信によって開発された乳首をいたずらされるにつけ、だんだん悲しくなって来ます。「社長が好きなのは自分ではなくて自分の乳首だけ……」一生懸命仕事して、今の身分をありがたいと思いつつ、満たされなさが徐々に膨らんできてしまう昭博くんの運命や如何に?
あ、すみません。長くなっちゃった。
すじだけ書けばこんな感じなんですけれども、私が好きなのはこの不運な昭博くんに悲壮感がない事なんですね。
彼、頑張るのよ。仕事だけじゃなくてエロいことも(笑)。
この手のエロくて、でも女性的じゃなくて、そんでもって『いじらし可愛い』キャラクターを書かせると、バーバラさんは天才的だと思う。
「瀬川が変態なんじゃない。昭博が周りを変態チックにさせているんだ!」なんて、性犯罪者の間違った発言のごときことを言いたくなるほど。
昭博くんはなかなか酷いことをされちゃっていますが、それでも、笑えちゃうんだな……この感覚、なんて言ったら良いんだろう?
とにかく、幸せになれるのよ、読むと。
陥没乳首を持つおっとり男子、バンザイ!