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色々思うことはありますが(悪い意味ではなく)ひとまず、琴音くん お尻大丈夫?
一言で言って「愛は世界を救う」です。腐男子くんの愛と欲望と当たり前の罪悪感が一組のカップル(夫婦?)を救いました。前作からぼんやり思っていたのですが、まさかここまでじんわり感動させられるとは。
元々人外ものは好んで読みません。猫耳♪うさ耳♪尻尾♪♪♪みたいなのは何か流れで読んだりしてたんですど、ここまでガッツリな異形ものは初心者な私です。が、すっかりハマりこんでしまいました。
明らかに人ではない下半身、しかも今回はしっかり異種姦(!)状態のシーンが入ります。それでも全く抵抗が無くてとても不思議です。描写はわりと激しめに描かれる藤咲先生ですが、このシーンはとても印象的でした。神聖さすら滲みでいる……愛だなあ……なんて思ってしまった。
前作は「目が覚めたら異世界でした」から「異世界で神様と夫婦になりました」までのお話でしたが、今回は一冊まるっと2人の愛と葛藤のお話。
結論から言うと、「そうして2人は子供を授かり、幸せな家庭を築くのでした」になります。その過程で琴音くんのお尻がとうとう凪の双竜を……となりまして、冒頭の言葉は自然と頭に浮かんでは消え、浮かんでは消え……でも、そこに愛はあります。心配ご無用。
琴音くんによる腐男子ならではの冴え渡るツッコミ、鋭すぎる勘、フラグ建設がまた作品を明快に翻訳してくれているように思います。本筋は途中からわりとシリアスに進んで行くものの、琴音くんの心の声や考え方のお陰で重さの中にも軽さとクスッとした笑い所を与えてくれる。だからこそ、凪と真剣に向き合おうとして罪悪感を感じる場面は胸に刺さるし、凪の与える言葉に救われた。
シリーズを通してシリアス、笑い、エロ、のバランスが驚くほど整っていて、あからさまに嫌な奴とか、ライバルとかも特にいないのに、2人の関係性がさらに深くなったと実感出来るのは凄いことです。
今作から登場した元青龍と御子のカップルも最初こそ不穏ではあったものの、最終的に泣き所はこの2人がかっさらっていくという。
キャラクターの、生い立ちという名の肉付けが非常に上手い作家様なのだと思います。だからこそ、まだ素性があまり詳しく出ていない玄武や白虎、そして最後チラッと姿を見せた朱雀らのことも気になる。
一貫して凪からの溺愛が心地良く、ブレない琴音くんに癒され、そして相思相愛っぷりが愛おしい。そんな2巻でした。
前作に引き続き、凪に溺愛されている琴音。ちゃんと恋している姿を、愛されている凪によかったねえと声をかけたくなります。
今作では、更に濃厚に詰め込まれたBLな何でもありな世界を堪能できます。人外は序の口。ちょっと!それもありなんですか?ってのもあって、苦手な人もいるかもしれなあと思いました。
やっと見られた二輪刺しが、真っ白なのがザンネン…でも、愛はたくさん詰め込まれていました。詰め込まれた結果、新たな命も。次巻がたのしみです。
一腐男子だった琴音が異世界に召喚され、受けとして覚醒しちゃうお話しの続編。
白虎編かと思いきや凪と琴音メインでお話しは進みます。
凪の攻め力と琴音への溺愛度は増し増しで、凪の発情期や新婚旅行、元青龍・飛龍とその御子・浅葱も登場したり、凪と琴音が入れ替わっちゃったり…、と内容が盛り沢山。
藤咲先生の描かれる人外は超人外というか、とにかくいろいろ規格外で、期待以上の出来事が目まぐるしく起こり、どんどんと展開していくので、楽しすぎてあっという間に読んでしまいました。
浅葱との魂の入れ替えの件もそんな解決しちゃうの!?という腐男子の琴音ならではのさすがな方法でまとめるし、凪との絆の深まり方にもジーンとさせられて。
そして、二輪挿し…!描写は修正のせいもありちょっとわかりにくかったんですけど、琴音ならイケると思っていました〜!
激しくまぐわうふたりももちろんイイのですが、凪のしっぽ(膝の位置)に琴音がちょこんと座って話しているのもほっこりと可愛らしくて好きです。
登場人物が多いのですが、みんなキャラ立ちがハンパなくメインはれちゃうレベルなので、続編に四神獣の誰が来てもウェルカムです。
壮大な腐男子ファンタジー、これからも楽しみにしています。
前巻より5000億くらい甘いです..!
凪琴のラブとエロが溢れてて、嗚呼これぞBL!!
蜜月BL読んでんな〜〜〜!って思いました♡
前巻で二輪刺しフラグを見事回収しています!
思わずググッちゃいましたよね..本物のブツを(笑)
そうか〜こんなの咥え込むなんてエッチな琴音くん
..なんてニヤニヤできちゃうので、
抵抗ない淑女の皆様ググッてみるのもありです。
凪くんがなぜ青龍になったのか、
そして前任の方たちのお話がめちゃめちゃ
感動して目頭が熱くなりました。
龍みが強くなっているのと、色々ありリバ的な
描写もでてくるので好みが別れていきそうですが
私はお気に入りの作品です!!
作家買い。
藤咲さんと言えば人外。
ええ―?という設定を、力業でごり押ししてしまうのが藤咲さんならではか(褒めてます)。
汁気たっぷりのドエロでハードな濡れ場に目を引かれますが、そこに描いているのは紛れもなく深い愛情で、だからこそ萌えがどこまでもついてくる。ぶっちぎりのエロ、に見えて、それだけではないのが素晴らしいのです。
2巻目ということで呉さんメインのお話かと思いきや、凪×琴音のあれやこれやから始まり、1巻で謎だった青龍の存在が明らかになったり、入れ替わりがあったりと盛りだくさん。盛りだくさんでありながらきちんとストーリーがつながり、伏線をきっちりと回収しつつ進むストーリーでめっちゃ面白かった。
が、いろいろあった2巻で、個人的に一番萌えたのが蛙くんことジルの存在。
ジルが凪に尽くす理由、琴音を大切にしてくれる理由、そして凪とジルの過去。
めっちゃ良かった…。
藤咲作品の、エロと、コミカルと、シリアスと、そして深い愛情(恋愛的な意味だけではなく)と。
この絶妙なバランスに、いつもKOされてしまうのです。
大好きなお話なのでまだまだ続くようでうれしい限り。
琴音ちゃんのお尻が無事だといいけれど☆
続編を、正座してお待ちしております。