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表題作ロマンチック・ラメント

伴煌臣
α,大学生
藍沢旭
Ω,大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし(描き下ろし)

あらすじ

もう二度とαなんて好きにならない…そう誓ったはずなのに――

3年付き合って番の約束までした恋人に運命の番が現れ、捨てられた旭は、クラブで元彼にそっくりな煌臣と出会う。泥酔とフェロモンの暴走で関係を持ってしまった旭。ホテルから逃げ帰るも、実は煌臣は同じ大学の先輩で、しかも元彼の双子の弟だった。迷惑料として煌臣が旭に要求したのは“恋人のフリ”。最悪な第一印象とは裏腹に、強引だけど優しい煌臣に心が揺れ動く旭だが――?

作品情報

作品名
ロマンチック・ラメント
著者
左藤さなゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796414043
4.3

(304)

(168)

萌々

(86)

(33)

中立

(12)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
37
得点
1295
評価数
304
平均
4.3 / 5
神率
55.3%

レビュー投稿数37

こんなオメガバース!

オメガバースでも新しいお話でした。

運命に従うか諦めるか抗うか。
受けの旭が切なくて。そりゃ引きずるよね。

しかも攻めは元カレの一卵性の双子。

攻めは実は…ってのが良かったですね。
だからあんなに思い出の上書きをしてくれたのかな?

も〜最初に恋人のフリって言うから。こんなにあちこち連れてってくれて楽しくて好きになっていいんだよ?旭。素直になって!怖がらないで!

はち合わせのシーンはすごかったです。最初の方で攻めが言った通りですね。諦めない抗う。良かったです。お幸せに。

0

運命に囚われない愛の話

オメガバースって「運命の番」だから惹かれ合う2人...、みたいなお話が多いけど、この作品は「運命の番」ではないけれど、運命というものに抗ってでも貴方を愛したい という少し珍しいオメガバース。
前までは「運命の番」という運命という奇跡で出会うオメガバばかり読んでいたけれど、この作品を読んで初めて「運命の番」というものの見方が変わった気がした。運命じゃなくても恋心を抱いてしまえば惹かれ合うし、惹かれ合うからこそ、運命というものが辛く酷いものだと思えてしまう。それでも人生を共にしようと運命に抗うふたりが美しいし儚く尊い。そんなお話でした。

0

運命とは残酷

愛し合っていた恋人が運命と出会ってしまい、別れることになった主人公が、元恋人の双子の兄と出会って……というストーリー。

本当に運命って残酷!!
1人目の恋人の誠臣は運命と出会った瞬間、手を離してしまうのだけど、煌臣は運命と出会ったとき、旭が恐怖で手を離そうとするのにも関わらず、ぎゅっと手を握るんですよ!!
その対照的な描写に泣いてしまいました。

旭は運命に誠臣を奪われてしまい、可哀想だと思うのですが、1番可哀想なのは、誠臣と煌臣の運命である満留ではないでしょうか(満留は旭の幼なじみ)結果的に、幼なじみの恋人を奪い、新しい恋人との関係を乱してしまった。おまけに誠臣とは結局、番を解除の方向……。
すごくせつないです。
誠臣と満留も幸せになるスピンオフが読みたいです!

0

切なさと苦しさの先の壮絶な愛の営みに感動

二十歳の誕生日の初酒で酔っぱらい、クラブで元彼そっくりの男性と出会い、吐く、絡む、フェロモン暴走で壮絶な一夜を過ごし、覚めたら、ちゃんと緊急特効薬を使ったあとがあり、相手がシャワー中なのをいいことにホテルから逃走してしまうという、なかなかダメな言動をしたΩの旭。
置き忘れた身分証を届けに来たのが元彼と同じ顔の煌臣、双子の弟だと明かされ、お詫びに何でもしてくれるなら虫よけのために交際してるふりを、と迫られます。
どっちもよくわからない思考の2人。
なかなか不穏な始まりでハラハラします。

運命の番、運命、を絶対であり抗えないと思っている旭と、正体のはっきりしないものに自分の人生を左右されたくない煌臣。
煌臣のいうこともわかるけど、目の前で恋人が運命の相手を抱きしめる様子を見てし合った旭の気持ちも痛いほどわかります。

虫よけの恋人のふりと言われて、自分にも言い聞かせながらも煌臣にひかれていってしまう旭が切ないです。
煌臣は、かっこいいけれど言葉足らずなところがあるのがじれったいです。

お互いを想っているのに両想いになれないのは運命に対する考えの違い。
さらに旭はまたもや運命の番に出会ってしまった恋人を目にしてしまうことになります。
人生で2度もそんな目に遭うなんて旭がかわいそうすぎる。
でも、その運命の相手と出会ってしまったときの双子のαの反応の違いにあとから気づかされ、ようやく全身で煌臣のことを向くことができるようになります。

恋愛と運命ってどんな世界、設定でもあるものだと思いますが、オメガバースの運命は、抗えない度が高いので、切なさが増します。
特に今作は独自設定がよりその切なさを増しています。
切なさと苦しさの先の壮絶な愛の営みにとても感動しました。

描き下ろしの誕生日&発情期の話はすごくあまあまで癒されます。

0

オメガバの主要要素が網羅されているので、オメガバ読み始めの方にもオメガバ好きのかたにもおすすめです!

新刊の表紙に惹かれて「ロマンチック・エレジー1巻」から読み始めてしまって、あれ?何かこれは違うかも知れない・・・と改めて諸々確認し、先ずはこちらから読むべきだった事を把握して「エレジー」を一旦中断して腰を据えて読み始めました(笑)

今週末はオメガバ漬けになりそうです♡
でも3連休だからシリーズものもゆっくり読めて幸せです

改めてこの始まりの1巻ですが、オメガバの「運命の番」という設定をすごく効果的に取り込んでいて読み応えがあってとっても良かったです!!
特に攻めの煌臣のマインドが超絶イケメンでした♡
見た目とかも勿論イケメンさんですが、彼は完全に内面もイケメンさんでその上本当に「愛が深い…!!」

帯で煌臣の事を「Ω嫌いのリアリスト」って紹介してますが、よっぽど煌臣の方がロマンチストだと思いました(*´▽`*)

すごく綺麗にまとまった巻でしたが、続きがあるって事は・・・
続きで「エレジー」に繋がる人物が登場するんでしょうかね???

楽しみです!
すごく読み易くってオメガバ要素が満たされた1冊なのでオメガバ読み始めの方とかにもおすすめだと思います

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