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表題作プリフェクトの箱庭 2

東院 月人
生徒代表,東院家子息
佐倉 澪斗
編入生

その他の収録作品

  • 2度目の朝(描き下ろし)

あらすじ

たとえ身分違いの恋であっても

良家の子息達が通う全寮制学校・ロイストン学院。 そこに通う編入生の佐倉 澪斗は生徒総代の東院 月人の指導生に指名される。
学院中の敬愛を一身にうける月人は、澪斗の影響により少しずつ"神"ではなく、
"ひとりの人間"として澪斗と接することを覚えてゆく。
そんな月人の変化を嬉しく感じていた澪斗。
しかしそんな澪斗の前に、月人の婚約者が現れ、
この学院から出て行けと言われてしまいーー?
澪斗も自分の気持ちに気づき始める待望の第2巻!

作品情報

作品名
プリフェクトの箱庭 2
著者
左藤さなゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
Tulle Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784861238666
4.5

(157)

(103)

萌々

(40)

(10)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
708
評価数
157
平均
4.5 / 5
神率
65.6%

レビュー投稿数12

東院月人という存在

月人がこうなのは、月人の母が病んでいて月人を神様に仕立てあげようとした結果なんだと知りました。
月人に心がないのではなく、情操教育してもらえなかったせいなんじゃないかなと思う。
母が病んでいるが為の行いではあるのだけど、やっぱりどこか宗教っぽいです。
周りの人間にも恵まれなくて、勝手に崇拝されてしまうから、心を通わせられる人がいなかったせいもあるんだろうなと。
澪斗と過ごすことでやっと月人の心が動き出します。

月人の婚約者が登場するんですが、胸糞で...。
母といい婚約者といい、出てくる女キャラが厄介。
こういうキャラは1人でお腹いっぱいだよ...と思うんですが、母と婚約者は似ているという設定なので致し方ない。
友人だと思っていた子まで崇拝者で...なんなんだろう、御曹司で天才でルックスもよくていつも笑顔が美しかったらこんな風に崇拝してしまうものなんだろうか...。
憧れはするかもしれないけど、“神様”は行き過ぎていないか。
普通じゃない人ばかりの空間で異様な物を見せられている気分。

あと、月人と澪斗は今巻で両思いになって同意では初セッするんですが、おめでとうなんだけどモヤついてしまって。
月人って学院の信者たちにはゴムを要求していたけど、澪斗にはずっと中出しですよね。
大事な人こそちゃんとしてあげてほしいなと思ってしまうんですが、それが余裕のなさで本命の証ってことなのかな...。
澪斗も特に気にしてなさそうなんだけど、それでいいんだろうか...。
気になってしまって萌えられず。

シーモア→白抜き

0

明かされる過去

2巻は月人の幼い頃からどのように育てられたのか、そして澪斗の父親との関係が新たに説明されます。
月人がいかにして今の月人になってしまったのか…。人ではなく「神」として自らもそう思わざるを得ない状況には彼の壮絶な生い立ちに同情せざるを得ません。
そんな彼の中で如何に澪斗の存在が大きくなっていたのかがよく伝わります。

澪斗が月人に対してまるで何も分からない小さい子を全て受け入れるかのような気持ちの大きさを感じました。

そんな中で発生した月人の婚約者問題。月人への気持ちを自覚した澪斗がとてもとても可愛かったです。そして、月人の澪斗以外への冷徹さがたまりませんでした。
二人の穏やかな時間が見れて良かったです。
電子白塗り

0

昭和的メロドラマ

家柄、階級、精神的に不安でヒステリックな母、ねたみ、いびり、親が決めた婚約者、思い込みが激しすぎるキャラ…とことん昭和的メロドラマな世界。それでもおもしろければ全然いいのですが、様式だけという感じがちょっと…です。

祖母と母の、命、死の扱いが軽い。
月人視点だからそうなるんでしょうけれども。
月人が自分は神だとトンデモ発言する理由がわかりました。
だからってレイプするんですね。
された方も許さないと言いながら親しく接する。結局好きだから。
月人も佐倉も特別な存在。
月人が佐倉をとじこめたい、独占したいと思うのは何もかも信用していないからなんじゃないのと感じてしまいました。
愛ってことなんでしょうけど。
神さまお人形だった月人が心を持ち始めるのはいいですね。
それが庶民の普通の価値観を持った佐倉だからできるというのはわかります。

0

私の心が凪

3巻ドラマCD特装版が出たので1〜3まで大人買い。特装版で手に入れました。
1巻で全くハマらず2巻に突入。
月人の過去が明かされ、なぜ澪斗に執着しているのかの謎が明かされます。
さらに、月人の婚約者と1巻で嫌がらせをしてきていた真の犯人が誰か判明。

なーんか、初めて読んだ気がしないあるある話なんだよね。つまんない。
よくあるネタでも面白く読める作品もあります。
その場合はキャラの魅力があったり、どこか説得力があったり、エロシーンが素敵だったりと何処かしらその作品ならではな部分がある。
けども、この作品には感じないんだ、私は。

1巻での行為は無理やり犯した上で監禁。
2巻では2人の思いが通じ合った上での行為。
一冊につきエロは1シーンだけなのですね。
で、描き下ろしでこの時の補足をするのがお決まりなのかな?

特装版小冊子読みました。
漫画部分は、特別感感じる物なかったな。萌〜がある訳でもないし、本編となんら変わりがない。
澪斗と、出会ってから性的ご奉仕したいと慕ってくる下級生達に塩対応になって、お前変わったよね〜って花菱がつくづく思ってるというお話。

それプラス学院構内図とキャラ設定集
こっちの方が面白かった。
月人ってギフテッドなの???
ビックリしました。

あれ?低評価の人いない?私だけだわ。
そんな人は1巻の時点で回れ右したのかな?
でも、3巻も買ってるから読みます。

1

閉じ込めたい気持ち

2巻では、月人の昔のお話から話が始まります。
何故月人が神になったのか、澪斗の父親との関係、
澪斗への気持ちなどが明らかになりました。
読んでて悲しかったです。
実の母がこんな…。

過去の話から、月人の婚約者まで出てきて
どうなってしまうのか!?と思ったけど
身体だけじゃなくて、ちゃん心から月人と澪斗が結ばれてよかったです。

ちゃんと澪斗のことを考えて、閉じ込めたい気持ちを抑える月人に胸がぎゅっとしました。
今までだったら絶対に閉じ込めてただろうに…。

3巻でどうなるのかすごく楽しみです(*´ω`*)

0

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