電子限定おまけ付き
「獣」シリーズ新作降臨!
しかも、私の好きな「大郷xカオル編」じゃないですか。嬉しいですね〜。
ところで。
「獣」シリーズ。ハードルが高すぎですよね。
タイトルが統一されてなくて、本作がシリーズの20作目。
何も知らずに買ってしまったアナタ、どうします?
…って感じで。
かくいう私もシリーズ18作目の「気高き獣のテリトリー」を読んでからの遡り派ですので、今更読めない派の気持ち、わかりすぎるほどわかるのだ。その上で。
コレを読んだ以上は遡れ!シリーズ全て読め!読む価値はある!
ですね。うん、それしかない。
さて、この「獣」シリーズ。
メインは藤堂グループの西條x一輝CPだけど、派生CPがいます。
それがこちらの「大郷xカオル」。
私はこちらのCPの方が好きなので、今回の新作は非常に嬉しい。
そして、本作は前作の「ストイックな獣の饗宴」のカオル視点版です。
だから、両作品を一緒に読むのがおすすめ。
大郷がいないとダメになってしまう女王様受け・カオル。
それをよくわかっていて難しいカオルを包む包容力攻め・大郷。
この2人はほんとにベストマッチングなストロングカップル。
特に大郷のスパダリぶりが際立って素晴らしい…
蛇足ながら、「獣」シリーズの中での大郷xカオル編を抜き出しておきます。
2003年「…ヴァージンラブ。」にはじまって、
「…純愛の青年」
「メンズ・ラヴ」
「エロティックにこじ開けて」
そして本作「男の密会はベッドの中で」です。
こちら買い逃してた事を知り慌てて購入して読みました。
内容としては「ストイックな獣の饗宴」のお話の裏側です。千春がマーキュリー日本支社の一輝に対する扱いが不満で、大郷とコンタクトを取るべく苛ついていたあのお話の別視点でした。
あの時に雲隠れしていた大郷に会えず、どれだけカオルが追い詰められたかが分かります。そして千春の恐ろしいほどの観察力まで…。
何というか、今回は大郷が小さく思えてしまいました。アソコは大きいけどw。
カオルがフェラする大郷のモノが冗談みたいに巨大で笑えました。お約束だとはいえあんなのが入って無事なカオルがバケモノだと思ってしまいました。
そして今作でもチラッと千春のあのパンツが見れました。あれが出て来ないと「獣シリーズ」のような気がしません。
シリーズ物だと知らずに購入して、随分経ちますが・・・。
読み返す度に、他の巻もと思ってはいたが・・・さすがに、多すぎて〜今はこの1冊で留めておこう。
あとがきに、物語がスタートして20年、20作目との事で。とても歴史がある〜人気作品。
初の作家さんでしたが、面白かった。
大郷とカオルカップルのストーリーだったけど、続き物だからやっぱり他の巻読んだ方がストーリーの全体が見えるね。
藤崎こう先生、大病された旨の記載がありましたが、新作楽しみにしています。