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タイトルを見て、これは千春x一輝の甘々な所を見せつけられる作品なんだろうな~という程度の心構えで読み始めたのですが…甘かった(汗)。
千春が危険な男だということを失念しておりました…。
一輝もバイトとはいえ、千春あるいは父親の身近で徐々に会社の仕事をするようになってだんだん成長してきているのを感じます。
しかし、今回教育係としてやってきた陣に対しては敵意丸出しで、陣から見ればほんとに扱いに困るガキでしたね(笑)。
きっと自分と千春をひき離す動きや人物に対しては、獣のような臭覚で一瞬にして感じるんでしょうね。
千春も千春なら、一輝も流石千春が惚れこんでいる男だと思います。
その千春ですが、今回は以前に一輝を絞め殺そうとしたときよりもなにか不気味なものを感じました…。
千春の思惑が終盤まで読めなくて、読んでいる方としても不安を感じましたが…なんか普通の人間が考える常識をもう超えてます(いや、最初から超えているのか、この男は 笑)。
恐るべし、千春!(笑)。
でもそういう限界まで思いつめた千春を見て萌を感じるのだから、私も結構イカレてしまっているのか…。
今まで読んできた獣シリーズの中では萌え度が一番高かったです。
相変わらずな千春×一輝
一輝に対して、いつまでも仕事を教えようとしない社長が取った行動とは。
過去、千春のライバルだった陣を呼び出し一輝の教育係に。
すれ違いが続く中で千春がまたもや情緒不安定。
あらら、今度は監禁ですか(^^;)
まぁ首絞めて殺そうとしてるよりはましか(笑)
そして陣の方はといえば、一輝の教育係とはこれまた大変だ…
最終的には千春と2人で一輝の教育係ということに収まったけれど、
…千春と一輝の両方から威嚇、ご苦労様です陣。
それにしても、どんどん良い男が増えてきて読んでて飽きないvv
もう最終巻になるまでいい続ける、本当好きだわvv
藤崎先生の「獣」シリーズ、第8作目。
今回は、千春×一輝がメインカップルのお話です。
藤堂グループでどんどん力をつけていく千春と御曹司の一輝。
二人の意思とは無関係に、変化していく状況の中、
千春が、一輝切れで暴走してしまいます。
千春の愛情は、狂気の域に達していますね。
そして、どこまでも真っ直ぐ千春を見つめ、どんな状況になっても
受け止めようとする一輝も、同じようにイカれてしまっているのでしょう。
とにかく濃い二人です。たまりませんっ。
千春の絶倫っぷりも是非ご堪能下さい(笑)
それにしてもこのシリーズは、勢いが衰えません。
まだまだ楽しませてくれそうなので、次回作も期待大です♪
シリーズ八作目。
千春の愛と性欲の底無しっぷり、もうびっくりを通り越して笑えてきました。笑うしかない。
『獣は愛で、癒される。』で、微妙にマンネリズムを感じたんですが、ここにきてそれが打破されてしまうとは。藤崎こうさん、さらに千春を壊してきましたwもう狂人と紙一重って領域です。すげぇよ。
どんな執着?どんな愛?常人には理解不可能です。
気をうしなってる相手を連日朝まで犯し続けるってアンタ、私なら絶対こんな男ヤダー!!
でも一輝はそんな千春のことが大好きなのだ。
いったい何が不安なのか、何を焦ってるのか、きっと千春本人にも自己分析できてないんだろうな。あるいはできすぎるほどできているのか。
その他のことに関しては頭がよくて理性的なぶん、一輝に対する感情の深さのみが千春の中で異質で、その唯一の異質さが心の殆ど全てを占めているという状態で。
まさに獣です。
一輝ガンガレ。
西條パパとの確執に振り回されながらも一輝の誤解も解け、理性が緩んでしまったのか、5日も有休を取ってしまった千春。
その間、第一秘書室の仕事を引き受けることになったカオルの苦情をニヤニヤと聞いてしまいました。
仕事の遅れを取り戻すまではと一輝にキスしか許されず、執拗に仕掛ける姿が必死過ぎて千春の執着をより強く感じられるようになります。
そんな中知らされる千春の女性遍歴。
あまりの手当たり次第さに一輝が何も言わずに言葉を飲み込んだのは千春にとってかなりのプレッシャーになったのではと推察。
一輝からの連絡をただ待ち続ける千春の姿に、西條千春の世界がどれほど暗く孤独なのかを思い知ることになりました。
ここに来てというかようやくというのか。
千春の都合と藤堂パパの都合がぶつかり、一輝の管理、今後の教育方針を巡って新たな男、陣京太郎が登場。
陣の感じ悪さに一輝同様厳しい眼差しを向けてしまい好意的に見ることができません。
すれ違う2人にはらはらしていましたが、案の定千春の独占欲が暴走し、その都度一輝の許しに掬い上げられる。
気づけば一輝の言葉にのせられて、箍を外した千春を見てみたい。
そんな怖いもの知らずな興味も湧いてくる始末ににんまりしてしまいます。