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学くんのようなウジウジした自分に取り柄が無いって思ってる真面目なネコとイケメン・ヤリチンなタチの話って好きです。
真面目な子が、慣れてる風を装って必死に誘うとか…
嫉妬してても素直に言えず、影で涙目になりながらへの字口で耐えてるシーンとか…
藤崎せんせいのそうゆう描写が好物です。
イアンの元セフレのかおるは本編だと嫌いじゃないんですが…この作品では嫌みな感じでイマイチです(学くんに感情移入しちゃってるからでしょうが…)
それにしても惚れている相手が他の相手としたSEXの後処理なんて…切なすぎる…
よく耐えたね…学くん…幸せになってほしいです☆
まだレビューしてなかったのか、これ・・・
とにかく次から次へとベッドに誰かを誘い込んでは遊び倒すイアンに対して、相手(おそらくワンナイトラブだろう・・・)を追い出しては仕事に追い立てる学はカタマジメであるがゆえに、恐らくじりじりとイアンに対して愛しながらも嫉妬するわけで。
とうとう遊び場に踏み込んで公私ともにイアンを縛り?にかかるわけですよ。
うまいこと結ばれるところまでは行ったけどそれは近くて便利だからなのか、それともそれ以上期待していいのか学にはさっぱりわからないわけです。
でも取り敢えず「他の男をイアンに近づけない」ために頑張るし、そういう学にイアンは確実にほだされるし最終的には彼なりに愛してることはちゃんと行動には示してます。
例えばもともとセフレ?であったカオルとの現在の関係とか。
そこを綺麗に紐解けばお互いどういう感情をもって愛し合ってるのかはわかるんですがそこまでのはらはら具合が尋常ないわけです。
今まで一途に誰かを愛したことのないイアンには嫉妬とかそういう感情があることも自分も持てることも分からなかったし、
学にもそういうプレイボーイが自分にしっかりロックオンできるとはおもっちゃおらんわけで。だから常に無理をする。
骨太なセックスシーン(藤崎さんの作品は受けもしっかり男だと思う)の間に挟まるいろんな感情のもつれっぷりが何度読み返しても美味しい本です。
特に最後のイアンの告白シーンが心に来ます。
「獣」シリーズ7作目。
シリーズ5作目の「…純愛の青年」にて、カオルのアメリカ時代のセフレとして登場した「イアン」のターンで、番外編的な1篇です。
イアン・エヴァンス、32才。コスメ関連企業の社長。
時間軸は「純愛〜」の後。
カオルは大郷に恋をして、イアンのセフレ復縁をきっぱり御断り。だけどイアンは未練が残っているのか、一夜限りの遊び相手に日本人ばかり選んでいる。
毎朝情事の後片付けをしているのが、イアンの秘書である日本人の真田学(さなだ まなぶ)。
ただし、学は実はイアンに片想いしていて、そんな現状はもう限界だった。
毎晩違う相手の遊びなら自分でもいいじゃないか…
慣れたふりをしてイアンを誘い、身体だけではあるけれど想いを遂げるのです。
イアンは勿論学の本気の恋心を知りません。
そんな時、エヴァンス社の取引担当の西條千春の代理として、あの桐嶋カオルがやってくる…!
この作品でのカオルは性格悪く描かれています。当時から学がイアンに片想いしている事を見破って、それなのに目の前でイアンとのセックスを見せつけたりしてたんですよね。
しかも学本人がその想いを未だ隠しているのに、カオルが勝手にイアンに喋るんです。
イアンは驚いて、言ってくれればいいのにみたいな軽い応対。
遂に学は秘書を辞めたい、と申し出る…
「不憫」です…!
イアンは学に去られていかに大切だったかを知る、というお決まり的展開があって、学の秘書復活と、Hの相手は学固定という事に収まります。
でもこれもヒドいですよね。「恋人」ではない、というこの状態に学は次第に弱っていきます。
いつまでもそばにいたいから、イアンの要求には何でも応じる。そこに心の対等性はありません。
そしてまたカオル登場です。
イアンが毎回3人での食事に誘うんです。全く悪気が無いところが非常に残酷。
その上カオルの意地悪も炸裂で、よくこんなつまらない子に手を出したね、なんて言う。
何でもしてくれるからね、とイアン。
学の前で、なのに学の存在が無いみたいに。
また劣等感に押し潰される学は、カオルを追ってきた大郷をそれと知らず誘います。
他の男と寝ようとしている学を見て、初めて嫉妬を知るイアン…とここから不憫受け・学が遂に報われるハッピーエンドへ。
学は健気を通り越して「不憫」でしたが、今度こそ「恋人」になれそう。よかったよかった。
「紳士の姿」
千春x一輝エピソード。
月曜日。千春のオーラは輝いている。だが一輝は朝から寝不足でバテバテ。
同じベッドで過ごしてるのに何でだ?というお話。
シリーズ七作目。
イアン×学
私がこのシリーズの中で一番好きなキャラが登場しました。
受けの学が好きです。無神経なイアンのアホはそんなに好きじゃないんですがw、学のために二人を必死で応援してしまいました。
とにかく学が健気で可哀想で可愛いんだ。前半、学の必死な健気さとイアンの無神経さにムキーッ!!となりながら読んでました。こんなふうに感情移入させてくれるキャラやストーリーってホントに嬉しい。
ホントのとこ、学のようなタイプがイアンのようなタイプに惚れた場合、報われることってあまりないように思う。現実にはイアンのようなタイプは死ななきゃ治らないんだよねー。複数の相手とヤリタイっていうタイプの男はもう病気で、しかも不治の病だと思うw
努力が報われること、一途さがきちんと報われること。BLのいいところだなァと思います。
まさかイアンで一冊出るとは!!
今回はカオルの元セフレが再び!!
その秘書の苦悩が今回の中心。
う~ん遊び人(イアン)相手に何年も自分の気持ちを押し殺す、つらいねぇ。
そんでもってカオルが過去のセフレだし…(^^;)
学くんの気持ちを知ってるのに、わざと目の前でイチャイチャ。
カオルらしいですわ。(そりゃ学くんカオルを嫌いになるわ)
学くんの気持ちを知ってからのイアンの行動。
ヤッパリ学くんには伝わってないというか、なんというか…
お互いの会話不足からアララな展開になりそうだったけど
ハッピーエンドになって良かったよvv
それにしても大郷、今回も当て馬的な存在になってるし(笑)
まぁ学くんもこの大郷がカオルの相手だとは知らずにの行動だったんだけど。
あとは相変わらずな天然一輝に癒される~っvv
今回は千春との週末の過ごし方についてのストーリー。
相変わらず獣な千春vv