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  • 明日の君に、言いたい事がある。(下)

明日の君に、言いたい事がある。(下)

ashita no kimi ni iitaikoto ga aru

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表題作明日の君に、言いたい事がある。(下)

犬飼悠晟,24歳,モデル,幼馴染
月宮奏斗,24歳,悠晟の死の運命を変えようと奔走する幼馴染

その他の収録作品

  • その後の2人。(描き下ろし)

あらすじ

悠晟の運命を変えるため奮闘するカナ。
悠晟に自分の能力とこれから起こることを伝え…!?
瀬戸うみこが描く命懸けのタイムリープ・ラブ、上下巻同時発売!!

作品情報

作品名
明日の君に、言いたい事がある。(下)
著者
瀬戸うみこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403667664
4.2

(93)

(47)

萌々

(27)

(13)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
18
得点
386
評価数
93
平均
4.2 / 5
神率
50.5%

レビュー投稿数18

BLらしからぬ本格・・・

下巻で衝撃の犯人がわかりヒェッとなりました。
ミスリードがうまい。氷室さんかと思ってたら違った…。

まみちゃんの「パパ泣いちゃやーーん」「怒っちゃやーーーん」可愛すぎました。
そしてそれを真似しながら止めに入るゆうせいww

カナが自殺するとき、ゆうせいも一緒に飛び降りてくれるシーンで泣きました。
もうその痛みや恐怖や苦しさを一人で背負わなくても良いんだなあと。。。
理解者がいてくれるだけですくわれる。

犯人の身勝手な動機があまりにもクソで、
でも可哀想な過去とか同情できる要素がないところが良かったです。

カーテンに包んだのは喪服の反対だから、というサイコっぽい回答もかなり好きです。

幸せなハッピーエンドで良かったです。

0

信じること

どうなるのか想像のつかないところから解決へと向かった下巻。
遺族たちの切ない思いと拭いきれない怒りや憎しみが痛いほどに伝わってくるので、なかなかツラい場面もありましたが。
みんなが苦しむことのない結末になるので救われた気持ちになりました。

奏斗が何度も繰り返し生きた12月24日。死ねば時間が戻るとはいえその記憶は彼の中から消えるわけではないので、これまではひとりでその苦しみに耐えてきたけれど。
最後はその中でも一番悲しい日の記憶を悠晟が共有してくれたことで、きっと奏斗はまた強くなれたんだろうなと感じました。
大切だからこそ巻き込みたくなかった奏斗が悠晟の愛を信じて一歩踏み出せたことで、抜け出せなかった"その日"から前に進むことができて本当に良かったです。

すっごくシリアスな場面でもクスッと笑わせてくれるやり取りがあるので、緊張が続く展開でもフッと力を抜いて読むことができたし、サスペンス要素だけでなくしっかりふたりの甘い絡みも見れるのが良かったなと思いました。

0

BLである必要はあるのか?犯人の動機が恐怖

ストーリー構成は素晴らしいです、、そんな展開だったのか!というおどろきと、ふだんサスペンスなど読まない人間にもページを巡らせる力が、すごいです。

が!BLでやる必要ありますかね?萌えは、、カップリングはあるんですが、サスペンスと、特に2巻は血まみれだったり、犯人のヤバい動機が明らかになったりと忙しくて、安心して萌えられるシーンがほぼなかったように思います。

本当に、ストーリーとしては素晴らしくて、におわせBLくらいで実写化できそうな作品です。

0

瀬戸うみこ節を楽しみました

ミステリーでも瀬戸うみこさん節炸裂ですね。
二人とも可愛い!!!
ユウセイに抱きしめられるカナもいい!

しかし犯人の動機とそこからの行動力がびっくりですね。すごい執念だ…。
犯人が最強すぎてちょっとここまでがもったいなかったような。動機がそんなこと?だし。

仲違いしてきた4年間、2人はようやく好きだと言える(泣)明日からなんでもできるね!

短編の2人も可愛い!
あとがきも感動した!
諦めずに頑張ってきて本当に良かったね!

0

BLとミステリーとタイムリープの融合

BL好きです。ミステリー好きです。タイムリープものも好きです。そんな訳で、好きな人を殺されるのを阻止する為に何度も過去に帰るーという今作を知り、読みたい!と上下巻一気見。
あ、その前に、今作読みたいと思ってから手に入れるまで少し時間が出来てしまい、その間に今まで読んだことなかった瀬戸先生の過去作をちょろりと。タイトルだけは知ってたカスタマスカレードの人だったのね、と。その後でこれだったので、なかなかの振り幅(笑)

やっぱりミステリーの感想において、ネタバレはしたくない!のでさらっとしか書けないんですが…。
誰にも言えない自分の能力と、もう言えなくなってしまった本心。その葛藤で、昔のようには笑えなくなってしまった主人公カナ。でもやはりその凍ってしまった心を溶かしてくれるところから、謎も併せて解けていきます。
ミステリーの定石は踏んでるので、勘がいい人は犯人を察することは出来るかも、な部分もある…かな?うーんでもここが難しいところで、作中にも出てくるんですが、「理解」しながら読むというのを念頭に置いちゃうと、ミステリーとしての出来映えがうーん?というところでもある…。が、個人的には、面白く読めました。まあ最後、ちょっと、あっさりしすぎ…?というのもあって(何で11話構成だったのかな…あと1話どうにかならなかったのかな…)。
タイムリープするからこそ、取り戻せたものもあれば、失ってしまったものもある。それがあるから、カナが素直になれない部分もあったようなんですが、これからの二人はもう大丈夫なんだろうなあ、と。そんな幸せな未来を想像出来るエンディングでもありました。

個人的な評価として…うーん、BLの「萌」という質とミステリーの質とタイムリープものの質のバランスを鑑みて…うーんでもどれも最高値!という訳ではないというのもあって…萌×2で。BLとしての質は個人的好みの部分もあるのでなかなか神評価はつけにくいんですが、個人的には、シリアストーンの中に入る瀬戸先生らしいコメディタッチが緩急あってよかったと思います。
いやーでも明日早く起きなきゃいけない夜に上巻だけでも、と読むんじゃなかった(笑)結局下巻まで一気見してこうして感想書いて夜更かしコースですよ…。そしてすげーの読んだな、という興奮で寝れん…。

0

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