フェロモン探偵 花嫁になる

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フェロモン探偵 花嫁になる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

111

レビュー数
1
得点
12
評価数
4
平均
3.3 / 5
神率
25%
著者
丸木文華 

作家さんの新作発表
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イラスト
相葉キョウコ 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
電子発売日
ISBN
9784065231128

あらすじ

画家として復帰するため個展の準備を進めていた映に、探偵の依頼が舞い込んだ。かつて婚約者を押し付けた親友からの頼みで断れず、映は北天村の神社で結婚式をあげた花嫁が連続で殺傷されているという事件を調べることに。村では「オタキ様の祟り」だというが、その真偽を確かめるため、映は白無垢を着て雪也と結婚式をあげることになり……!? フェロモン過剰な美形探偵シリーズ、感動の完結編!

表題作フェロモン探偵 花嫁になる

如月雪也(白松龍一),映の探偵助手で実業家
夏川映,探偵事務所所長

レビュー投稿数1

まさかの

作家買い。
丸木先生の人気シリーズである『フェロモン探偵』シリーズの11巻目にして、なんとまさかの完結編。丸木先生の書かれたあとがきを読んで愕然…(あらすじにも「感動の完結編!」て書かれてましたね)。めっちゃ好きなシリーズだったのでこれで終わりかあ…、と寂しい気も抱きつつ。

今シリーズでは映さんが監禁されたり、母になったり、ロシアまで行ったり、さまざまな地で、ありとあらゆるトラブルに見舞われてきましたが、今巻はずばり「花嫁」。いやいや、なぜに花嫁…?と思いつつ手に取りましたが、いやはや、そういう展開かー、と。無理なく映を花嫁にできる、丸木先生の手腕に脱帽です。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





画家として再度筆を持ち、個展を開くことを決意した映。そのためにアトリエで絵を描くことに没頭しているが、今まで音信不通だった映が再び絵を描き始めた、ということで彼のもとには旧知の知人が訪ねてくることが多くなった。そして、その中に、映の大学時代の親友もいて。

彼は間宮。
幼馴染で、かつ幼いころからの許婚だった瞳を、自分の都合で押し付けた相手だった。その時の贖罪の気持ちもあり間宮と再会を果たす映だったが、そこで間宮に彼の田舎のとある出来事を相談される。村で式を挙げた新婚夫婦のうち、花嫁が事故に巻き込まれることが頻発しているのだという。

婚約者がいて結婚を控えている間宮は、彼女を守るためにもそれが偶然なのか否かを調べてほしいと依頼してきて―。

というお話。

間宮の実家は山間にある小さな村。
いかにも閉鎖的な空気を醸し出すその村に、映は間宮、そして当たり前のようについてくる雪也を伴って赴くが。

フェロモン探偵シリーズは、基本的にはコミカルなんです。丸木先生と言えば結構ドロドロなエロエロな(エロエロは今シリーズも同じだけど)、結構暗いイメージを放つ作品も多くありますが、その中で今シリーズは異色な作品。

が、今巻はそのシリーズの中ではちょっと毛色が違うっていうのかな。
人が亡くなるとか、小さな閉鎖的な村で秘密裏に行われている儀式とか、丸木ワールド満載なダークな展開です。ダーク一色では決してなく、そこに安定の雪也の執着心とか、二人のコミカルなやり取りも描かれていて面白いのにちょい怖い。みたいな感じ。

今巻は女性がひどい目に遭うシーンが描かれていて、それががっつりと書かれているわけではないのに心にジワジワ染み入ってくるっていうのかな。人の哀しみとか、ダークな部分が描かれていてちょっと切ない気持ちになりました。

肝心の「花嫁」の部分ですが。
なるほど丸木先生が描くと花嫁はこういう風に描かれるんだな、といった感じ。白無垢を着た映と、その映を抱きつぶす雪也の濡れ場はたいそうエロティックで、しかもその時の場所がアレなこともあって、背徳感とか、エロさとか、そういうものが満載です。が、セックスシーンだけじゃないんですよ。

花嫁になる、その意味は。
二人の繋がりは、まさにこうであって欲しいという繋がり方で、最後の2人のシーンにしんみりしてしまった。カタチ、ではなく、想いが大切なんだなーって。

これでこの二人に会えなくなるとか残念過ぎる。
日永さんとの関係とか、龍二との絡みとか、いやいやまだたくさん読みたかった!
またいつか、どこかでこの二人に会えることを願って。

1

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