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みんなかっこよくて愛らしい
吉池先生作品は以前7作読んでいまして、今回7作読みます。それでもまだ未読作がたくさんあるのでコンプリートまで楽しみです。
本作は先生的にはジョージとアキラシリーズだったそうですが、私も世間の皆さんと同じく死神ブラザーズ短編集だなと思いました。彼らの大活躍？でいろんなカップルのお話が誕生しましたもんね。
ジョージとアキラはもちろん好きです。
ジョージはかっこいいし、アキラは健気でかわいい。
アキラの気持ちを汲んでやるジョージがいいんですが、ジョージもすっかりアキラを好きだとわかるのが萌えでした。
佐田丸と花岡、一郎（兄貴）と愛原もよかった。みんなかっこいいのにどこか愛らしくて色っぽくて好きです。
観月がかっこいいと思ったら他作品のキャラなんですね。その作品も後ほど読みます。
ヤクザBLが大好きなのでジョージと観月のくだりがかっこよくて喜んだし、観月のお話も楽しみです。
ラストの死神からのメッセージがいいですね。
「何か言い残したことや やり残したことはありませんか？」
そこから始まるハッピーなお話詰め合わせの短編集でした。
カルペ・ディエム
……はラテン語で「この日をつかめ」＝ 「今この瞬間を大切に」の意味。
本作は、自分が今日死ぬのなら。大切な人が今日死ぬのなら。何を伝えたい？と突きつける物語。
ちみっこの死神2人組が、死ぬ予定の人に「やり残したことはないですか？24時間あげますよ」と猶予をくれる。
とは言ってもそんな難しく考えず、エロ重視でも、ギャグ寄りでも楽しく読める快作ですよ！
「ベイビー カム ヒア」
ソープの店長譲二が腹を刺される。心残りは自分に惚れてるアキラの事。あと24時間ならいい思いをさせてやりたい。そう思って遊園地デート、手を握って、ホテルで何度もアキラを抱いてやる。
「愛と笑いの夜」
アキラとほのぼのした生活を送っている譲二にまたあの死神ブラザーズが現れた！次はアキラなのか？愛する人が死ぬとしたら、あなたならどうする？
そう。今を生きるしかないのさ。
「あなたのことが大好きで」
頭を強打して死神ブラザーズがお迎えに来ちゃった佐田丸。死ぬ前に花岡くんに告白する！と飛び出す。
「兄貴の恋」
今回の死神ブラザーズのミッションは、「失踪した仲間を捕らえる」。
人が死ぬのを見るのが嫌で逃げたのに、自分の目の前で好きな人が死にかける…そんな仲間を見てデータを改ざんするブラザーズ。
「走っておいで恋人よ」
譲二 x アキラ、その後。
譲二は本格的にヤクザの世界に引き込まれ、アキラをカタギに戻そうと距離を置いている。でも別れられる訳のない2人。
そうこうするうち、ヤクザの幹部(「パパがあいしてる」の観月さん)の身代わりで刺される譲二。
また死にかけて、お互い離れられないと知る2人。
「ベイビー ハム ヒア」
アキラの笑顔が見たいハムスター達。アキラの寂しさも喜びも、みんな譲二と共にあるんだね。
好きになってしまいました
裏社会･ヤクザものをこちらの検索で探して見つけた作品です。
この作家さんも初読みでした。
ソープの店長譲二と高校を中退したアキラのお話が軸に、高校生の同級生同士、小学校の教員と死神のカップルの短編集です。
全編に登場するのが死神の兄弟。これがもう可愛いのです＾＾。
ちっちゃくてドジなんですが、二人のやり取りが笑えます。
カップル達のノリも面白くて、笑いのツボにハマりました。
ツッコミのタイミングがいいんですよね。
攻めは男前な性格がいいし（特に譲二）、受けの子はちょっと大人しそうでウブなところが可愛い。
特に泣いてる顔が可愛かったです＾＾
この作品で好きになってしまったので、他の作品も読んでみたいです。
BAD ENDにしてくれないドジな死神さん
本当は運命物って嫌いなんですが、
「ラッキーキャンペーン中」
とかいう24時間の猶予ってなんなんだと思って買った件。
死神二人のあまりにものドジっ子ぶりゆえにBAD ENDをろくに迎えさせてもらえない（いや、その方がいいんですけどね！）ジョージとアキラ、特に死神さんが見えちゃったジョージの方の振り回されっぷりが笑えるのです。
でもそんな死神さんだからこそ「最後位結ばれたい」という無茶振りに突っ切れて、その結果「いつまでも結ばれたい」まで完全にフォローしてしまってるという。
そしてその死神ちゃんズ（さんというよりちゃんと言いたくなってきた）があまりにも人間臭く、ガキっぽい上にちまいのがかわいいのです。
死神さん可愛いvv
変わった感じの作品でしたねvv
ちょっと暗い感じのお話も、死神さん達のおかげですんなり読めましたvv
ふたりは死神ではなくもう、恋のキューピットですね(笑)
死神さんなのに、普通に生活してて、ゴミ出しもしてて、おもしろかった!!
BLなんだけど、いろんなカプより死神が気になって、気になって…
なんか新しい感じでした。
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