電子限定かきおろし4P漫画付き
あの時、お前にもらった青春が、俺は忘れられなかった。
これは作品タイトルとあらすじでのミスリード感が強めな気がするんですよねぇ……
「大人倶楽部」というタイトルに「良家の子息」「寮生活」、、、
秘密めいた感じに妄想は必然的に膨らみます!
まぁ、妄想は私個人の勝手だった…って話なんですけどね。。。
でもこの導入には絶対に”そういう妄想”抱いちゃうと思うんですよね
なので読み進めていくうちに「あれ?そういう感じじゃないの???」って事に気付くんですけど、そこに気付くのはもぉ作品のほぼ終盤www
なんか秘密結社っぽさとか大人のおもちゃにされる感じとかの「淫靡さ」を期待していた私は意外な程に一途な恋物語を目の当たりにして感情の方向性迷子になっちゃう訳ですよ。。。(ノД`)・゜・。
正直、最初から余計な妄想が無ければもっと純粋に2人の物語を楽しめたかなぁ~とは思っちゃいました
勘違いを誘発しちゃうようなちょっとセンセーショナルな感じのタイトルとあらすじだったんじゃないかな~?とは思っています(自分の勝手な勘違いって事は棚に上げておきますwww)
なので2回目以降、ちゃんと2人に集中して読み返すとちゃんと楽しめました♪
特に攻めの亮介の思春期男子の繊細さと大人一歩手前の男子感からの成長には再会BLならではのドキドキも味わえて良質なお話しだな~って思います♡
純粋に高校生の貴重な青春を過ごした2人の高校時代と再会後のきゅんとするBLとしては素敵で吉田先生らしい雰囲気のある作品だとは思います(´ ˘ `*)
あらすじ読んで、「ぼくが次のおもちゃです」だと〜!と喜んでポチったコチラ。
&.Emo comicsから出てる作品って私好みなことが多いので期待して読み始めました。
主人公はるかが、メチャクチャにされることを期待してた私。結局、大人倶楽部(会員から抱かれる事でお金を融資して貰える)の風習は今は行われておらず誰もその気がないからと乗ってきません。
はるかの「抱けば満足出来ますよ」との挑発に一人だけ乗ってきた亮介くん。丁度むしゃくしゃしてたからって理由で抱くんだけども、はるかあんな事言うたのハッタリで家業のピンチを救う為にお金が必要だから必死で言っただけなんだよね。
結局始まりは売春まがいだけど、純愛ストーリーでなんだか期待外れでした。
主人公が汚れてから救われる的なのを想像してたな。
しかし、SEXしたら親に金払わせる仕組みってなんなの?未成年で自分の金でも無いのに美人局にしても酷すぎる。高校生ながら起業してて自分で財産持っててその金でどうこうするってなら良いんだけど。
DMMブックスで購入
白線修正
この作品はずっと気にはなっていたんですけど、あらすじやタイトルでシリアス・ダーク系だったり、無理やり系かな…なんて思ってたので購入を躊躇っていました。セールのタイミングと高評価っていうので、えいやーっとポチッたところ…
あわわ…あわあわ…
すごいよ。すごい良かった。良くて良くて涙が出るの堪えるのが大変でした。
確かに前半は想像通りの展開でした。
でも最初は無理やり(というか打算的な誘い受け)身体を繋げたはるかと永良だったけど、その後は全然。ベッドシーンは思ったより少なく、身体を売るための転学もその意味を為さなくなっていきます。かりそめの恋人関係で終わる高校時代……卒業後は連絡をとることもなく、2人は全く別の道を歩いていきます。
卒業してから出会った2人…止まっていた2人の時間が動き出したように肌と心を通わせていきます。
この再会の瞬間から、私の心臓はバクバクで鳴り止みませんでした。永良のセリフや行動の端々から、今でもはるかの方が好きで堪らない!って気持ちと熱が伝わってきたからです。はるかは、そんなことに気付きもせず永良の気持ちが自分にあると思ってもいないのが、何とも切ないです。
再会後は、何度か会う度に身体を繋げる2人の間に未だ名のある関係はなくって感じなんですが、ある時ふいにやってきたその時が…その瞬間のシーンがすごくすっっごく感動的で心がドッキンバックンでした!!
高校時代の思い出とシンクロしながら好きを実感するはるかの永良への想いが素敵すぎて、胸に込み上げてきます。永良がはるかを好きな気持ちだって、はるかの視点を通してプンプンに伝わってくるんです。
時間が開いてしまったけど、高校時代から惹かれあっていた2人が、やっと一緒になれたそのシーンには自然と涙が出ました。手を繋ぐ2人の姿が今でも目に焼き付いて離れません。
はぁぁ…本当に素晴らしいエンディングです。
タイトルとあらすじに惑わされず、もっと早くから読んでいれば良かったです。しっとりとした雰囲気が映画を観てるような気分にさせてくれました。
心が温かくジンワリと幸福で満たされる…そんな素晴らしい作品に出会えて嬉しいです。
設定やキャラクターの掴みは良かったのですが、メイン2人の惹かれ合っていく過程が案外あっさりしていたなぁと。永良は最初、はるかにあまり良い印象を持ってはいなかったですよね。お人好しな性格だったり我慢しているところを人に見せなかったりなどの性格に段々惹かれていくのは分かったんですが、知り合ったきっかけも特殊だし狭い世界の中での関係なので、それらをきちんと越えて相手の本質を好きになったんだという確証のようなものが欲しかったかも。ただ、気持ちが通じ合った2人のやりとりには萌えたので、萌評価にしました。
吉田先生作家買い中の先生です
吉田先生の話はいつもワインのような感じがするなぁと思います
見た目の甘さに比べるとがつんとくるお話を描かれる印象ですが
この話は既読の話に比べると痛みがほどよくまろやかで
切なさの中にも甘さが充分感じられ読みやすいです
それぞれ家族との複雑な関係を抱きながら大人倶楽部と言う秘密の場所で出会う二人
はるかはそこのメンバーに抱かれるため高3という時期に転校してきた
俺を抱けば満足できますよ
と言うはるかを永良が
俺が引き受ける
と言うのだが…
出会いは犯されて犯さなくてはならなくてある意味どちらにとってもレ○プだったようにそんな思う
二人が相手を知っていくことで惹かれていくのだが
出会いの形が壁となり本当の意味で向き合えず
期間限定で関係を結び
期限が終わり別れた二人
互いの存在を心のどこかで感じながら大人になり再会した時思いは熟成されもう動かせ難いものになっていた
未熟で定まらず青く固かった二人が
出会いゆっくり科学変化を起こし
時を経て熟成されてやっと恋と愛とお互いが呼べるようになるまで
やっぱりワインのようだな
と思う一冊
長い両片思いの中言葉で気持ちを伝えるのより先に表情と体がこたえてしまうエロスが良いし
雪が窓に映る中のプロポーズの一連が最高に萌えます