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最後のΩは番になれない

saigo no omega wa tsugai ni narenai

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表題作最後のΩは番になれない

本田新一郎
α,医師
宮本終
人類最後のΩ

その他の収録作品

  • 最後のΩと番になる

あらすじ

Ωだけに感染するウイルスが蔓延し、生き残ったΩは世界でたった一人、体に抗体を持つ宮本終だけだった。
政府の研究機関に隔離され、αたちと子供を作ることを強要させられていた終だったが、その日選ばれたαの本田はこれまでの誰とも違い、目が合った瞬間に発情してしまう…!
本能のままαの本田を求め、情欲に溺れてしまう終。
この人が運命の相手だと確信するも、番になれない二人の関係は――。

作品情報

作品名
最後のΩは番になれない
著者
赤色マッシュ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784866535654
3.6

(53)

(19)

萌々

(12)

(11)

中立

(9)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
10
得点
185
評価数
53
平均
3.6 / 5
神率
35.8%

レビュー投稿数10

最後のΩは番になれない

Ωしか罹患しない感染症が流行り、抗体を持っていたことで最後Ωとなった宮本終(しゅう)

Ωがいなくなって出生率が下がり終に子供を産んでもらうために保護施設に多くのαが来る日々
確かに保護生活なんだけど、例に漏れずΩ性というだけで下に見られる世界で、最後の1人だからと多くのαが集まってくるのは存在意義が第2性にしかないということだから、身体を重ねる行為の前に薬を要求する流れに、切なくて納得してしまうわけで、αと身体を重ねる前に必ず薬を使っていた終が新一郎の時は使わないって、だいぶ大きい事なんだと思う
そして、自分を守ための薬、再会シーンで終がためらいなくある薬を使うシーンに対しての違和感も減る

親に勝手に申し込まれて施設を訪れた本田新一郎
乗り気じゃない中で運命の番に出会い、番うことができない状況で自分以外のαと身体を重ねることがないように実験に立候補するのが、番ってなくても番を定めたαの行動そのもので、しっかり終を守ってあげてと祈ってしまう

最終的に子が成せないΩ(であろう)と判断された終に対するある種の人体実験で、実験に使用する薬をわざと漏らし実験について内部告発した人によって番える未来が出来たし、実験後にお互いしっかり向き合えて気持ちを伝え合えたことによって2人に幸せな未来が訪れたことが、ちょっと暗い雰囲気をストーリーの明るさになりました
子が成せなかった理由は多分精神的なもので、一つの親の愛の形

施設での終の役割が役割なので、全体的に肌の露出しているページは多めです

終が新一郎と番ったことでやりたい事とやって見たいことを実行できるし、2人に大切なものも増えたようで明るい未来しかない結末。特に終は全力で幸せになっていただきたい結末でした

0

蝶の舞うディストピア

【目が合った瞬間すぐにわかった。 この人が俺の運命の番だ(終)】

エロス度★★★★★★★★★★

本田と終の恋物語。

世界最後のΩとなった終がαたちとの子作り目的で利用されるのが辛かったが、1番最初に名前を知らないけれど運命の番と出会えたことが幸福。

でも、番になれないのと、好きな人の子供を産むことができないのがめちゃくちゃしんどい。

本能でカラダを求め合ったけれど、本田の優しさと欲しい言葉に心も体も変えられ救われる終が尊く、終の色っぽさや本田の溺愛が最高♡
Ωを奪い合う本能全開なαたち、蝶を纏う発情した終の美しさ、困難を乗り越える運命の番などがとても刺さりました♡

0

説明不足がなければ…

極限×究極の愛のカタチ❤︎ 最高だと思いました。
他のレビューにもあったんですけど、
この世界での子作り事情が、ちょっと理解に苦しむとこがありますよね…

ベータはいないのか?
ベータでも子作りできないか?
そして、終と本田くんが出会ったあとは
他のαはどうなったの⁇
そこで一悶着あるのかな?と思ったんですけど…

発売当時に、試し読みで面白そうだと印象が残ってて、タイトルは忘れてしまっていたんですけど、
読みながら、あの時のか!と思い出すほど、設定は面白かったので、ちょっと残念です。

でも、ラストの場面では
極限な状況だからこそ
普段はクサいと言われるような台詞さえ
言う方も真剣そのもの
言われた方も胸に刺さる、究極の愛!って感じが読んでるこちらもグッとくるものがありました。

0

Ωの背負う苦しみ

「サイコ・アナ⚫︎バスターズ」の赤色マッシュ先生によるオメガバース作品。
「サイコ〜」ではそのブッ飛び感が楽しかったけど、こちらは切なさ…と言うか悲惨な設定です。

Ωだけがかかるウイルスにより、世界で最後のΩになった終(しゅう)。
医療施設に収容され、毎日毎日違うαと子作りをさせられる。
番を作ることは許されない。終は今や「国」の物だから。
そんなある日、その日来たαが運命の番だと身をもって知り…

…という冒頭なんだけど。
強い発情に抗えない、というのが「番」としての意味なので、当然のように激しいHシーンが何度も出てきます。
また、終に対して本能だけでなく愛を伝えてくる相手αの本田との「結ばれるか別れなのか⁉︎」のハラハラもしっかり描き込まれていると思います。
が。
Ωを滅ぼしたウイルスの根絶と子作りに何か関係が?
出生率?α女性もβ女性もいるでしょ?
終の産む意味は?Ωを産むこと?
なんかこの辺がよく考えると未消化だなぁ、と。

βの医師がαフェロモンテロを起こして大事件になったり、終が不妊症とわかって国の計画が崩れたり、で結局終と本田は番になる事を許される展開になるわけですが。
ラストはどうやら終が妊娠したみたいだけど、その辺ふんわりしてて消化不良。

切なくて悲惨で苦しい設定からの救済、という印象は伝わりましたが、総合「萌」で。

1

設定にたいしてストーリーが弱め

なんだかbiohazardみがあるオメガバースです。人類最後のΩで…な設定、毎日のように異なるアルファとの性行為を強いられる受ちゃん、その中でどうやって幸せになるのか…!というストーリーなんですが、、運命?と出逢ってからトントン拍子すぎる印象。

その後は子どもができないΩだった!ということがわかり、それでも好きだー!からのセックス、セックス、巣作り、セックス…みたいな感じです。

終始、メインCPの表情が何だか怖い(このへんにbiohazardみ)のもちょっと気になり、、残念ながらハマりませんでした。

設定を深読みせず、運命たちがめちゃくちゃエッチしてる本が読みたい方にはいいかもしれません。

0

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