電子限定描き下ろし付き
【目が合った瞬間すぐにわかった。 この人が俺の運命の番だ(終)】
エロス度★★★★★★★★★★
本田と終の恋物語。
世界最後のΩとなった終がαたちとの子作り目的で利用されるのが辛かったが、1番最初に名前を知らないけれど運命の番と出会えたことが幸福。
でも、番になれないのと、好きな人の子供を産むことができないのがめちゃくちゃしんどい。
本能でカラダを求め合ったけれど、本田の優しさと欲しい言葉に心も体も変えられ救われる終が尊く、終の色っぽさや本田の溺愛が最高♡
Ωを奪い合う本能全開なαたち、蝶を纏う発情した終の美しさ、困難を乗り越える運命の番などがとても刺さりました♡
極限×究極の愛のカタチ❤︎ 最高だと思いました。
他のレビューにもあったんですけど、
この世界での子作り事情が、ちょっと理解に苦しむとこがありますよね…
ベータはいないのか?
ベータでも子作りできないか?
そして、終と本田くんが出会ったあとは
他のαはどうなったの⁇
そこで一悶着あるのかな?と思ったんですけど…
発売当時に、試し読みで面白そうだと印象が残ってて、タイトルは忘れてしまっていたんですけど、
読みながら、あの時のか!と思い出すほど、設定は面白かったので、ちょっと残念です。
でも、ラストの場面では
極限な状況だからこそ
普段はクサいと言われるような台詞さえ
言う方も真剣そのもの
言われた方も胸に刺さる、究極の愛!って感じが読んでるこちらもグッとくるものがありました。
「サイコ・アナ⚫︎バスターズ」の赤色マッシュ先生によるオメガバース作品。
「サイコ〜」ではそのブッ飛び感が楽しかったけど、こちらは切なさ…と言うか悲惨な設定です。
Ωだけがかかるウイルスにより、世界で最後のΩになった終(しゅう)。
医療施設に収容され、毎日毎日違うαと子作りをさせられる。
番を作ることは許されない。終は今や「国」の物だから。
そんなある日、その日来たαが運命の番だと身をもって知り…
…という冒頭なんだけど。
強い発情に抗えない、というのが「番」としての意味なので、当然のように激しいHシーンが何度も出てきます。
また、終に対して本能だけでなく愛を伝えてくる相手αの本田との「結ばれるか別れなのか⁉︎」のハラハラもしっかり描き込まれていると思います。
が。
Ωを滅ぼしたウイルスの根絶と子作りに何か関係が?
出生率?α女性もβ女性もいるでしょ?
終の産む意味は?Ωを産むこと?
なんかこの辺がよく考えると未消化だなぁ、と。
βの医師がαフェロモンテロを起こして大事件になったり、終が不妊症とわかって国の計画が崩れたり、で結局終と本田は番になる事を許される展開になるわけですが。
ラストはどうやら終が妊娠したみたいだけど、その辺ふんわりしてて消化不良。
切なくて悲惨で苦しい設定からの救済、という印象は伝わりましたが、総合「萌」で。
なんだかbiohazardみがあるオメガバースです。人類最後のΩで…な設定、毎日のように異なるアルファとの性行為を強いられる受ちゃん、その中でどうやって幸せになるのか…!というストーリーなんですが、、運命?と出逢ってからトントン拍子すぎる印象。
その後は子どもができないΩだった!ということがわかり、それでも好きだー!からのセックス、セックス、巣作り、セックス…みたいな感じです。
終始、メインCPの表情が何だか怖い(このへんにbiohazardみ)のもちょっと気になり、、残念ながらハマりませんでした。
設定を深読みせず、運命たちがめちゃくちゃエッチしてる本が読みたい方にはいいかもしれません。
別に嫌な気分にはならないんだけども、なんかスッキリしない。
おっかさんの呪い?酷い名前つけるよね?
全オメガを絶滅させるぐらいの呪いかと恐ろしくなったわ。
で、終は妊娠できないの?医療体制ばっちりな中でこんだけやってできないなら妊娠できないってのは乱暴な感じするよ。
で?妊娠したの?そこハッキリさせて欲しかったわ。無事出産までしてもらった方が気分良く良かったね。と、思えたと思うの。
攻めが親の言いなりで2回も結婚して離婚してるのにはマザコンかよ?と。
そしてまた息子の恋路を邪魔する懲りない母。
そこで今回は言いなりにならなかったから中立ってところで踏みとどまれた私 笑