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まずは釘宮先生、シリーズ一作目(『王子は無垢な神官をこよなく愛す』)の
コミカライズ化決定、おめでとうございます!!☺︎✨
Xで情報を拝見し、小躍りしました。
甘い物やどんぐり大好きな2匹、ピーノとロッコはどんなふうに
描かれるのかな?今から楽しみでなりません♪
『王子は無垢な〜』『聖なる騎士は運命の愛に巡り合う(こちらはスピンオフ)』に
続く3作目となる、本作。
1作目を拝読してからおそらく1年?いやそれ以上経ってしまっているのですが、
やっとやっと拝読し、もーーーー感動で震えてます。
1作目を読んでいなくても(二人の馴れ初めは楽しめませんが;)
本作に今までのあらすじがざっと(といっても丁寧に)説明されているため、
本作のみでも楽しめる親切設計になっていると思います。
でも1作目、本当に素敵なお話なので!!!
コミカライズ化も決定したことですし、これからの方には
ぜひぜひ1作目から読まれることをおすすめしたいです:))
で!前置きが長くなりましたが、
本作、攻め・レオンハルトのスパダリ溺愛っぷりが
もーーーたまらなく心に響く一冊でした。
国のことを第一に考える賢王(終盤までは王太子ですが)でありながら、
ナザリオ(受け)が絡んだ時には”愛に溺れる一人の男”となってしまう姿、
萌え悶えてしまう...
新キャラ(!?)・ジャンの登場、みずかね先生による
麗しいイラストに歓喜歓喜でした・:*+
あ!ちなみに...
電子版は挿絵がないとのこと。
自分は挿絵見たさにコミコミさんから紙本をお迎えしましたが
(その代わり、電子版には電子特典SSが付いているようです)、後悔なし。
素晴らしいイラストに目と心が潤いました。
長髪を緩めに縛ったジャン!!この姿を見られただけでも
価値あり、と思えました
(でも特典SSもぜひ読みたいので、そのうちお迎えしたい...)
病に伏せる、隣国の王子。長年敵対関係にあるその国から、
密かな使者がナザリオのもとを訪れ…
と始まる本作。
隣国へ赴き、余命短い王子の助けになりたいと願うナザリオと、
さまざまな事情を鑑み、愛する人の願いであっても
行かせるわけにはいかないーと断固反対するレオンハルトとの
考えの衝突がメインに描かれています。
どちらの言い分も十分理解できるもので、
自分は主人公であるナザリオに大いに肩入れしているという
自負もあるのですが、
やはり対局的にものを見ることのできるレオンハルトの意見に
今回は納得。
でも、隣国に行かないと物語は動き始めないよね?
どうするんだろう?
と思っていたところでの....!!!!!
もーーーレオンハルトの一途愛のなせる業に、
胸いっぱいです。
読んでる読者には大興奮!の彼の愛の示し方。
気付かぬナザリオに、「いつ気付くのかな?」とニヤニヤ止まらず(。-∀-)
長ーーいお耳のピーノとロッコも、
正体隠しに協力(?)して頑張ってくれてましたね(*´◒`*)
ちょっとミスしていたけど、それもご愛嬌w
相変わらずの2匹の可愛らしさに、頬が緩みました。
念願叶って隣国へ赴くも、そこで待ち受けていたのは
思わぬ事態...というヒリつく展開も、
驚きとハラハラがあってたまらなく心躍りました。(そういうの大好き...!)
二人の絡みは少ないながら、声を抑えて愛し合い、
傷跡の残る部分に口付けられて蕩けてゆくナザリオがもう、
可愛すぎて...!
これでもか!というほどの、レオンハルトのナザリオへの想いを
見せつけられ、心震えます。はーーーー...たまらないよー...
てっきり、隣国の王子の病はこうこうこうして治りましたー
というエンディングになるのかと思いきや、
そこはそう都合よく転ばないところにリアリティがあり、
切なさ残るパートも最高に良かったなと思います。
(婚約者殿と1秒でも一瞬でも長く、幸せに過ごして欲しい...涙)
”包容力”という言葉だけでは足りないほどの、
国とナザリオ、そ双方を守り抜くー
と決めた若き王の覚悟と愛を見た一冊、控えめに言って
最高オブ最高オブ最高でした...✨
攻めのレオンハルトがこれでもかっ!!てくらい甘い言葉を言いまくってました。
しかも超真面目に、超本気で言ってた。
冒頭で「(出会えたことや俺のことを愛してくれるようになったことなど)すべてが奇跡のようで、いまだに信じられないくらいだ」って言ってるんですよ、レオンハルトが。
私には、「受けのことが好きすぎて念願の初エッチ時に「夢みたい」と呟く攻め」萌えがあるので、結婚して10ヶ月経つのに今だにそんなことを真剣に言うレオンハルトに、ぎゃああ良き!!となりました。
もちろん先ほどの彼の台詞は初エッチ時ではないんですけど、「受けと一緒にいられる奇跡に感謝する攻め」「これって夢かな?って思う攻め」って尊いじゃないですか。
そもそも甘い気障な台詞を吐くキャラではないんですよね、レオンハルトは。
甘い言葉を言おうというつもりは一切なく、ナザリオのことを心の底から愛してるゆえに、その気持ちを真摯に表現しているだけというところが萌える。
超〜〜〜〜溺愛攻めだった。
ナザリオがヴィオランテに行きたいと思う気持ちが、ごめんなさい、いまいちわからなかったです。
人を見捨てることができないという心根の優しさはわかるんだけど、今や大国の王太子妃なので、自分に何かあったら戦争になるという点に気づけないんだろうか……とモヤモヤしました。
(ナザリオになにかあったら、レオンハルトは怒りのあまり龍とかになって荒れ狂ってしまいそうなイメージすらある)
そしてナディル王子の横暴さになんじゃそら!!となりましたが、でも、エリシュカの口から語られる病気前の彼の様子がなんだか胸に迫りましてね。
きっと自信家で、でもそんなところも憎めないチャーミングな人だったんだろうなぁと。
特効薬が見つかって、死なないでほしいです。
シリーズ3作目。レオンハルト×ナザリオ大好きだけど、今回はナザリオにもやもや。神官として誠実であろうとするの気持ちは解るけど、レオンハルトの気持ちや王太子妃としての立場をもっと考えてほしかったな〜結果オーライだけど危機に陥った訳だし、何よりもっとレオンハルトを大事にしてほしい!
対してレオンハルトは正に最愛を捧げてる♡突っぱねていいのにナザリオの気持ちを尊重して行動し、ナザリオも国も守るのがかっこいい。嫉妬深いのも可愛い。更にジャンでもかっこよかった!緊迫した状況の中でピーノとロッコは正に癒しでした。
みずかねりょう先生のイラストも素晴らしい!185pの挿絵にドキドキ♡表紙は圧巻でした✧*。
前巻の「王子は無垢な神官をこよなく愛す」が未読でしたので、続けて読みました。
結婚した2人の甘々な生活から始まったと思ったら、「隣国の王子から運命の相手を占ってほしいという依頼」で2人の仲がギクシャク…。
ここ辺りでちょっとだけナザリオにイラっと来てしまいました。
誰にでも公平で優しいのは美徳だけど、王太子妃になったんだからエスヴァルド国の民の事とか国と国との均衡をもっと考えて!と思ってしまいましたよ!
でもね、叶えちゃうんですよ。ナザリオ大好きなレオンハルトが…。
で、ナザリオは旅立っては見たもののレオンハルトのことが頭から離れずってところでしょうか?
この旅の始まりからレオンハルトが何故隣国行きを許したかを読者は直ぐに気が付きます。気が付かないのはナザリオだけなんです。無垢というか鈍感というか。
そして無事に隣国に入り王子の居る離宮に着いてからの怒涛の展開。
コレって解決するにはあの人の登場しか無いなかな?と、思っていたところに本当に現れたからちょっとだけ拍子抜けしてしまいました。
でも彼の登場で隣国との問題まで片付いて、スッキリした読後感でした。まさにタイトル通りの「最愛を捧げる」でした。
レオンハルトのナザリオに対する愛と独占欲が半端無いです。
今回は旅が殆どでしたので、2人のエッチは前巻よりはかなり少ないです。でも私にはこれくらいが丁度良かったかも!でも電子書籍にもみずかね先生のイラスト入れて下さい!
あとがきにレオンハルトの異母弟のユリアンのお話を書く予定があるとありましたので楽しみにしたいと思います。
「王子は無垢な神官をこよなく愛す」の続編と完結
レオンハルトとナザリオ
かつての敵国の第二王子から依頼を受けて戴冠式前に旅に出る。
ナザリオに、予知能力が顕現。
ナザリオの助言で、敵国の第一王子の毒殺計画が未遂で防ぐことができた。
・・ナザリオの活躍で、友好が結ばれ、戴冠式に招待。
みずかねりょう 先生の美麗な挿絵が大好きなのだけど、
残念なことに、電子版には挿絵が無い。
購入前に注釈の存在に気付かなかった。
「※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。」
・・・購入前に気付いていたら紙版を買ったのに、残念。
