電子限定おまけ付き
生意気な男が調教される展開は好きですし、詩郎の見た目や性格も好みなのですが、如何せん将太になかなか萌えを見出せず……(笑)。『月と太陽』『華と楽』も読んだので彼のことはそれなりに知っているつもりでしたが、可愛げのない性格が一転、詩郎に対してオメガバースか!?と思うほど突如発情し、好き好きとそれこそ猫のように懐く変わりっぷりについていけませんでした。生徒に誘われるがまま手を出す大学教授はもちろんいけませんが、それを利用する方もする方なので、将太に同情できる点も特にありませんし。詩郎に懐柔されたというより、勝手に縋るようになったという感じなので、下剋上というわけでもなく。あれだけ生意気だった子がここまで自分の好意をあけすけに表に出せるというのはすごいギャップですが、可愛いと思えるようになるには私には道のりが遠そうです。
月と太陽シリーズの、キノコ頭なクソビッチ将太のスピンオフ!
大学生になった将太は相変わらずのやりたい放題だけど、気持ちは満たされずいつしかEDに。そんな時親戚の詩郎が実家に居候する事になり、彼が気に入らない将太はお得意のハニートラップで追い出そうとするけれど…。
可愛い顔して昔から拗らせまくりの困ったエロガキだった将太、詩郎にだけはなぜかビリビリ反応してしまい初めて本当の愛を知る様子が愛おしい。最初は相手にしてくれなかった詩郎も、いつの間にか将太が気になる存在になって。業の深い将太を受け止めて包めるのは詩郎だけだし、何事にも動じないニヒルな詩郎がすっかり我儘ネコの将太に翻弄されながらも可愛がる様子が最高〜!
極道一家の面々も好きなキャラばかりで、このシリーズもめちゃめちゃ好きだ!!!
大阪の極道一家とその相談役の息子の話です。
漫画あるあるで方言がすごいです。今日日ここまで方言を話す若い子は見かけなくなりました。極道設定なので方言が強いのかも。
極道設定ですが、組長なんかは何か犯罪めいた事をしている描写は特にありません。が、まだ学生の息子の将太はエゲツないことをしています。詐欺まがいなことを女の子に持ち掛け、更に自らも…。罪悪感も羞恥も快楽さえも感じない不感症な子。ただ一旦心の琴線に触れればテンション爆上がりになり、アップダウンが激しいですw
関西っぽいやり取りも面白かったです。
お兄ちゃんの嫁の謎が解かれませんでしたが、シリーズものなんですね。
この作品しかまだ読んでいないけど、兄弟揃ってゲイなら世襲制終わりだなぁ。いらん心配かw
阿部さん!本当にクズ男や危ない男を描くのがお上手ですね!
そしてコミカルさもたまりません。
あのキノコが大学生かあ。しかもけっこうヤバ目な副業してて…ヒェッ。
母の従兄弟の詩郎がやって来て居候することになるんですが、見た目インテリうさんくさ眼鏡でう〜ん、タイプじゃないかもな…。と思ったらめちゃめちゃ面白いキャラで!
将太の末恐ろしい子なところから全力で詩郎に恋して頑張るところがと〜っても良かったです。やらかした事の割には傷が浅いですが、詩郎に幼児教育からやり直してもらえるんだよね?ね?
将太の可愛さと詩郎の奥深さにゾクゾクします。
新刊の「猫、恋に焦がれる」をお迎えする準備で復讐で読み直した「花にくちづけ」シリーズの中の山田家ブラザーズ物語
今作もなんて素敵な攻め受け設定なのでしょう…!
そして改めて思う…
山田家兄弟のエロへの奔放なDNAを褒め称えたい!笑
この巻ではお兄ちゃんのエロは拝めませんが改めてこの2人のベッドでの多彩な表情には楽しませてもらってるなぁ~と思うんです
その上詩郎も血筋は結局山田家でしょ?
なんてエロい家系なんだ…!最高じゃねぇか!!( ´艸`)w
今回はアノ!将太なので…モブとの絡みもあるし、貞操観念は軽いケド……
その分そこのプレイも楽しめるし、詩郎との差も浮き彫りになるのが萌え所となってるのも良いですね~
正直この巻は結構勢い重視で読んだ感は否めないのですが、キャラへの愛着を持つには十分な1冊です
そしてこの2人の真骨頂は絶対次の巻にある、って信じてます
そこで詩郎が東京を離れてリセットしたがった理由などが分かって初めて愛着から愛情に変わると思っています♡
先生もあとがきでお描きになりたいって仰っていたので待っていて良かったです♪
多分、続刊出なかったらこの巻は楽しかった~という印象のみで終わってしまっていたかも?なので、こうして熱を以てレビューも書けなかったかも知れなかった…
なので、今、その期待も込めてこのレビューを書ける事もすっごい嬉しいです٩(♡ε♡ )۶
配信開始まであと少し…!詩郎と将太に会える迄を楽しみに待ちたいと思います