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表題作光が死んだ夏 1

(仮)忌堂光,高校生
(仮)辻中佳紀,高校生で光の幼馴染

その他の収録作品

  • 特別篇
  • あとがき

あらすじ

光はもうおらんのや…それやったら――。

ある集落で暮らす少年、よしきと光。同い年の2人はずっと一緒に育ってきた。
しかしある日、よしきが光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていたことに確信を持ってしまう。
それでも、一緒にいたい。
友人の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々が始まる。
時を同じくして、集落では様々な事件が起こっていき――。
新進気鋭の作家・モクモクれんが描く、未知のナニカへ堕ちていく物語、開幕。

巻末には在りし日の2人を描いた、描き下ろし短編も収録。

作品情報

作品名
光が死んだ夏 1
著者
モクモクれん 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
カドカワコミックス・エース【非BL】
発売日
電子発売日
ISBN
9784041122730
4.6

(143)

(110)

萌々

(19)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
32
得点
654
評価数
143
平均
4.6 / 5
神率
76.9%

レビュー投稿数32

試し読みだけで惹き込まれます

某SNSの試し読みで普段ハピエン厨で重暗いお話はあまり好まない当方ですが、気づいたら購入していました。
商業BLというジャンルとして括っていいのか…?と思ってしまうほど作者さんの世界観があってここまで日常のなかにある違和感や非日常な部分を漫画で描写できるんだ…と驚かされました。
好奇心から始まるとある体育館倉庫のワンシーンもまるで性行為しているかのような雰囲気があって大好きなシーンのひとつです。
またよしきはヒカルと幼馴染ですし、いきなり目の前にヒカルであってヒカルではない者(?)が現れ疑心暗鬼となり、それは当たり前の感情だなと思います。
ですが読者は生きていた頃のヒカルを知らない状態から始まるので、読み続けるほど謎の人ならざる者側にどうしても愛着が湧いてしまうという歪さがうまいなと感じました。

0

ページがめくれなぁいいいいい!!!

ホラー系が苦手です!
でもBLだからそこまで怖くないだろう~♪っと、
めっちゃ調子に乗って購入したアホです!

内容がもうすんごい面白い!!
でもビビりすぎて読むのに3日かかった。
頑張ったよぉ… 。゚(/□\*)゚。

バアッ!と飛んでくる恐怖とかじゃなくて、
じわじわ積み重なって這い寄ってくる方です。

駄目や。続きが気になるのに、勇気が足りない。
あとでラブコメか何かを読んで回復しなきゃ。
ストーリーは本当に良かったです!
しかし2巻とその先はしばらく保留w

1

とうとう読みます…‼

あ‟-----とうとう足を踏み入れちまいました。。。
ずっとずっと気にはなっていたのですがだいぶチキッてるのを自覚しているので読むのは躊躇していたのですが、、、

何かもぉ、、、今この不思議な世界観に囚われ気味で。。。
勢いで読んでみる事にしました‼

先ず、1巻目は割とイケます!
ずっと蝉の音とか鳥の音とか校舎内の音などの環境音描写があったりして否が応でも目の前の描写が脳内再生されながら読んでしまう没入感がスゴイです
不慣れな方言でも何故かその辺もすんなり読めてしまう
何とも漫画の巧い作家さまですね‼

あと、不穏さがずっと漂っているのに言葉選びのセンスが長けているというかちょっと力が入り過ぎた肩の力を抜いてくれるようなワードが光ります

光(ヒカル)が人ならざる者である事を告げた後の放課後の会話で正体について言及した際に「はちゃめちゃにバケモンなんは確かやけど(笑)」
っていうセリフ、、、
ネコのメンチ兄貴じゃないけど怖いって……全然笑えないから。。。
マジで。。。数ページ前にあんた=ヒカル(仮)の顔半分イカれてましたからねぇーー…
と、情緒を乱されまくります(¯―¯٥)

でも、でも、、、‼
確実にヒカル(仮)なのか光そのものの想いなのかは分からないけれどヨシキへの執着は伝わるし、ヨシキも同様に大混乱はしてるけれど並々ならぬ想いがあるのは分かる。。。

いやいや、、、
この2人もこの村もどうなっていくの。。。
めっちゃ気になりますやーーーーんっ‼

取り敢えず巻末の「特別篇」がかわい過ぎだしシュールだわ…で読後の情緒がフラットで居られるのはありがたい構成でした(ღ˘͈︶˘͈ღ)
2人ともネコちゃんピン留めかわい過ぎる‼

評価は惹き込まれ度も込みで☆5一択!!!

2

ゾッとする面白さ

試し読みの動画を観てなんとなく購入しました。
1巻のみ既読。
人気があるのは知っていましたが、学生達のお話は特に好みでもなかったので今まで無視していました。
2人とも中学生かと思って読んでいたらどうも高校生みたいで幼過ぎじゃないですか??

こんなミステリーホラーだとは思わなかったし。
光に取り憑いているナニカがとんでもないモノなんだと徐々に明らかにされていく怖さ。
その光に執着されている幼なじみのよしき。
ナニカはとてつもない力を持っているようで村ひとつくらい呑み込みそうです。

でも光はきっとよしきは連れていかないよね。
光であるナニカは苦しみの末、よしきを手放すと思います。
もう既に相当せつない。
しんどい。

でもめちゃくちゃ面白いですね。
絵も上手いし当たり前だけど描き分けがちゃんと出来ているからイライラしないです。

少女マンガやその他を長い事読んでいないので、少年、青年マンガといった一般のマンガとBLを比べるしかないのですが、BLは同年代のイケメンしか出て来ない設定が多いせいなのか?髪型と髪の色しか違わない人物ばかりで混乱してしまうのです。

さて2巻目、読むか。

0

おもしろ…!!!

田舎ホラーの感じでぞくぞくしました。
BL要素もありますが、でもそれだけではない。
ホラー漫画を読んでいる感じがして個人的にすごく好きです。
完結してからガーッと読みたい感じ。でも次巻を待つこの感じも嫌いじゃないです…笑
光は光じゃないのに。化け物なのに。
なぜか私はとても愛しく感じます。

田舎の良さと田舎の息苦しさみたいなのが両方うまく描かれていてすごいな…と思いました。
画力も高いです。ストーリーのひきつけかたもすごいです。
ここ最近のBLで一番グっときたかもしれません。
続巻が待ち遠しいです。

1

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