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星空を見つめたそのあとで

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表題作星空を見つめたそのあとで

天瀬冬吾
新進気鋭のフォトグラファー
宮沢すばる
デザイナー

その他の収録作品

  • エピローグ
  • 描きおろし
  • キャララフ(カバー下)

あらすじ

星空専門フォトグラファー×車いすのデザイナーのピュアBL☆

膝下の麻痺により車いすを利用するデザイナー・宮沢すばるは、
憧れのフォトグラファー・天瀬冬吾の関わるプラネタリウムのパンフレットを作成することに。
仕事を無事に終えたすばるがプラネタリウムの試写に訪れると、そこにいたのは冬吾本人だった。
ふたりで見上げる星空に、心臓が高鳴るすばる。
上映が終わったあと、思わずすばるは冬吾を呼び止める。
「また、会えますか――?」
星空専門フォトグラファー×車いすのデザイナーのピュアBL!

作品情報

作品名
星空を見つめたそのあとで
著者
季田ビスコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784046812780
4.4

(165)

(103)

萌々

(42)

(18)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
15
得点
738
評価数
165
平均
4.4 / 5
神率
62.4%

レビュー投稿数15

優しい雰囲気と美しい風景を楽しめるヒーリング作品

絵の雰囲気が優しくて、表紙絵の星空が美しくて手に取りました。
星空の写真で有名なフォトグラファーの冬吾と、写真などのデザイナーをしていて足が不自由なすばるのお話です。
目がくりっとしていてすばるの顔が可愛いです。それでも、喉は男性らしく太めに描かれていて、ちゃんと男の子らしい感じも持ち合わせています。そしてお話の中でも冬吾が言ってますが、すばるはみんなに愛されて育った感じがして、とても素直で優しい雰囲気なのが見ていて癒されるんです。
プラネタリウムの試写会でいきなりのお姫様抱っこや、寝っ転がって観る星空のシチュエーションがとっても素敵でした。これは初対面でもドキドキしますよねー
出会いをきっかけに今まで閉じこもっていたすばるは冬吾に色々な所に連れ出されるんです。この漫画全体のコマ割りが大きめでセリフ少なめに描かれているのですが、風景の描写がとても美しくて、その美しい景色の中に二人が包まれている表現がとても効果的に生きています。
心が多少すれ違って、一旦会わなくなってしまったりするのですが、もう一度すばるに逢いたいと思う冬吾のメッセージの伝え方がとっても感動的でした。
脇役キャラクターが明るくて良い人で不快になる事がなく、ハラハラする様な展開は無いので、その分穏やかな気持ちで美しい風景を見ながらほんわかした二人の恋物語を読む事ができます。癒されるストーリーでした。

0

良い人たちの輪

 フォトグラファーの冬吾とデザイナーのすばるとのお話です。すばるは生まれつき脚に麻痺があり、車椅子を使った生活を送っています。すばるは、友人でもある方からずっと憧れていた冬吾との仕事の依頼を受け、そこで初めて冬吾と顔を合わせます。
 すばるは車椅子生活のため、自分にブレーキをかけてしまうところがありましたが、冬吾と出会ったことで、やりかたったことに近づけたことがとてもよかったと思いました。
 冬吾は、大切な人は写真で表現していますが、写真が何よりのプロポーズだと思いました。

0

2023年の最後に

読もうか読まないかとずーっと悩んでた作品をついに!
今年を締めくくるのに相応しい、非常にピュアで優しい物語でした。

全体的に明るい雰囲気のストーリーなんですけど、
たまに深くて静かな悲しみを感じる場面が出てくるからズルいw
特に最後の「あの写真」とすばるくんがもう… ウルっと。
それとお姫様抱っこ!! めっちゃ萌えた~ (♥ᗢ♥)

しかし、別れるシーンが少し急すぎた気がしました。
あそこに至るまでの ”道” がもっと欲しかったですね。

では2024年もよろしくお願いします!

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じんわり心に沁み渡るお話

はあ…萌えた…!

星空フォトグラファー × 車椅子のデザイナーのお話。

電子で読んで、紙でも買ってしまいました。
ドーンと刺さる!というよりは、じんわりじんわり優しく沁み渡っていくお話。

なんだろう、読むと、心が癒されます。
(語彙力がなくてシンプルになってしまう…)

受けのすばるくんは、夜空に輝く星そのものですね。
表情、言葉の一つ一つがキラキラ輝いている感じ。

障がい者と健常者の恋愛ものはテーマ的にどうしても重くなりがちだと思うのですが、読み手をしんどくさせないストーリー展開が素晴らしいなと思いました。

障がいのあるなし関係なく、二人が互いに惹かれあっていく過程が丁寧に描かれていて、心がじんわり温かくなります。

読んでいてすごく久しぶりに、星を見に行きたくなりました。⭐︎★



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やってみたいという気持ち

車椅子の青年が出てくる作品という事で、健常者と障害者の恋愛の難しさについて焦点をあてた話なのかと思ってました。重い話になりそうだなと読むのを躊躇していたんですが、すごく前向きで爽やかな作品だなと思いました。
障害者、というより、相手との社会的立場の違いから一旦身を引くのですが…。仕方ないですよ、冬吾さんは有名なフォトグラファーですからね。

この作品の素敵なところは、勇気を出させてくれるところです。
やってみたいという気持ちがあれば、挑戦したらいい。
すばるが、いつか行きたいと思っていた海の向こうに連れて行ってくれた所がすごく良かった。
そして、好きな人とデートしたり。

すばるがすごく素直で前向きな所が冬吾さんも好きなんじゃないかな。
車椅子だからと偏屈な所がなくて、それを受け入れ、前向きに生きている。

これから、続編を読むところです。
この2人がとても好きなので、続編も幸せいっぱいだといいなぁ。

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