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表題作探偵とねこちゃん

川崎哲夫、元警官の探偵
御徒町智史、川崎の助手、元調査対象

その他の収録作品

  • afterwards
  • あとがき&御徒町s衣装memo

あらすじ

私立探偵事務所の気ままな主――そんな川崎探偵の寝込みを襲う(!)のは、メイド服がこよなく似合ってしまう御徒町くん。今では押しかけ助手として当たり前のように事務所に出入りする彼だけど、二人の出会いは鮮血に染まって……?
事件の謎とともに臆病な恋心を解きほぐしていく、ミステリアス・ラブ。

作品情報

作品名
探偵とねこちゃん
著者
ジョゼ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ラブキスボーイズコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344850712
4.3

(107)

(58)

萌々

(37)

(9)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
467
評価数
107
平均
4.3 / 5
神率
54.2%

レビュー投稿数12

日常と色気のあるシーンの切り替えがすごい。

ジョゼ先生の色気と艶がある絵柄と辛い人に寄り添うストーリーがとても良かったです。

個人的に受けが最高に好きでした。
色気があって明るくて妙に放っておけない雰囲気がありながらも飄々として掴みどころがなかった御徒町くんが川崎さんと関わっていくうちにどんどん人間味を帯びて可愛くなっていくのがすごくすごくよかったです。前までの御徒町くんであればキスもそれ以上も大したことなかっただろうに川崎さんとした時の照れてる感じがもう!!

そして個人的推しシーンは川崎さんが電話にキスを妨害されてクソ!って言ってるところです!!それまで御徒町くんに対して保護者スタンスな印象だったのにこのキスを望んでやってるんだなぁと実感できて最高でした。その後の視線に熱を帯びるようになったのもまた!!

最初から最後までキャラに、ストーリーにとにかく惹き込まれる1冊でした。

0

恋する大人のふわふわ感

ジョゼ先生初読みです。
味があり色っぽい絵がいいですね。
特に川崎の横顔。

元刑事で探偵、これだけでどストライクに好み。
その上、そっけないのに世話焼きでやさしいどこか影のあるイケメン←こんなんめちゃくちゃ好きなタイプですやん!とテンション上がりました。

御徒町が個人的に好みのタイプではないけど、川崎にキスされて、こんなドキドキ初めてと戸惑っていたのがよかったです。

川崎は始めから御徒町を好きでしたよね。
それを理性で抑えていた。
でもだんだん抑えられず態度に出たり、自分のことを話したり、泊まらせたり、キスしたり…この流れがめちゃくちゃよかったです。

2人とも心の傷があり地に足がついている大人だけど、恋してるなぁとすごく表現されていて。
こうなると人は変わるよねというのがとてもよくわかる。
繊細でみずみずしい心理描写がよかったです。

ただ探偵のバディものなら御徒町がもっと男っぽくてハードボイルドな展開かなと期待したんですが、そうではなかったですね。
でもこれはこれでよかったです。
探偵とねこちゃんですもんね。

0

もっとキャラを掘り下げるか、事件を詳しく描くか

したほうが良いのでは?と何様なんですが思いました。 

絵柄がおしゃれでお話も流れるような描き方ですね。

御徒町の登場時に、こういうキャラと設定なのねと思ったら次のエピソードで二人の出会いの過去編になって混乱しました。

探偵事務所で事件を1つずつ解決しながら二人の関係もゆっくり変わっていくんですね。

ちゃんと人と向き合ってこなかった御徒町と初恋をこじらせ最悪の結末にしてしまった川崎。

御徒町は川崎に助けてもらって。
川崎にドキドキしたり力になりたかったり初めての気持ちに戸惑ってますね。それが可愛かったです。
川崎は困った人をほっとけないらしいけど、御徒町が懸命に変わっていくところや優しさ明るさに惚れたのかな?

川崎の掘り下げがあるんだけど、よくわかりませんでした。結局なんでだっけ?なにを避けてたんだっけ?どうしたかったんだっけ?
雰囲気の良い一冊でした。

最後の事件解決が二人の関係のクライマックスと重なって集中できなかったかな。
あと動物探偵の人は過去にどんな関係が?

0

脇を固める皆様が良い

日比谷、ツルちゃん、根岸さん、タイラさん…みんな魅力的。

タイトルは大変可愛くて好き。
ジョゼ先生はもっと…もっとさ!!と思わざるを得ない作品でした。良いんだけど、探偵モノのお約束的な設定が並んでいて、なんだかなぁと。ジョゼ先生にはジョゼ先生にしか描けないものを期待しちゃうんだけどなぁ。
助手と探偵がわちゃわちゃしてるところに依頼人が来るとか、幽霊回とか、訳知り顔の警官とか、う〜んよく見る!よく見る上で何かがあれば良いのだけれど、1冊ではそこまで辿り着かなかった感じ。

ジョゼ先生の描く受けらしく、ねこちゃんたる御徒町は美しくかわいかった。攻めの川崎も本当は入れられたい人なんじゃないかというアンニュイか雰囲気を出し続けてました。自分にはそう見えたんだ…

0

ねこちゃんって...そういうことか...!(微ネタバレ?)

こちらの表紙の美麗さから衝動的に買ってしまいました。個人的にですが、表紙買いって結構リスキーだと思っているんです。読んでみるとアレ?思ってたんとちゃうなあ...ってことを何回もあるんですね(泣)
しかーし、この作品は表紙もお話も◎でした!

あまり深くは言えないのですが、タイトルの「探偵と「ねこちゃん」」、最初はストーリーを読んでいてなんでねこちゃんなんだろう?ねこ出てこないしな...って疑問に思っていたんです。ストーリーの終盤、綺麗にタイトル伏線?回収されました。
その場面が1番のきゅんポイントでしたね...さすがジョゼ先生....絵もストーリーも唯一無二で独特で、面白かったです。
これを機に、先生の他の作品も読んでみようかなと思います。

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