【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】
2巻も絶好調…!!
序盤はグアンの救出劇が大層ダイナミック…!!
グアンを攫った義弟イエンが想像以上にサイコ野郎だった…( º言º)
謎のグアンの覚醒?によりイエンの魔の手を逃れ、レイとの再会を果たしたグアン
ここからグアンとレイは主従の関係
主従の関係であり共に自らの半身と想い合う仲
非常にBL的展開の良きパートに突入~~~~♡
と、萌えまくる私の前に不穏な空気、、、
そうなのか…グアンは「愛」を口にしてはならない…
なんて呪いだ、、、
それは「魔法使い」が負う宿命…
え、、、そもそも魔法使いって???
グアンの両親はどう出会ったの???
何て所で終わるんですか…!!!???
と、、、ざわつく私の胸の内をそのまま表してくれる描き下ろしの秀逸さょwww
全部ココに集約されておりました!w
とりあえず今、一気読み出来る環境で良かった!としか言えません♡
謎が隠されているという地下
その地下の入り口には陰陽の印…一般的に言う「陰陽太極図」
これ、英語で「yin yang:イン ヤン」と表されます
でも「yin」って発音的には「イエン」が近い気がするんですよね…
そう、、、死んだはずのあのサイコ野郎、、、
と、、、いう事は片割れが居るって事なのかな?!
なんて、、、考えてみたくなる楽しさが潜んでいます
その他にも先代の王=グアンの母に仕えた前騎士のゼラ
かれもまた希死念慮を抱く一筋縄ではいかぬキャラ、、、
すごい魅力的な広がりを魅せるこのストーリー!
創作の世界の醍醐味を感じさせてくれます
やっぱりすごい好きだな~あんじ先生 .゚(→ε←*)゚ .゚‼
※地雷要素あります
女性に無理矢理跨がられる、、、というベッド上シーンがあります
苦手な方はご注意を、、、
監禁されたグアンを救出するために、少数で敵陣に乗り込んでいくレイの度胸に惚れ惚れしました。混沌とした街で生き抜いてきたからこそ、土壇場で物怖じせず強さを保っていられるわけですね。一方で、高貴な身分のグアンもぬるま湯のような環境で育ったわけではなく、身内に疎まれ常に敵の存在を感じながら、罠にはまらないよう頭を使って生きてきた。環境は違えど、過酷な人生を送ってきたのは同じで。そんな2人が変えていくこれからの世界、とても楽しみです。話し合いで説得とかではなく、きちんと悪者が制裁されるのも良かった。でも、リンファの境遇には少し同情する所もありました。
早く続きを読みたい・・と思うのは、
1-2巻続けて一気読みしたので、世界観を理解できたからかもしれない。
グアンにかけられた呪いは、「愛」を言葉で表すと破滅をするというもの。
誰がかけた呪いなのか、解呪できるのか
わからないまま、続く。
早く続きを読みたくなる、上手い構成だと思う。
置いてきてしまった受けを助け出すために、パライソへ向かったり側近や元騎士の力を借りて助け出そうと奮闘。
元騎士も度胸を試すわりに、あっさり協力したり結局は弟に撃たれてしまい受けの力で場を収めてもらったり…。
やっぱり主人公に感情移入が出来ず、スリル感もない…。
お父さんの話などが深く絡んだ二巻。
継母や元騎士の関係性が急に出てきては消え、色々と詰め込み過ぎて性急に終わったような喪失感がありました。
それなのにまだ続く…?
一巻の違和感を拭えぬまま読み進めて思うのは、せっかくの設定や世界観の魅力が半減しているような感覚です
もしも少年誌だったらもっと上手くまとめてくれるんだろうか…と、思わず考えてしまいます。
グアンをマフィアに売り渡したことを後悔し、自責しながらも自身の力で思い直し、助け出すために即時行動に移すレイの姿から始まる2巻。
レイの視点を通して見るパライソの光景から、彼らが「魔法」と呼ぶものの一端が何なのか、推察することができます。それでもまだ「魔法使い」については謎が多いため、魔法についての推察も正しいのかは判断できない。
冒頭からますます作品世界に引き込まれました。2巻目でも衰えることのない引力。
新たな登場人物ゼラと、1巻から登場しているセイランがグアン救出に協力してくれるわけですが、彼らの過去にもグアンや那家との浅からぬ因縁があるとは……。
那家が血を守るための近親婚が生み出す様々な問題。それが今回のグアン監禁にも関わっており、ゼラやセイランの因縁とも無関係ではない。
グアンの義弟イエンの狂気とマフィア吉祥のコンビは怖かったです。組み合わせちゃ駄目なやつ……!誰も止める人がいない……!
前魔法使いの元騎士ゼラとグアンの義母リンファの関係は切なかったです。「素直に告白していたら」という「もしも」を異なる相手に対して抱き続けてきた二人。でも、そうしなかった現実がある。
那家(魔法使い)後継者を巡る争いは、イエンが触れてはならない秘密を暴いてしまったために、一度にまとめて決着がつくことに。物事は一気に進むこともある。
しかし、決着がつくのと並行して、新たな問題(謎)が示されます。
何故、グアンは「愛してる」と言えないのか。
1巻でも軽く触れられていた点ですが、2巻では「愛」についてが更にクローズアップされることになります。
1巻のラストで「これが愛だ」と自覚したレイ同様、2巻ではグアンが「これが愛」と自身の中にある炎のような熱い感情を自覚する。レイはグアンに向けて、グアンはレイに向けて。
相思相愛という奇跡のような幸せな状況にあって、グアンに向けて紡がれたレイの「愛してる」という言葉。それに何も答えることができないグアン。
魔法使いの呪い(影)が警告のような脅しをする。「魔法使いはその愛を口にした瞬間死ぬ」
レイからの愛の言葉に答えられない状態に耐え続けられるかどうか、不安になるグアンの心情を考えると辛いです。
続くシーンで、ゼラとリンファの「もしも」が描かれるので、余計に。伝えられないこと、伝えなかったことによる結果に対する後悔と、夢見てしまう「もしも」という仮定。
伝えられないままだとしたら、グアンの未来もそうなってしまうのでは、と危惧してしまいます。
が、流石のレイです!
レイがグアンの男妾と揶揄された件をきっかけに、グアンが違うと言ってくれればそれだけでいい、誰の許しも必要ない、と、揺るがぬ信頼を示し、詩歌の遣り取りで愛を伝え合った。「愛してる」という言葉など無しに。
二人の教養や知識の豊富さがあればこそ、伝わる気持ち。だから、レイはグアンの騎士で、グアンはレイの王なのだと、お互いしかいないのだと、魂を分けた半身なのだと、改めて納得させられます。
多くの資料が失われ、文明が一度途絶えたような世界では、知識に触れることすら難しい。その中で、教養を身につけ、出会ったことは運命とも呼べる。出会うべくして出会ったのだと。
魔法使いの力(呪い)など、謎もまだまだあり、彼らの困難はこの先も続くと思いますが、お互いの光を失わずに進んでいってほしいです。呪いを解くため進み続けるグアンとレイから目が離せません。
「光」を意味する名前を持つ二人のこれからが少しでも光あるものになるよう、願っています。
これからも単話で追いかける予定です。