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表題作亡国のエマノン

アル(アルタルフ),小国アレル第二王子
ヨナ(エマノン),従者(元奴隷)

その他の収録作品

  • 書き下ろし:砂漠での一夜

あらすじ

隊商に売られた美しい青年は、盗賊に襲われ一人だけ生き残った。 瀕死のところを精悍な王子・アルタルフに拾われ、ヨナと名付けられた。 それから数年、ずっとヨナは忠誠を誓い従っていた。 ある日、宴で踊り子を務めるヨナは、媚薬を盛られ体が火照ってしまい、窮地に立たされる。 アルタルフに熱のこもった瞳で見つめられ、愛撫で欲を解放され、羞恥に塗れてしまう。なのに、想いが募り――。 褐色肌の王子×拾われた従者、砂漠の国での身分差ロマンス。

作品情報

作品名
亡国のエマノン
著者
黒井モリー 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784799759592
3.9

(32)

(10)

萌々

(12)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
124
評価数
32
平均
3.9 / 5
神率
31.3%

レビュー投稿数5

分かりにくい

『#BがLする 4ページアンソロジー ~そのとき僕は、恋をした! ~』で本作を知り手に取りました。

王子のアルにヨナが拾われたところから始まり、身分の違いがありながらも結ばれる王道のストーリーです。
アルが寝所に女を連れ込んだり、ヨナが当て馬に襲われかけますので苦手な方はご注意下さい。

アルとヨナが何歳で出会ったのか等の設定がふんわりしていて分かりにくく、タイトルに亡国とある割にヨナの故郷は謎のまま、エマノンはヨナの奴隷の時の名前なだけで終わってしまい全体的に肩透かしを食らった感じが否めず残念です。

限りなく中立に近いのですが、アンソロジーの続きが読めて嬉しかったので萌え評価とさせて頂きました。

シーモアは白抜き修正でした。

0

美しき従者

作者買いです。

先生の描くキャラは美しく色っぽい受けと顔が超良いハイスペの攻めというイメージなのですが、今作の受けは過去一の美しさなのではないでしょうか!!?作中でも誰しもが彼を目で追い頬を赤らめるほどに見目麗しい。そんな見た目のレベル高いペアの話。なのですが、中身は…うぅん…何も感じず残らなかったです…残念…キャラデザは最高に美しかったんですがねぇ…うぅん…それがすべてでしたねぇ…。あと踊り子の衣装ってめっちゃ大好物なのですが、受けが着た踊り子の衣装はコレジャナイ感があってぐぬぬぅ…ってなりましたtkbは隠してくれ…!

顔は皆とても眼福でした、はい。

2024/05/05 読了

0

色々と分かりにくいのがもったいない

砂漠の国の第二王子アルと、王子に拾われた異国民の側仕えヨナ。

「ヨナ」という名は出会ったときにアルが与えたもの。
ヨナは真っ白な髪と肌、赤い瞳。作中に言及はないがアルビノか?

絵もキレイだし、設定の作り込みもしているのだろうなと感じられるので悪くはない。悪くはないけど分かりにくくてもったいない部分も多く、ヨナの魅力の部分も自分の好みではなかった。

まず、アルとヨナが出会ってから結構な年月が経っているのが分かりにくい。
最初の回想の場面でアルの年齢が分かるようなカットがあるとよかったのになと思う。

作中、名前にまつわるエピソードの扱いが大きいが、この国、というか文化圏での「名前」というものの重要性、位置付けがよく見えてこなくて読者が置いてけぼりぎみ。
同時に「名を与える」意味、ヨナとアルの捉え方の違いもよく分からない。(アルの方は作中で語られるがヨナの方が分からない)

ヨナは「抱かれたらヨナでいられなくなる」という主旨のモノローグがあるが、その意味もモヤモヤと霞がかかってしまって捉えにくい。

ヨナの以前の名前「エマノン」の意味からすると、「抱かれたらエマノンになってしまう」ということなのかなと読後には思うが、
初見では「ヨナ」という名の方に特別な意味があるのかと思ってしまう。

あとは、個人的な好みの問題であるが、ヨナは体つきこそ筋ばっていて女性には見えないものの、立ち居振舞いやリアクションが可愛らしいのでどうも男性ぽくなくて…
最初から、男性に性の対象として見られるような存在として描かれている感じがして、
「エマノン」であろうと「ヨナ」であろうと「王子に抱かれる」というゴールが変わらないのはどうなの?と思う。

あと、ニーハイみたいな衣装がどうしても好きになれない。

作者の方で色々と作り込んでも読者に伝わりにくい描き方では台無しなので、
それならいっそなにもかもをフワッとしか決めずに「ヨナかわいい」「アルかっこいい」だけで走りきる漫画にしたほうが双方幸せだったのでは…と思う一冊だった。

1

うーん…。

作家様買いです。

第二王子のアルと、あるに拾われた従者のヨナのお話。
ヨナが髪の毛がすごく長くて、色白なこともあり
女の子にしか見えませんでした。

アルはヨナのことが好きだったはずなのに
他の人を抱いてたのが嫌だなぁと個人的には思ってしまいました。
アルの執着心は出てくるからわかるけど
ヨナはそういうのもなさそうで、いまいち気持ちが伝わってきませんでした。
従者としての感情なのか、恋愛感情なのかどっちなのかなぁって。

いろんなことがあってハッピーエンドで良いのですがサラっと読めてしまい
とにかくヨナが女の子にしか見えなかったのでこの評価にさせて頂きました。

9

褐色の国の白い恋人

幸せケモミミ家族からいきなり砂漠の身分差だと?
しかも瀕死の生き残り

モリーさんがそんな哀れで哀しいお話しを描くのか?と 余計なお世話だが心配で買ってしまったw


えぇ 心配した通りッ!

安心めされよ 蓋開けてみりゃ通常運転の超絶あまあまラブラブハッピー*

多少の屈辱的部分や蔑みはありますよ そりゃ
でも終始 小国の第二王子に守られ溺愛されてますから

ここに出てくる「ヨナ」この名前に意味があるなら薄いとか 淡いってやつか?なんて思ってたら 鳩 のほうだった

でも 嘆いてはいないんだよね

名は体を表すとはよく言ったもんで 褐色の国には珍しい白肌持ち
盗賊の襲撃にあった隊商の生き残りのその子に第二王子が与えた名


ヨナが女の子にしか見えねぇよぉぉおッ
っていうお嘆きはありましょうが しかたないじゃない
だってモリーさんの絵が愛らしすぎるんだからッ

ほんッと!愛らしい お話から何から

アルにオイルマッサージするヨナなんて微乳なれど どこぞの嬢かと思ったわ


お話し的にはありがちな 囚われの身から一人生き残り拾われ 名と身分を授けられ王室に連れ帰られたけど 今度はその肌を狙うヤツに主の危機を救いたければ己の身を対価として差し出せ的な辱しめを受けるやつ

顔を隠した謎の商人の悪巧みや 跡目を巡る身内争いじゃないのでずいぶんとアッサリ終わっちゃった感じだけど まぁそれもヨナが傾国傾城(絶世の美女)だったからってことで めでたしめでたし?


んんん 悪くはないんだけど
なんか中途半端さが否めないかな

なんでヨナが頑なにアルを拒んだかもいまいちよくわからないし
アルが欲しがったものも 漠然としすぎたというか もうちょっと現実味のあるものだったらよかったんだよね 既にエマノン(NO NAME)に居場所は与えてるわけだから

んんん いや あたしのなけなしの脳ミソだからそう思うだけなのかな?

ちょっと一回幸せ家族読んで 目先変えて読み返してみたら違うものが見えてくるのかな?

うん 申し訳ありませんが ちょっと一回出直してきます 

6

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