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スモークブルーの雨のち晴れ 2

smoke blue no ame nochi hare

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表題作スモークブルーの雨のち晴れ 2

久慈静
38歳,翻訳家
吾妻朔太郎
38歳,久慈の元でアルバイトをしている元同僚

その他の収録作品

  • 琥珀色の日暮れ
  • 久慈父の翻訳小言
  • カバー下(登場人物紹介)

あらすじ

訳して、飯食って、SEXして。話題沸騰!アラフォー男2人の翻訳家BL

「おれの事、好きなくせに」「だからなんだよ」

元同僚でライバルだった久慈静の手伝いで
翻訳のバイトを始めた吾妻朔太郎。
二人はお互いの止まっていた時間が、
少しずつ動き出しているのを感じて――。

元同僚ケンカップルの翻訳家BL☆
描きおろし漫画「琥珀色の日暮れ」14P収録!


■収録内容
・「スモークブルーの雨のち晴れ」第6話~第10話…COMICフルール掲載作品を加筆修正
・「琥珀色の日暮れ」…描きおろし14P
・本体表紙…描きおろしイラスト2P

作品情報

作品名
スモークブルーの雨のち晴れ 2
著者
波真田かもめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
シリーズ
スモークブルーの雨のち晴れ
発売日
電子発売日
ISBN
9784046819277
4.7

(223)

(181)

萌々

(31)

(10)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
17
得点
1060
評価数
223
平均
4.7 / 5
神率
81.2%

レビュー投稿数17

大人の縁側BL 最高

波真田先生が描かれる日常はなぜこんなに魅力的なのか。
絵が美しく丁寧で光の加減がお上手だからかもしれない(素人が生意気にすみません)
時間は有限で一瞬たりとも止まらないことを表現されているからかもしれない。

おはようと〜シリーズでも思いましたが、日常が恋愛やセックスと地続きであるという表現のように感じます。

冒頭、久慈が目を覚まし隣に吾妻がいなくて、すねてたんですよね。
朝メシは?と聞かれて「知るか 勝手に食え」と言うのが。
そんな久慈にじゃれる吾妻。萌えです。
縁側BL最高〜。

久慈にとって大切な家が、兄にとってはそうではないのが驚きでした。
過去の父の言葉を兄弟で違う意味で捉えていたり。兄弟あるあるで、わかる〜となりました。

あのステキなお家なくなっちゃうんですね。
久慈は寂しいだろうに。

吾妻に俺のこと好きなんじゃないの?と聞かれ、あっさり認める久慈。
そこでお前は?と返さないところが大人というか久慈ですね。
「うける」とうれしそうにじゃれる吾妻がかわいい。

吾妻が実家に行く時、すかさず車を出してくれたり、食事を作ってくれる久慈…男前すぎ〜こんなん惚れてまうやろ〜です。
吾妻はとっくに惚れていますね。

車中での吾妻の「キスしてやろうか?」は自分がしたかったのではないかと思われ。

1巻では久慈を慰める、2巻では吾妻が慰められるセックスがありました。お互い求め合っている感が増していいです。

吾妻が久慈のバイトをやめてから、久慈が連絡しないのも、それを吾妻が気にするのも、電話がきて近くにいると気づき久慈がダッシュするところも高まります。

「カレーうどん食うか?」の誘い言葉が最高。
いちゃこら後の「カレーうどんまだ?」
「吾妻の仕事が落ち着くであろう頃に 飯で釣ろうと思ってたんだよ」も最高。

久慈の家に吾妻が住むことになるのかなと思いましたが。
あの家は久慈の象徴のような気がしているので、吾妻と一緒に住むというのは、そういうことなのかなと。
自分の中に受け入れる、一緒にいたい。まんまだけど。

2巻では1巻より更に、2人の感情の高まりとともにキスからのセックスの流れが自然で見入ってしまいました。こういうところも好きです。

吾妻が翻訳を勉強しようと決めたこともうれしいし楽しみ。いろいろあるけど、2人とも前を向いている感じがします。

1巻に続き、久慈父の翻訳小言が勉強になるし、おもしろい。

おはようと〜もそうでしたが、扉絵もすごくいいですね。遠景が好きなので特に。

はあ〜今から3巻が楽しみです!

14

話のリズムが大好きです。

まとめて読める単行本版はやはり良いですね!
もう次が待ち遠しいです。

7

翻訳とタバコと大人の時間

昭和の戸建てで繰り広げられる、いい感じの大人のスローラブ&ライフ、引き続き最高でした。冒頭から縁側でいちゃつくアラフォー二人に萌え転げる私。幸せがここにある!

さり気なくスパダリな久慈。急な帰省をしなくてはならなくなった朔太郎のために車を出して、ごはんも作る…最高すぎるんですけど( *´艸`) なんとはなしに相手に寄り添う大人の優しさがいいな~と思いました。

朔太郎と母親の関係性もしみじみほのぼのしちゃったというか、母はなにかを察してるけど踏み込まない、おしゃべりなくせにそれだけは話さないっていう場面から、朔太郎の鬱屈が伝わってきたり、「おれの事、好きなくせに」「だからなんだよ」っていう短い会話のなかに、いろんな感情や情報が伝わってきて、なんとなく切なくなっちゃう…etc. 波真田先生の漫画力に魅せられました。

”好き”という気持ちを押し付けず、いい距離感で関係を続けるふたり。”翻訳”というお仕事BLとしてもとても読み応えがあるのですが、そんな彼らの日常の延長線上に当たり前のようにエロもある、ラブとライフの絶妙なバランスが心地よいです。書き下ろしの”琥珀色のかき氷”で描かれる官能は、まさに”大人の時間”でした!!

7

久しぶりにすごいものを読んでしまった……。

初読のときに、こんな切なさとキュンの溢れてる作品てある……!? と、やたら感動してしまい、もったいなくてしばらく再読できなかったほどです。泣けるとかじゃないんですけど、ハートにじわりと染み入ってくるやつでした。はぁ、この感動は上手く表現出来ないな……。

1巻も良かったけど、2巻はそれを更に超えてきました。

今回は内容がけっこう盛り沢山でした。吾妻母がピンチだったり、久慈兄が一次帰国したり、吾妻に新しい仕事が見つかったりなどなど。

そんな様々な出来事が起こる中で、でも吾妻も久慈もいい大人なので自分の気持ち一つでどうこうするのではなく、ひとの気持ちを思えば言えない、呑み込まなければならない思いなどがあって。

それで落ち込んでしまう事もあるけれど、互いにさりげなく相手に手を貸し慰め合うのが、すごく良かったです。って、ボキャ貧でなんかすみません。

久慈が実は吾妻のことをかなり好きで、ド直球で好きだよと告るわりには、それは自分の気持ちの問題で吾妻には関係ないって言い切るのが、大人の恋だな? と。あ、いや……大人の恋ってなんだろ……私もいい大人だけど、久慈の謎理論にはちょっと驚いたというか、そんな思ってても言わないようなことをわざわざ口に出して言うのって絶妙大人じゃなくて萌えだな、あっそうかこれは萌えだ、わ~萌えだぁ~~! と後からじわじわ萌えが来ました。

って、なんだか変な感想になってしまいましたが、次巻もたのしみです。

7

もだもだLOVE&LIFE

名前を付けない大人な関係、アラフォー男達のもだもだLOVE&LIFE 第2巻!!!!!!

2巻の表紙は1巻とは違うお互いに向き合う形。久慈の手がセクシー!!
帯のふたりの掛け合いが…
『おれの事、好きなくせに』
『だからなんだよ』
好きを言わないけどお互いに好きじゃん!!!
でも、あえて『関係』をはっきりさせないところが、今のふたりには心地良いのかと、、、

朔ちゃんが甘えてるようで、静ちゃんを甘やかしてるようなふたりの関係がまたイイ!!

描き下ろしの『琥珀色の夕暮れ』
大人のかき氷の食べ方と過ごし方

エロスの構図がまた秀逸過ぎます。

5

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