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表題作ワンサイドインルーム

佐伯らん 大学生
岡清孝 18歳,大学生

その他の収録作品

  • 大学祭(描き下ろし)

あらすじ

”好きになりすぎるのが怖いなんて”

大学イチのモテ男×仏頂面の恥ずかしがり屋
もどかしいキャンパスライフ♡

目つきが悪く周囲から距離を置かれる大学生・岡は、
同じ大学のイケメン・佐伯に恋心を抱いている。
入学間もない頃、サークルの新歓で佐伯に「かわいいね」とキスされ急接近。
その後は流されるまま、家に入り浸られて、キス以上のこともする関係にーー。
佐伯が気まぐれで自分に興味を抱いているのだろうと思っている岡だが、
余裕そうな態度とは裏腹に、佐伯も岡に本気になっていて…。

作品情報

作品名
ワンサイドインルーム
著者
みつこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
電子発売日
ISBN
9784865897173
4.4

(73)

(47)

萌々

(15)

(10)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
326
評価数
73
平均
4.4 / 5
神率
64.4%

レビュー投稿数10

相手のことが見えてなさすぎて…

大学生同士。
所謂カースト上位イケメン人気者の佐伯と、目つき悪くて誤解されがちシャイボーイ岡。

入学式の日に佐伯に助けられて以来佐伯を目で追うようになった岡は、何故か佐伯に気に入られて…

焦れったい両片想いを双方の視点から交互にじっくり描いているので、キャラが何を考えているのか分からないというストレスは感じずに読めた。

ただ、キャラの思考を把握した上で「なんでそう思うんだ、そうはならんやろ…」と思う場面がやや多かったので、両片想いすれ違いの切なさよりも彼らへの呆れと苛立ちが勝ってしまった。

一番「ないな…」と思ったのは、セックスする仲になってからもまだグダグダ両片想いを続けていたこと。
いや、双方の言い分「相手が自分のことを好きじゃないと分かるのが怖い」は分かる。だから関係を曖昧なままにしておきたいというのも分かる。
でも相手への想像が、「佐伯はセックスなんてなんとも思ってないかも」「岡は断れなくて流されてるだけかも」ていうのはどうも…相手のこと見えてなさすぎというか。
逆に、そんな不誠実な男だと思ってるのに好きなの?それでいいの?と思ってしまった。
好きな気持ちがないのにあそこまでやってたらドクズじゃん。

ドクズを好きになっても別にいいし、焦れったいすれ違い展開も嫌いではないけど、非合理的にズルズルとだと萎えてしまうなぁと思った。

0

攻めにしか見せない表情がかわいい…

神作「先生さよなら、また明日」のみつこ先生。今回も低体温クール男子と独特のノリが好きでした。
イケ攻が凡受と出会って恋を知る…は王道ですが、佐伯に見せる岡の照れ顔が可愛くて…!!素直じゃないけど寝る場所を空けていたり健気さと見た目の男らしさのギャップが良かったです。
両者の視点も自然な描写で読み応えありどちらも萌えました!
描写なかったですがケーキ一人で食べたのかと思うと切なくて切なくて。
ですが顔が似通っていて、岡の目つき悪さが余り発揮されていないように感じて(表情も少し乏しい感じ)個人的に残念でした。

0

じっくり

すごくじっくり両片想いの描写がされてますね。
嫌われたくない!そればかりで。
こういう作品もいいですよね。それぞれ成長してって。

佐伯に群がる女子の怖いこと!
佐伯もモテ男のエキスパートですから、岡に矛先が向かないようにちゃんとして…。
っていうか、あの日シャツが裏返しの前後ろの日やったの?やってないの?そこだけが気になります。

かわいいね 君がキスして言ったから 今日は初キス記念日

というか嫌だと言われるのが怖いってけっこうグイグイ岡に迫り、いつの間にやらアソコに指を挿れたりすごいことしてますよね?

なんか片想い描写にジーンとなるのですが、長いな…と思ってしまいました。
わかるんだけど、聞くのや言うのが怖いの。でもBLだからそこはずばり進んで欲しかったな。

0

崩れていくイケメンが楽しい

クールで何考えてるか掴めない感じの攻めがどんどん崩れていって、小学生男子みたいになってるのが可愛くて楽しかったです。

逆に受けの方は、攻めに緊張や遠慮してコミュ障気味だったのがどんどん素で接していけるようになっていって成長が感じられました。

受けの方が矢印デカそうに見えて実は攻めの方がよっぽど…っていうのが好きな人にオススメの作品です。

絵も独特な雰囲気あって好きなんですが、おそらく作者さんの得意な構図が斜め顔なのでしょうか、その斜めからの顔や表情が多様されていたのがコピペ感というか、そこだけが少し気になりました。
でもストーリーが王道なのにしっかりと切なく感じられて、それでいて重くなりすぎずに甘さもあって好きだったので、神評価で!

粘着系の女の子は少々怖かったですが、友人たちはみんないいキャラしてて和みました。

続編や番外編出てくれたらいいなぁ。

0

圧倒的満足感

攻め・受けどちらの心理描写も丁寧に描かれていて、久しぶりに恋愛ものを読んでいる!って思えた作品でした。
どちらの視点からも描かれているので、物語がわかりやすかったです。

受けが、攻めからの接触に悩みながらも、それに嬉しさを感じているところがいじらしくて...
いつ終わるのかと怯えながらも、幸せな生活を送る姿が可愛くてたまりませんでした。

対する攻めは、最初の行動はかなり疑問だったのですが、攻め視点により合点がいきました。
彼の行動にじわじわと感情が追い付いていく過程が丁寧で...受けを振り回してしまいますが、しっかりと自分で自覚するのが良かったです。

お互いに臆病になってすれ違ってしまいますが、一緒に同じ部屋へ帰った時の感動といったら...!
好きだとちゃんと言葉にして、その事実に幸せをかみしめている2人を見られて本当に良かったです。

恋愛ものとして満足度が高く、間違いなく神評価です。

0

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