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表題作恋染龍雨衣

石神地架,龍の眷属になった人間
天玻瑠灘命(あめ様).,龍と人のハーフ

その他の収録作品

  • 〝愛しい〟なんて(描き下ろし)
  • カバー下(設定裏話・衣装解説)

あらすじ

「お前は今日からおれの下僕(もの)だ。よく仕えよ」

龍神の息子・天玻瑠灘命は、訳あって妖怪専門の遊郭・かすみ楼を訪れていた。

その帰り、妖怪に襲われて今にも死にそうな人間・地架と出会う。

霊感ゼロで妖怪の姿すら見えないのに、想い人を助けるため命がけで立ち向かう地架のことが気になった玻瑠灘は彼を眷属にするが――

主従関係なのに、まるでケンカップル!?

幽世に迷い込んだ一途な青年と男前で初心な龍の半妖が紡ぐ、人外和風ファンタジーBL。

後日談の描き下ろしも収録。

作品情報

作品名
恋染龍雨衣
著者
朔ヒロ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
シリーズ
明烏夢恋唄
発売日
電子発売日
ISBN
9784575381306
4.7

(180)

(140)

萌々

(32)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
20
得点
845
評価数
180
平均
4.7 / 5
神率
77.8%

レビュー投稿数20

あめ様、愛しい。

シリーズ3作の中でいちばん好きです。
作者様があとがきで、前2作は「マイナスから0に戻す」(救済系)、今作は「0から1を作る」と書かれていたように、ちょっと毛色が違っていて、未来志向なストーリーが良かったです。

なんといっても、あめ様!
美しくて、強くて、高飛車……もとい誇り高いお方。小柄で細いのに、弾力ありそうな筋肉が龍っぽさを感じられてカッコよくて綺麗。でもって、おぼこくて天然魔性。
そして、長男気質で頑張り屋さんの強がり屋さんなのが、可愛くて愛しくてたまらないです。
地架は、救いたいものがあるという共通点から繋がって、お互いに力を与えあうようなところもあるんだけど……それ以上に、あめ様にとって寄りかかったり泣いたりできる存在になってくれて良かった。

可愛い弟分/妹分が登場するのがシリーズ恒例になってるのも嬉しい。くろみつちゃん、あんなに臆病だけど荒れ狂う父上のところにはちゃんと兄上を乗せて行くんだね。どちらも完璧じゃない二人が寄り添いあって助け合う兄弟愛がうるわしい。「名誉の傷」エピソードも、ホントあめ様らしくて。
くろみつちゃんは、あめ様と同じくオッドアイなのか? コマによって龍っぽかったり人っぽかったり。あめ様は瞳だけじゃなく、手足の爪も左側は龍仕様。細かいところまで凝っていて目を楽しませてくれます。角にお揃いのリングをつけてるのも可愛い。

『羅城~』3巻には、あめ様たちも出てきて欲しいな。

1

BL色強め

かすみ楼シリーズは世界観とスケールの壮大さ(特に羅城恋月夜①)が魅力ですが、その中でも本作はBL色を濃く感じました。
あとがきでも本作は「特に光の強い作品」と書かれていて納得です。
だって、2人が出会ってからの惹かれ合い方、キスシーンがあああ〜もう!私の中のBLのお手本かのように激萌えで最高でした。
長身無愛想な地架×小柄気丈なあめ様のカップリングも超好み。身長差、主従関係もいい。
シリーズの中でこのカップリングがいちばん好きです。
お互いが救いの存在になるのがたまりません。
全てを捨ててあめ様と一緒にいることを決意した地架がかっこいいし。
あめ様の無自覚煽り、それに悶える地架もかわいい。

でいて、このシリーズならではの世界観も抜群。
今回は龍神様が荒れる描写がかっこよかった。
そしていつもながらの脇キャラの妖怪たちがキュート。先生のデザインセンス、妖怪愛を感じます。くろみつもキャラも名前もかわいい。

1

いろいろな相手とのいろいろな愛情が散りばめられた素敵なお話

シリーズ新作を読んだので味わい直したくて読み返しました。

あやかしと人間、という組み合わせのシリーズですが、今回のあやかしは母親が人間の半妖です。

全くそちらのセンサーがなく、あやかしのことが見えも聞こえもしない男があやかしに襲われて死にそうになっているのを助けた半妖が、その人となりに触れて気になり眷属にします。

母親が人間の半妖とはいえ、父親は龍神、見た目と中身がそれぞれ父親、母親のどちらかに似た、あやかしでもなく人間でもない、どちらでもあり、どちらでもない、兄弟の兄。
背負うものが多く責任感があり、そして人情深く誇り高い言動が素晴らしいです。

主従関係なのに、口喧嘩が絶えなくておもしろい関係の2人は、悩みや苦しみもありつつ、協力しあいつつ、前進していくさま、成長していく様がすごく素敵でした。
それと同時に2人の関係が深まり、いつしか恋愛感情が育って行きます。
家族、友達、兄弟、仲間、いろいろな相手との愛情が散りばめられた素敵なお話でした。

シリーズの他2作もそうですが、モノクロなのにフルカラーで脳裏にうつる美しい世界観も素敵です。
シリーズとしてずっと続いていってほしい作品です。

1

和ファンタジー

アワードノミネートきっかけで読みました。和ファンタジーがお好きな方にはおすすめです。話運びの印象は和ファンタジーの少女漫画といった感じ。あまりBL然としていません。勿論男性同士(人型の竜を男性でいいのかはおいておく)の恋愛でセックスシーンもあるけれど。
230ページ超としっかりボリュームがある割には世界観の説明に紙面をさほど割いていないなと思ったら、「かすみ楼シリーズ」がもう3冊めなんですね。他の2冊を読んでいたらより楽しめるのでしょうけど、未読でも然程不便には感じませんでした。

1

あめ様と弟のくろみつが本当に可愛い

龍と人間のハーフのあめ様。龍の心を持ちながら体は人間と変わらないあめ様が、頑張る姿が愛おしいです。龍として、もっと強く、父親の様に立派な龍にならなければならないと思っていても、体は人間の形の為に思うように力を発揮出来ずにいました。
そこに妖の姿が見えないのに、大切な人を助ける為に体を張って妖に立ち向かっていた地架の姿にとても感心します。
あめ様は傷ついた地架を助ける為に仮の眷属にして、自分の下僕にします。
態度は不遜なのに、まだ大人の体の事は分かって居なかったあめ様は無自覚に地架をあおってしまい、あめ様に翻弄される地架が見ていて面白いです。地架も、龍族なのに人間の体で頑張っているあめ様を認める様になっていきます。
あめ様も地架の根性は認めているので、このお互いを尊敬し合う態度が見ていて良い関係だなぁと思いながら読みました。
そして、注目したいのが、あめ様の弟のくろみつです。体は立派な黒龍なのに、心は人間の様な細やかさがあって、大きな妖などは怖がってしまう様な龍なのです。このくろみつが私はとても可愛くてお気に入りです。
龍と人間のハーフに産まれながら真逆の見た目と心を持ち合わせる兄弟に2人の母親がかけた言葉がとても素敵でした。このシーンはお気に入りです。
絵がとても美しくて、龍の角を持つあめ様がとても綺麗で可愛いです。そして、このシリーズの醍醐味であるかすみ楼の妖達が今回もみんな可愛かったです。
このシリーズ大好きです。

1

美し過ぎて感涙

大好きな作家さんの大好きなシリーズ
もう表紙から美しい過ぎて感涙
お話もとても良く
読んで大満足の作品です

1

ふつくしい…

相も変わらず、お美しい…
先生の画には本当に惚れ惚れしちゃいます
(*´ `*)
特にこのシリーズは圧巻!
表紙だけでもずっと眺めていられます…
カラーで読みたくなっちゃう笑
そして無論、内容も素敵!
神域ということもあり
周囲の妖怪達もとても優しくて
シリーズで最も癒し増し増し空間でした♡
はあぁ……すき(しみじみ)

いつかシリーズのペア全員が
一同に集う様子が見られたらいいな〜
絶対甘々になりますね(*´艸`)♡笑笑

今回も素敵な作品を
ありがとうございました!

2

最高の人外和風ファンタジー

「明鳥夢恋唄」「羅城恋月夜」に続くかすみ楼シリーズ三作目ですが、今作だけでも楽しめると思います。

龍と人間の子である あめ と人間である地架にはどうしても助けたい人がいます。
その思いが二人を出会わせ、心を通わせるキッカケとなっていくので、とてもストーリーに引き込まれました。

お互いに素直になれなくて一度はすれ違ってしまいますが、好きだと認め合った二人のその後は幸せそのもので読んでいて心が温かくなりました!
子供たちにも恵まれて子供十人も夢じゃなさそうですね……!!

DMMは白抜き修正です。
あめが地架に乱されている姿がとても色っぽかったです!

1

あめ様が頑張っている姿が愛おしい

このシリーズ、明烏夢恋唄しか知らなかったんですが、鬼の話もあったんですね。
羅城恋月夜を読んでいないので、少しわからないところもありましたが、凄く良かったです。
あめ様が1人で頑張ってる姿が愛しくてたまりませんでした。竜王の子供なのに、周りからの評価が低く、そのせいもあり自分に自信がない所がいとしい。それでも、自分は竜王の子だからと、自分に言い聞かせて無理して頑張りすぎているところも愛しいです。

チカの存在が彼の癒しになって、いい感じに力が抜けて、彼本来の力を出せるようになったんじゃないかと思うんです。
自分の傍に誰かがいるって大切なことですね。
自分を全肯定してくれる人、頼ってもいいと思える人、大事です。

竜王が、奥さん大好きなのは、凄くいいけど、子供たちのこともちゃんと見てあげてー。
これこらは竜王もしっかりするでしょうから、家族仲良く、竜王の心得?みたいなものを伝授してください。

チカも長生きするってことですかね?
私は子供、10人いてもいいと思いますよ。

1

無限の可能性!

最近のランキングに入っているのを見かけ、気になりすぎてやっと読みました。初めての『かすみ楼』物語がこの3作目で大丈夫かなと少し心配しましたが、あっさりどっぷり世界観に引き込まれました。

とにかく先生の愛とこだわりがめちゃくちゃ伝わってくる作品です。シンプルな人外BLではなく、なんていうか、舞台がちゃんと「生きている」。独特な設定やそこのルールとか、丁寧に作りこまれていてすごく面白かったです!

あと、背景が綺麗すぎる…! ((*♥д♥*))

『かすみ楼』シリーズから本当に無限の可能性を感じるのでもっともっと続いてほしいです!

そしてできればクロミツたんのぬいぐるみを…

1

シリーズの中で一番好き!

今作の受ちゃん、“あめ様”が個人的に大正解キャラでした!頑張り屋で、自信家だけどウブで、でもエッチなことを覚えたら欲に忠実なタイプの・・・ツンデレ!見目も麗しくて言うことないです(*´◒`*)

主従関係で、夜は上下が逆転するところも萌える。それなりに偉そうな(褒め言葉)あめ様が意外とあまえたなのも、、可愛いの極みです。

周りを囲むキャラクターたちも楽しくて魅力的で、BL界の『せんちひ』では????シリーズ他作品のキャラクターがちらっと出てくるのも楽しいです。

オフロでふか〜いキスするシーンのあめ様のオシリがたまらないので全国の腐に見てほしいです♡

限りなく神に近い萌2!

2

眩しいくらい

大好きな朔ヒロ先生の大好きなかすみ楼シリーズの3作目。
不器用な人間・地架×高貴な龍神の子・あめ様。
美麗すぎる絵に見惚れて、人外ファンタジーにドキドキして、繊細な心理描写に感動して…、もうやっぱり先生大好き…!ってなりました。

地架とあめ様のそれぞれの背景がリンクしていて、『愛しい』という感覚を通して近づいていくふたりの距離感。
主従関係も興奮材料ですし、描き下ろしでその後のストーリーも見ることができて、あとがきでのみんなの姿に悶絶しました。
眩しいくらいの光をありがとうございます。

艶のある情事のシーンもほんっっっとに素晴らしくて、朔ヒロ先生の描かれる受けの身体のラインはどちらかというとしなやかでスレンダーな印象が強かったんですけど、今回のあめ様のお身体がすごくて…!
表紙でもわかる美しい筋肉!(表情もたまらん)
腕、胸…、さらに引き締まったおしりがめちゃくちゃえっちでそそられるんですよ…!(罰当たり)
地架との体格差もご褒美でございました。
毎回キャラのビジュアルから性格、何から何までもう全てがどストライクで大満足!
シリーズ作品なので系列キャラが登場するのも楽しみのひとつ。

素敵なお話を読むことができてとっても幸せです♪

3

神です!

かすみ楼シリーズ三作目です。
今回も神でした!
ストーリーは、人間の眷属×龍神の子で和風ファンタジーです。
龍の作画も素敵で、ストーリーもとても良いです!途中泣きました…。岩山でのキスシーンとか綺麗過ぎますね…。
ラストの雨のとこも、もう…うるうるですよ…。


そして、龍神の子がめっちゃかっこいいのにエロ知らない…可愛い、可愛すぎるんです。
攻めもかっこいいです!
ファンタジー好きな方には是非オススメです!

コミコミさんの有償小冊子もとても良かったです。
クロミツ…大きくなって、やっぱり泣いちゃう…。

本当にこのシリーズ大好きです!







紙本購入
修正は白抜きです。

2

シリーズ物と知らずに

朔ヒロ先生の作品は「さよなら初恋またきたなんで」しか読んだ事がなくて、そちらの作品は私には合わなかったんです。なので新作が出ても今まで購入まで至りませんでした。

ですが、今回はコミコミさんの有償特典小冊子に惹かれて購入したのですが、好みドンピシャでした。個人的には現代物よりファンタジーの似合う作家さまだと思いました。

妖怪が生き生きとしていてあめ様が可愛くて魅力的でしたね。勿論、地架も男らしくて素敵でした。彼の順応性とあめ様の弟のくろみつとのやり取りに何度もホッコリしたんです。

あめ様の無意識の甘えにどんどん地架が絆されて行くのに凄く萌えました。あんなに魅力的で可愛い子に無防備に甘えられたら、コロッと堕ちちゃいますよね。

世界観も凄く好みでした。なのでシリーズの他作品を読みたいと思い電子でポチりました。

個人的に小さな頃のあめ様とくろみつが凄く可愛くて、小さな時のエピソードをもっと読みたいと思いました。

1

失われた過去ではなく訪れる未来のために

今回は友人のために幽世を訪れた青年と
龍神と人間の間に生まれたの半妖のお話です。

妖怪に襲われていた攻様を救った受様が
攻様と結んだ仮契約が本物になるまで。

受様は龍人の父と巫女の母の間に生れた息子です。
母は人型の受様と龍姿の弟を産み、200数十年を生きましたが
息子達の父の事を託して儚くなってしまいます。

愛する母を亡くして以来、
父龍神は母を求めて荒ぶるようになり
現世の人間世界にも激しい嵐として影響を及ぼしていました。

母亡き後、受様は弟と共に父を鎮めるために奔走しますが
荒ぶる父が求めるのは母ばかりで父龍を宥られません。

今回も嵐を巻き起こす父龍の視界には入らず
母に似た狐の女郎の力を借りるため
妖怪専用船形遊郭『かすみ楼』を訪れるのですが

うっかり幽世に迷い込んでしまった人間の"迷い人"が
妖怪に襲われている場に遭遇します。
この迷い人が今回の攻様です♪

女郎は迷い人には干渉してはならない掟は絶対だと言い
受様も攻様の死を仕方がないモノと思うのですが
攻様は物の怪が全く見えていないにも関わらず
物の怪の攻撃を避けて見せたのです。

しかも攻様の言葉から彼がこの場にいるのが
決して迷い込んだからではない事が伝わってきます。

神格の受様であっても掟破りは問題ですが
攻様を捨ておくことができず
自らの眷属にして救う道を選ぶのです。

受様の眷属となった攻様に開かれた道とは!?

電子連載作をまとめての紙書籍化で、
既刊『明烏夢恋唄』『羅城恋月夜』に続くシリーズ新作は
友人のために幽世を訪れた人間と半妖と言われる龍人の
和風ファンタジーになります♪

妖怪専用船形遊郭『かすみ楼』を軸にした本シリーズは
既刊が少しづつ新作に絡むスピンオフシリーズなので
本作には既刊『羅城恋月夜』の受様が客演してはいますが
単巻でも十分に楽しめるお仕立てです。

既刊読破だと新たなキャラクターによって
世界観に深みが加わってさらに楽しいシリーズので
是非合わせて読んで頂きたいです (^-^)/

攻様を幽世へと誘った自責の念と放った言葉が
受様を動かしたように受様の下僕となった攻様の言動は
受様の行動を大きく変えていくことになるのですが

"弱い"人間の攻様が
"強い"半妖の受様を変えていく展開にワクワク
初心すぎる受様に
迫っている攻様の方が翻弄されていてドキドキ♡

龍神としての姿を持たない受様と
龍神の姿を持ちながらも心根は人に近い弟との関係も
兄である受様の言動を良い意味で縛っていて
きゅんきゅんさせられてとっても面白かったです ヾ(≧▽≦)ノ

カバー下に設定裏話と衣装解説が収録されていて
面白かったので、ペラッとしてくださいね。

1

高貴で傲慢で可愛い神

かすみ楼シリーズの3作目です。
前2作「明烏夢恋唄」「羅城恋月夜」を未読でも楽しめると思いますが
現世・幽世・廓などのかすみ楼シリーズの世界観を前2作で知っていた方が、理解も深まるのかな、と思います。


今回は妖怪に襲われていた人間の地架と、龍神の子のあめ様が主人公です。

あめ様がめちゃくちゃ良かったです。
背は小さいのですが、神なので高貴な傲慢さがあってそこがサイコーでした!
性格は真っ直ぐで一生懸命で、小さな身体で頑張る姿がいじらしくて、とても好きになりました。

下僕として傍にいる事になった地架は、そんなあめ様に対して敬語は使うけれども接し方は現代人っぽくて、2人のケンカっぽいやり取りがとても可愛いし楽しかったです。
そして体格差がたまらんかったです…!
いいCPだわ〜、最高。

ファンタジーなのですが、人外×現代人だからか、現実離れしすぎてないところも好きです。
キャラだけでなく、ストーリーも最高です。
個人的に、今作が一番胸が苦しくならずに楽しく読めました。
あめ様の弟のくろみつも癒やしだったし。

今回もとてもとても最高でした!
「羅城恋月夜」の続きや、シリーズがこれからも続くことを期待しています!

4

本当に神✨

本当に好きです
このシリーズが大好きで、この作品は単話でも追うことが出来て読んでたけど、毎回凄く心に刺さって本当に良かった
そして、コミックスになって纏めて読むとより一層いい...
ストーリーもしっかりしていて読み応えあるし、絵も凄く綺麗で細かく描き込まれてるし...

本当にBL作品なのか!?て思うほど素敵な作品だと思います
語彙力ないからホント上手く言えないけど、このシリーズはホントどれももっと読みたい!て思います!

2

ビジュアル最高

パパ龍に弟龍に見た目人間の主人公、ビジュアルが最高です。太くもなく細くもない龍。The理想の龍。
弟のクロミツがカワイイです。

シリーズ買いもして、作家買いもしています。
朔ヒロ先生の人外もの、ほんとうに好きです。
烏天狗の一作目、茨木童子の二作目、今作は神様です。神々しいし美しい人間と龍とのハーフ。
このシリーズずーっと続いてほしいです。

前作の主人公、陰陽師もちろっと登場しますが、この一冊でも十分理解して楽しめると思います。

父龍に対しての思いが切なくて神様にも家族愛とか最高‥ってなりました。

2

「天」と「地」と「雨」の関係性

かすみ楼シリーズ3作目。既刊未読でも大丈夫です♪

以下参考までに…
1:『明鳥夢恋唄』人間×烏天狗
2:『羅城恋月夜』鬼 ×人間(陰陽師)
3:『恋染龍雨衣』人間×龍神

ドラマ性が高い異種族恋愛ばかりで全部おすすめ。
妖の世界の風景もとても美しく描かれています…!
(朔ヒロさんなので素晴らし画力安定保証)

1・2作目は異種族恋愛の切なさがモリモリ。
2作目は特に因縁の相手っていう関係性も加わってて、
泣きに泣いたのですが……。

3作目となる本作は神様が相手なので色々と強かったですw
読後の印象は陽だまりの温かさを感じました。良き雨だ…。


さてさて。

攻め:地架…人間
友人であり片思い相手でもある男の魂を取り返すべく
妖怪の類いが一切見えないのにかすみ楼へ向かう途中で、
通りがかりの龍神の子に助けられて成り行きで眷属(下僕)になります。

受け:天玻瑠灘命(あめ)…次期龍神
龍神父が愛する人を失った悲しみで暴れ狂っているのを
必死で鎮めようと頑張っているお兄ちゃん龍神です…!!
(頑張ってるお兄ちゃんムーヴに滅法弱いので、)
(何度も涙腺をウルッとさせられたのよ(;///;)ウウウ)

龍神といえど幽世の掟として迷い込んだ人間に関わってはいけないのですが
地架が叫ぶ言葉が自分と重なりつい助けてしまってーー。

地架は片思い相手の視界に。
あめは荒れ狂う龍神父の視界に。
大切な人の目に入ることが出来なかった者同士寄り添い、
惹かれ合いながら一緒に難局を越えていく物語です…!


いや~~~……あめ様ですよ。萌えの塊すぎてッ!!

まず龍神である矜持が素晴らしくカッコイイ。
人間(母はとっても強い巫女)とのハーフなんですが、
見た目が人間寄りなので周囲から嫌なことも言われてて。
けれど絶対に屈することなく龍神として強く生きててね。

外見は人間・中身は龍神っていうのが印象的でした。
(弟は反対に外見が龍・中身が人なんですよ…)
(どっちもちょっと生きづらいんだけど、)
(現龍神の子として胸張って生きてるの!(;///;)ウウウ)

神様なのでとっても偉そうな言動なんですが、
家族思いの頑張り屋さんなのがとっても伝わるからキュンキュンする…!!!

頼りになる母は亡くなり、
暴れ狂う父を鎮めるために奔走し、
中身が人寄りの弟を守っててね…!!(;ω;)

ゆえに誰かを頼るとか出来ない不器用な子なんですが、
地架には甘えるようにもたれかかるのがグッときました。
地架に甘えてる時のあめ様がもぅもぅめちゃ可愛い…!!

あと萌えポイントとして、
神様だから性的なことに無知なのもツボでした♡♡
精通してなくて地架がシテあげるシチュがヤバい///
「女は…」「知らん…」って小声で返事するのニヤニヤした。

なので性的なことに無防備なんですね。
ゲイの地架にとって↗↗が治まらないとこも良きです!
感情が乗ってる表情からドキドキが伝わりました♡♡

(アカン、あめ様がめっちゃ可愛いから)
(無限に感想出てくるわ…(∩´///`∩))
(最後に1つだけどうしても書きたい感想↓)
(あめ様のサラシ、めちゃくちゃエッチ…!!!!!!)

地架って珍しい名前にしたな~とおもったけれど、
「天」と「地」と「雨」の繋がりで"なるほどな~"と。
(タイトルとの絡みを考えるのが好きなタチなのでこういう小技大好き!)

地架も孤独を抱えてたと思うのですが、
良い意味でカラッとしてて陰がなくて明るい。
敬うのが苦手そうで裏表がない真っ直ぐさを感じました。

(人間嫌いの紺には誤解されて嫌われちゃったけどw)
(あ、少しだけど2作目の受け・紺が登場してます!)


このシリーズはBLとして満足度はもちろん高いけど、
各CPのドラマ性も高くて上手く作られてるな…、と。
相手の妖によってCPの未来が変わってくるとこも好きです。

キャラクターによって色が変わるシリーズ作品ですね~。
まだまだこの世界観に浸りたいので続くと良いな…。

8

かすみ楼シリーズ3作目 今回は龍の子と人間の眷属です。

かすみ楼シリーズ3作目です。


このシリーズは各ストーリーが繋がっていると言う感じではなく「かすみ楼」を舞台とした独立したお話になっています。

前作にキャラも登場したりするのですがシリーズ未読でも問題なく読めます!

でも前二作も最高におすすめなので本作の先でも後でも大丈夫なので是非3作品とも楽しんで欲しいなと思います。

「明烏夢恋唄」と「羅城恋月夜」です



烏天狗の男娼、楼の用心棒の鬼と来て本作では龍の子(龍と人のハーフ)あめ様と彼が助けた人間・地架のお話になります。

あめ様の事を重点的に描かれていますが本当に酷く魅力的なお方なんです…

容姿、キャラデザ的な部分も勿論ですが彼の中身が本当に凄くて、

結構華奢な身体つき(とはいえ細マッチョ)なのですが生命力が溢れると言うか衝動的な方で…それは見ていてハラハラするくらいでした。


そんな彼が拾った死にかけの人間・地架。

彼もかなり無鉄砲と言うか向こう見ずな性格でそう言った部分ではあめ様と似てると思うのですが

あめ様が突出してるのでお世話役的になっちゃっててそこがまた良かったですね。

あめ様は地架を救う為に龍の眷属にするのでいわゆる主従になります。


そんな主従がお互いを知って行く内に思うところ、変わって行くところがしっかり描かれていてそこも見どころだと思います。

あめ様の在り方、地架の生き様、そして交わった二人の存在の行く末…もう全てをネタバレは勿体ないのでこれ以上は書けないです(笑)

でも普通のラブストーリーとは違った主従、人外、ファンタジーならではの面白さと魅力が詰まったお話だと思います。



かすみ楼シリーズ前2作と同等以上だしでもシリーズものと言ってもそれぞれの個性や作品の色がしっかりとあって唯一無二だと思います。

このシリーズ、そして本作品の魅力を完全に伝えられる語彙力を持ち合わせてないのが歯痒いです(笑)

ですがこのシリーズのファンの方も、ヒロ先生の作品のファンの方も初見の方にも満遍なくおすすめできるし読んで欲しい作品だと思います。

そしてやはり朔ヒロ先生のキャラビジュの素敵さ、背景などの作画コストの高さは本当に何時も凄いなと尊敬します。

12

この作品が収納されている本棚

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