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エナリ先生の明るく笑えるファンタジー。
国民的人気上位二人を嫁にしたというけれど、嫁を受け入れるネコは夫。
嫁の張り合いの犠牲になる様子はとても笑える。
レナルト:夫 貧乏男爵
父親譲りの破壊力抜群の美貌
父の教育で、禍を招くほどの美貌を「非モテ偽装」で隠す。
●レナルトの二人の嫁
フレドリク:国王の甥。「紫銀の貴公子」
実は大きな秘密を持ち、そのためにレナルトの嫁になる。
ジョナス:平民出身、国一番の人気騎士「神雷の騎士」
レナルトの美貌に一目惚れ、婚姻資格を得る為に切磋琢磨。
タイトル買い。設定は面白いと思ったのですが、想像してたよりつゆダクに感じられ、閨のお話はそーんなに興味ない方なので中立よりの萌にしました。本編200頁+後日談16頁ほど+あとがき。
貧乏男爵のレナルト。赤毛でもじゃもじゃ鳥の巣頭で顔を隠していて、筋骨隆々というには程遠い体格で、モテ要素はミリもないのてすが、ある日国内モテ男ランキング一位二位の二人を嫁にすると届け出を出し…と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻め1兄、国王(肝っ玉爆あり)、受け領地の民少々ぐらいかな。
++攻め受けについて
攻め1 お貴族様でさらさら銀髪、藤色の瞳な美麗イケメン。兄に虐められていて、とんでもない婚姻を結ばされそうになったからと、兄が納得するような惨めったらしい相手を結婚相手に選んだという方。ずる賢さは感じない頭脳派、優雅♡
攻め2 受けと幼馴染、幼い頃から受けを思い続けるが平民なので第一夫人にはなれず第二夫人に甘んじる。筋肉ばりばり強ーーーーい騎士様。金髪短髪、The体育会系。第二夫人に甘んじたことに思うところはあれど、貴族である第一夫人だからこそ出来ることがあるので、第一夫人はアリだと思っている。馬鹿じゃない、理性あり。
受けはある仕組みにより美人には見えていなかったけれども、ほんとは見たら襲いたくなるようなタイプの美人さん。幼馴染は貴族にならんと騎士団長になれんから結婚頼んできたと思っていて、貴族さんの方はお兄さんの嫌がらせから逃げるために結婚申し込んてきたと思っている方。自分がどんだけ美人か分かって無いってやつです。
そんな三人のエロエロんな恋話。アレコレされちゃうと受けがとろとろな語り口になっちゃうのであまり好きじゃなかったですが、攻め二人は尋常なくカッコ良しなので、3Pオッケーな方でしたら良いのではないではと思ったお話でした。設定は面白いなーと思ったんですけどね。単なる好みの問題かと思います。
攻め2人のお話は苦手なんですが、エナリユウ先生だということで信用して購入してみました。タイトルの「国民人気上位二人を嫁にする。」の部分も凄く気になってましたしね。
信用して良かったです。凄く面白くて神にするか迷いましたもの。なので萌2ですが神よりの萌2です。
この作品が攻めが2人でも大丈夫だった点は、それぞれがお互いを認め合っていて、レナルトをとても大事にしている点でした。
そしてレナルトの初めてを幼馴染みのジョナスが奪った点です。ずっとレナルトに片想いしてて、近くでレナルトを支えて来たのはジョナスなので最初は彼で良かったと思いました。
更に戦場でもう1人の妻のフレドリクとレナルトが初めて結ばれるのですが、ここでフレドリクの正体とレナルトとの過去の接点が明かされるのがとても素敵でした。
エッチにちゃんと理由があれは、自分は2人でも大丈夫だと判明しました。
そしてレナルトとフレドリクのピンチに現れるジョナスに痺れました。このジョナスですが2人を窮地に陥れた人物を拷問してから救出に向かってるんです。この人物がどんな目にあったか詳しく書いてあれば神になったかもしれません。www
口絵にもあった3人のシーンは、この事件が解決して3人の絆が深まってからなんです。なので複数に魅力を感じない私でも楽しむことが出来ました。
で、途中で凄くお腹を抱えて笑ったシーンがありまして、フレドリクが反抗期だった頃に伯父である国王にとある魔道具を作ったのですが、その魔道具がどういう効果があったのかを知り笑いが止まらなくなりました。
国王がレナルトに教えてくれるのですが、レナルトが学生時代の自分のあだ名も言ってたので思い出してはグフっとなってしまいます。←ここ注意して読んで欲しいです。子どもの考えることって酷いです。www
意味もなく複数婚や3Pをしているのでは無いので、複数が苦手な人もチャレンジしてみて欲しい作品でした。
今回は国王の甥と幼馴染の騎士と貧乏男爵のお話です。
受様が恩人である攻様達を妻として結婚した事で
隣国との戦いに巻き込まれつつ幸せをつかむまでと
その後の3人の生活を描いた短編を収録。
受様は北部を領地とする男爵ですが
山ばかりな土地な上に10年前から内戦を続ける
隣国から逃れてきた人々を受け行けている為
いつもお金に困っています。
その上受様は美しい顔立ちで苦労した父に瓜二つで
受様はもっさりした髪型に眼鏡をして
貧乏さも鳥寛和ずにいたのですが
領地の農作物を少しでも高く売ろうと欲をかいて
スケベな伯爵に気に入られて押し倒されたところを
侯爵家の次男に助けられます。
彼が1人目の攻様です♪
彼は現王の甥で"紫銀の貴公子"と呼ばれる美貌の主ですが
公爵位を継いた兄に毛嫌いされていて
継承した領地を取り上げられたために
女性達の間を渡り歩いていると恋の噂の絶えない人物です。
紫銀の貴公子への兄の嫌がらせは日々増していて
異常性癖で有名な貴族と結婚させられるのを防ぐため
より格下の男の妻という「みじめな結婚」をすることで
恩返しを計画します。
すると「神雷の騎士」の二つの名をもつ受様の幼馴染が
受様と結婚したいと名乗りをあげるのです。
彼が2人目の攻様です♪
平民の神雷の騎士は受様に長く片想いをしていて
騎士を目指した人物で受様の領地経営のために
度々お金を貸してくれていた恩人でもありました。
貴公子が恩人なら自分も結婚する権利があるはず
という騎士の求めに応じて受様は2人を妻として
迎える事となります。
有名人2人を妻とした受様の未来とは!?
奔放な噂の絶えない国王の甥と幼馴染の騎士を妻とした
貧乏男爵の受様のラブコメディになります♪
タイトルがまず面白そうで手にした本したが
扉絵がまた刺激的な挿絵でしてワクワクして
読み始めました。
3Pものはあまり得意ではないのですが
上位貴族と下位貴族、平民と貴族という壁の設定が
3人の婚姻の背景に上手く活かされていて
この手の話にありがちな突拍子の無さ感が薄いです。
受様自身の美貌が隠されていた事情、
王の甥である紫銀の貴公子の秘密、
弟への嫌がらせが度を超えている公爵の確執、
受様の領地に逃れてくる隣国の難民事情、
隣国を併合した連合軍の領地侵略、
絶大な戦力の源として行使される精霊の子の存在、
個々の事情がバラバラのピースとして配されていて
受様に諸事情を知っていく事でそれらが繋がっていき
受様が恩義のためと結婚した攻様2人を
大切な存在として自覚するまで
とても楽しく読ませて頂きました (^0^)/
Ciel先生のイラスト
それぞれとのエッチシーンも3人の絡みシーンも
エロくて良かったです♡
他のレビュアーさん方も仰る通り、表紙から既にエロエロです。そりゃ、エロを期待して読みますよね!!!!?
丁度、ドエロな小説読みたいぞ!と思っていたので迷わずポチッと購入。
うん。めっっっっっっっっちゃエッチでした……!!!!
あとがきで『書きたいエロシチュから考えることが多い』と先生が仰るとおり、フェチ感満載なエチチ展開の宝庫!
2人の妻(♂)に愛され蹂躙されまくる夫(♀)の設定から既にフェチですよね〜……
——夫の舌より妻の雄が熱い。
因みにフェラシーンでの一文なんですが、何だかめちゃくちゃ倒錯的。妻なのに雄なんですよ。へ…変態だぁ
個人的に平々凡々ノンケ受けちゃんが、何らかの力によって淫乱化するパターンが大好きなんですが、今回、見事に淫乱シチュありました!拍手!!
初めてなのに妻の雄が欲しすぎて、早く早く♡欲しい欲しい♡と強請る旦那さん超可愛いです。
強請りすぎる余り〝だいしゅきホールド〟で頸動脈を押さえにいく受けちゃんに笑いました。
「こら、頸動脈を押さえるな。俺を気絶させるつもりか」なんて攻めのセリフ初めて見ましたよ。
驚きなのが、記念すべき初3Pがまさかの馬車の上。ベッドじゃないなんて……!!!?
午前中の爽やかな晴天の下、カーテンを閉めた薄暗い馬車の中で、お口とお尻で妻2人を受け入れる連結3Pの背徳感が堪らない!!!!!
エロについて熱く語りましたが、ストーリーも面白いです!
意外にも政治に関係したり、戦場で拉致されたりとハラハラする展開も多く、中盤のジョナス(幼馴染み※妻)との別れにホロリときました。
ただ、粗筋を読んで〝利害関係の仮面夫婦→溺愛変化〟を期待して購入しましたが、蓋を開けてみると初めから2人とも溺愛で期待とは少し違ったかな…そこだけが残念。
表紙の期待を裏切らないエロス満載な作品です。
エッチなBL読みたいな〜の気分の方に是非!