電子限定おまけ付き
やっと同棲生活に漕ぎ着けられるかなと思いきや、同性同士であることがネックになって、そう簡単にはいかず。実際男同士だと、大家に負担がかかるものなんでしょうか? 男女カップルより部屋が荒れる可能性が高いとか? それとも単に他の住人が不快に思うのを案じているのか、どうなんでしょうね。部屋は大家のものですから仕方のないことではありますが、少しずつでも受け入れてくれる人が増えるといいなと思います。静真の誕生日を忘れたことに落ち込む湊は可哀想でしたが、長い人生、そんな年もあるでしょう。ちょっとやそっとでは揺るがない静真の愛に、彼もどんと構えて愛し返せるようになっていってほしいですね。
待望のセラピーゲーム リスタートの4巻目、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
わちゃわちゃ 2
心苦しい 2
ほっこり 1
エロ 1
な感じだと思います。
前作に引き続き、静真さん×湊さんのカプです。
同棲する為の物件の内見リベンジをすることにした静真さんと湊さん。だけど2人の関係性は『親友』と偽り、恋人同士であることは伏せたのだが…。
内見リベンジをする静真さんと湊さん。臆せず恋人同士と言えちゃう静真さんの男前さは格好良いですが、流石に何でも上手くいく訳ではないので、少し考えが甘いなとは思いました。でも大家の「普通の人」発言には普通に腹が立ちました。
大家の発言、公園の子供の反応など、モヤッとする描写がありますが、極め付けはやっぱり静真さんのお母さんの義理の娘や孫を夢見ている、と知らず湊さんに言っているのが、それを聞いている湊さんの心情を考えると凄く心苦しいものでした。静真さんのお母さんと仲良くなっているからこそ、更に辛さがありますね。
心苦しい描写もありますが、写真集撮影が始まり、わちゃわちゃ描写があったりするので、今作はほっこり要素も楽しめます。個人的には、熊が出たと思った湊さんが、展開としては笑ってしまいましたが、咄嗟に静真さんを守ろうとしているのが格好良かったです。
あと番外編の未知の生物との遣り取りがめっちゃほっこりしてとても可愛くて凄く癒されました。
静真さんのお母さんの言葉やある事を忘れていた湊さん。静真さんの言葉や思い遣りで、大丈夫そうではあるけど、絶対まだ思うところがある筈。湊さんがしっかりと心休まる姿が見たいので、次巻も買わせて頂きます。
あまりの破壊力のある表紙。
くそかっこいい。
そして、中身もお兄ちゃん気質炸裂相変わらずたまらんよ静真くん。
山荘ロケ展開めちゃくちゃ良かったです。
早く続き読みたい。
ドキドキで読み出した「4」。
静真と湊は仲直りしたから2人の関係性は安心なんだけど…
今回は現実世界としてLGBTQたちが直面する様々な困難が見えてくるような内容です。
たとえば、同棲するにあたっての不動産屋/大家とのやりとり。
たとえば、相手の両親への挨拶。
たとえば、相手の親の悪気なき孫期待。
静真はまだあまり「自分ごと」になってなくて、湊ひとりが心を波立たせている。
また、湊が静真の誕生日を忘れたとか、それを弁解/謝罪する時にプチ遭難したり、とちょっとドタバタが入って画面も展開も騒がしい。
院長の謎も解けないし、まだまだ一悶着ありそうですね〜。
今回は嵐の前、って感じであえて主展開を外した感じなのかも。
とにかく静真の懐がデカい事が印象的でした。出来過ぎな彼氏でなんか逆にどんでん返しが来そうでコワイわ…
今回のセラピrも大変満足。
静真くんと同棲するなら生嶋家へ挨拶しないとね、という樹兄さんの圧に、二番目はハードル高いとタジタジの湊。わかる。
そんな中、翔平たちの引越し祝いの品を静真ママに相談さた湊は二人でお出かけ。
その帰りに寄った居酒屋で、静真には女性と結婚して欲しいこと、孫が欲しいという夢を静真ママから聞いてしまい、罪悪感に押しつぶされる湊。
湊がかわいそうで、切なくって悶えた。
しかも静真ママに、子供には押し付けたくないから二人だけの秘密と言われてしまうとか。
先にカミングアウトした樹兄には、変な気を使わせてしまうと相談できないだろうな。
湊が思い詰めてる理由をすぐさま察する静真くん、彼氏力強いです。頼りになる。
だけど、お母さんとの約束を守り静真に言わない湊よ…健気!
「女は嫌い(過去のトラウマ)だけど静真くんのお母さんは好き…その好きな人をこれから悲しませてしまう」と考え、落ち込む湊が辛くて胸が痛いよ。
この痛み、私の性癖にめちゃくちゃ刺さる。
日ノ原先生の心理描写、コマ構成、見せ方ほんと上手い。何度読んでも没頭します。
4巻はシリアスかな〜と思いきや、コミカルターンも有り、読んでて楽しかったです。
生嶋兄弟と三兎兄弟がわちゃわちゃパン作りしてたり、湊のカメアシ歴で兄にマウント取る翔平のくだりが凄く好き。
このWカップルずっと眺めてられる。
早く続きが読みたい作品です。