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親友の「同棲して」に「うん」て言うまで

shinyuu no douseishite ni un te iumade

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表題作親友の「同棲して」に「うん」て言うまで

横井湊
会社員,25歳
中乃航
写真館勤務,25歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき
  • カバー下(キャラクター設定,間取り)

あらすじ

「俺と同棲して」「無理!!(…好き)」

感情が表には出ない湊と感情が全て顔に出る航。
正反対なのに写真という共通の趣味で
仲良くなった2人は大学時代に同居していた。
湊の就職により同居解消が決まり航は恋愛感情を自覚、
社会人になり湊と再会して―…?

絶対に付き合いたい攻×絶対に親友でいたい受の
両片思いから始まるラブコメ

作品情報

作品名
親友の「同棲して」に「うん」て言うまで
著者
ろじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799763292
4.1

(266)

(129)

萌々

(74)

(41)

中立

(15)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
29
得点
1079
評価数
266
平均
4.1 / 5
神率
48.5%

レビュー投稿数29

清々しい楽観主義

表紙の笑顔のイメージそのまま、キラッと素敵なお話だった!
先生の「青と碧」と同路線?長く友達で、好きになって…
こういうのは同世代とか同じ状況の人が読んだらちょっと甘過ぎるかも、気楽すぎるかも、とは思う。でもすっかり大人になっちゃった層から見ると爽やかしかない。
特に、湊ね。
彼は怖いもん無しですね。
「絶対に付き合いたい攻め」と「絶対に親友でいたい受け」か…
BL的にはここまでのはあるようで無かったのかも。

航の方は、「わからない先のこと」を「別れ」と決め込んで、だから親友でいたいと頭で考える。
航を中心にして描いたら多分切なさが上回るでしょう。
一方湊の方は「別れ」なんてないっていう楽観というか自信というか。
本作はそういう先の明るさを感じて、そこが読後感の良さにつながっていると思う。
この後の恋愛のアレコレが出てないところも良かった。エロ無しの清々しさがイイネ。

0

前から読みたかった作品です!

はじめましての作家様です!男の子2人の表紙が爽やかで素敵
タイトルも良いです!ああハッピーエンドで温かな作品なんだろうなと思わせてくれます

さて主役の2人ですが、名前から船はやがて港に帰るという意味での
湊と航なのかな?と思ったりして…大学4年間は同居してて、違う道をゆく2人が別れるところから始まるなんてちょっと意外でした
最初は同棲じゃなくて、同居だったのねルームシェアみたいな?
航は、お別れするときはすでに湊のことが好きで、床に落ちた涙に胸が締め付けられました〜初っ端から
では、湊の方は?どんな気持ちだったんだろうかと…
二人の出会いは高校生の時で、写真から友達関係が始まります
湊の写真は温かで優しくてどちらかというと写真に一目惚れした感じですね〜
湊はなんというかつかみどころがないというか?まじめな顔して結構天然です
読み進めるうちに可愛くなってくる
なんかワンコっぽいけどグイグイくるタイプではなくて、いつの間にかそばに寄り添ってるタイプのワンコつぽい
めったに懐かないけど、航にはめちゃくちゃ懐いてるとこも好き!
なんか歌の歌詞にあるように会えない時間が愛育ててしまったタイプの子ですね
そして愛情表現がダイレクトで凄く良い
一番好きなシーンは、再会してレストランでの食事の時湊の「10年目 やっぱり隣にいただろ」って真剣な目をして言うところです
航くんめっちゃときめいてる笑
もうこの一言で会えない時間が救われる
決して色っぽいシーンはないけどとても爽やかでずっと2人を見ていたい気持ちになりました!
さてさてプロポーズにうんと言うまであと何日なんでしょうか?続き読みたいです!

0

親友の両片想いは良い

横井湊と中乃航は昔同棲していたけど、別れた
でも再会してお互いまだ好きなんだけど、親友でいたいし同棲はしたくない航と付き合いたいし同棲したい湊の話
航のこの好き会いたいって気持ちは絶対恋じゃない湊とは友達だって押さえ込んでいるものの抑えきれてない感じが良い
湊も感情は顔に出ないものの行動や発言がかなり積極的で不器用な2人だなって思いました。
湊の不満な顔は実は照れている表情だったり....
2人がカメラが好きという共通点があるので、カメラに例えた表現も素晴らしかったです
親友だった時の思い出も恋愛フィルターに変わると無くなってしまうのではないかって思っていた航
友達 恋人 そんな枠ではなくただ航と一緒にいたい湊

湊の家族のことを友達越しに聞いて、なんで人伝に後から聞かされるんだ
俺が友達でいたいって言ったからか なんで俺は湊の隣にいないんだって苦しくなるでも自分がどうしたいかは分からない

そんなもどかしさがずっとあったけど、航が湊のどんな瞬間もカメラで一番に写していたいって気づいたとき、号泣しました。

0

無性にフィルムカメラを持って外に出たくなる

「初めて読んだ時はそれほど印象深く記憶に残らなかったのに、
読み返してみたらものすごく(×1000)心動かされた」

という作品が、こちらです。

むしろなぜ、初めて読んだ時になんとも思わなかったんだろ…?と
過去の自分のことがよく分からなくて、不思議。。

「青と碧」そして最新刊の「何それ愛かよ」ですっかり ろじ先生の作品にハマり、
そういえば…と思い返して読んでみたこちら。

…なんだろう、読んでいる間中、心がときめいて仕方ないというか。。

タイトルにある「”うん”て言うまで」という「ゴールの見えているカウントダウン」を、
こんなにもドキドキしながら見守れるなんて…幸せ…


正直なところ、意地を張り、関係性が変化することを恐れて
頑なに”親友”のままであろうとする航の言い分(恋愛フィルターetc..)については、
100%共感・理解はできなかったところも;

でもでも、”一歩踏み出すのが怖い”という気持ちは
痛いほど理解できるし(特にそれが人間関係のことなら尚更)、
どうしたって表情や言動に滲み出てしまう「好き…!」という思いがもう、
ただただ眩しいー…!!!

なんだかキュンとしてたまらない気持ちになり、
スマホじゃなくて、フィルムカメラを携えて街中に繰り出して行きたくなりました。

”写真”を軸にゆっくりと変化していく二人の関係性も素敵だし、
そんな二人を囲む脇キャラ達もまた、魅力的で。

特に「アニキ」と湊の理解あるじいちゃんが印象的でした。
じいちゃんには”男同士”というのはよく分からないけれど、でも、
「湊が大事にしたい人のことは じいちゃんも大事にしたい」というセリフ一つに、
愛が詰まってるなあ…と思えて。。


交際を知った航の両親の喜び具合といい、現実はきっとなかなか
そんなスムーズにはいかないだろうな、とは思うけれど。

でもでも、そんな素敵な夢を見たっていいじゃないか!と思うほど、
心温まるお話しだったなあ、と。

恋破れたアニキも、きっと何年か後には新たな恋で
胸ときめかせることができるよね…!
アニキ応援&見守り隊のメンバーとして、そんな気持ちでいます(*´˘`*)

本編を読み終えてから表紙をあらためて眺めて、
二人の「好き」が思いきり伝わってくるその表情にうっとりしました。

最後のページに、二人が新たに住み始めた部屋の間取りを
載せてくださった ろじ先生に感謝・:*+.
どんな暮らしをしているのかな、と間取りを見ながら思いを巡らせ、
一人ニヤニヤしてしまいました(。-∀-)

こちら、続編とか出ないかなあ。。
もっともっと、「恋人になった二人」のその後の生活が見てみたい!

そんなふうに思ってしまうほど、心に響く物語でした✨

2

最高の壁になれました

長い付き合いの親友だからできる、2人だけのノリとか空気感ってあるじゃないですか
それがもう随所に散りばめられていて、可愛いやら微笑ましいやら…おかげさまで私は最高の壁になれました…!

湊くんと航くんがお互いを撮った写真がすごくよかったです
ちょっと写真かじってたので、これめちゃくちゃわかります
好きな人を見るとき、人って本当にいい顔するんですよね〜〜〜あ〜可愛い〜

タイトルの通りハピエンなのをわかった上で、決着までのモダきゅんクスッを思う存分楽しめました!

0

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