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カメレオンはてのひらに恋をする。 1

chameleon ha te no hira ni koi wo suru

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表題作カメレオンはてのひらに恋をする。 1

前島蛍都(ケイト)
大学1回生,先天性重度感音難聴者,19歳
蒼井藤永
大学3回生,俳優,21歳

その他の収録作品

  • [SIDEケイト]もう友達に戻れない(描き下ろし)
  • カバー下(キャラクター紹介)

あらすじ

「こんなに”目”で聴こえたの初めて。」難聴の大学生×売れない俳優--これは”伝えたい者同士”が手話で心を通わせていく、優しくて温かい恋の物語。
「何年も聴きたかった言葉を、出会ったばかりのお前から聴くなんて」俳優の藤永(大学3年)は演技が大好きだが、オーディションに落ち続けて自信を失っていた。そんなときに先天性難聴のケイト(大学1年)に出会い、手話でお礼を言われる。藤永は手話に初めて触れるものの、これまで「伝えたい」という気持ちを人一倍持って演技し続けてきたため、手の動きを一目見ただけで読み取ることができた。そして、手話を身振り手振りでやってみることになるが、ケイトは藤永の感情表現を見て、その才能に驚かされる---伝えたいもどかしさを持つ二人が出会い、心を通わせるハートフルラブストーリー第1巻!

作品情報

作品名
カメレオンはてのひらに恋をする。 1
著者
厘てく 
媒体
漫画(コミック)
出版社
スクウェア・エニックス
レーベル
ガンガン BLiss
発売日
電子発売日
ISBN
9784757587519
4.6

(668)

(525)

萌々

(95)

(29)

中立

(11)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
76
得点
3103
評価数
668
平均
4.6 / 5
神率
78.6%

レビュー投稿数76

エモいを理解した

厘てく先生のいままではこの作品を描く為だったのではないかと思えます。
まず、作画が良い。厘てく先生の過去作でも、登場人物の目が凄く綺麗だなって思っていました。
この作品はそれが最大限に活きています。目は口ほどに物を言うって言うけれど、それが具現化されていて「目で聴こえる」ってこういう感じなんだって、ストーリーが、登場人物が、魂を持って動いています。
伝えるっていう、主軸に基づき厘てく先生が読者に伝えたいことが胸が痛くなるほど伝わってきます。先生が伝えたいこと、受け止めます!
それが先生に出来る最大限のお礼だから!!
語彙力なくて、すみません。言語化出来ないくらい最高の2文字でしかどう表現したらいいのか分からないくらい、いい、とにかくいい!

0

素敵〜!!!!

なんとなく購入してみたら、とってもとっても素敵な話でした!!

劇団出身の演技大好き俳優の卵とキラキラ〜なろう者のお話。

口話表現もするので、すーごいなぁ…とケイトの努力も伺えます。

ケイトの名前の手話のシーンは必見ですね。
あまりにキラキラしいので、カタカナのケイトのままで全く違和感なかったですが、漢字だとそういう!!っていう。手話わからなくてもわかる手話。

メインのキャラクターがとても魅力的です。

藤永も下の名前という驚き。
序盤のケイトの懐きっぷりと藤永のマイペースっぷりのリズムが心地良いです。元気で飛び跳ねてるみたいに見えるので、表現力えぐいです。

誤解、から始まった2人の恋愛がこれからどうなるのか、恋と自覚する前に誤解から付き合う感じなので順番が違うだけなのでこのままいってください!と全力で思いました。

表現がでかすぎる俳優の卵の設定がとても生きていて、動いてないのに動いてるみたいです。

まとめ買いしたので、続き読みたいと思います。

1

つたえることの難しさ、心地よさ

すご……!!

すごいとしか言いようがない、何ですか…このお話は……!
BLですが、BLの枠にとどまらないというか…。
重度難聴者のケイトと、俳優としてくすぶっている藤永。
ふたりが関わっていく丁寧な描写がすごい。
「伝える」ことがテーマ。それは手話であったり、気持ちであったり、情景、背景、物語…。ゆっくりと温かく、すれ違いながらも近づいていく。
心地よくも苦しい、しかし確実に素敵でやさしい物語です。

藤永の演者としての表現力の描写がすてきです。タイトル、どういう意味だろうと思ったらカメレオン俳優ということなんですね。

話はもちろん、絵も好き…!
本当にどちらもかっこいい。そして優しい。思いやりのあるキャラで、読んでるこちらも不思議な気分になりました。
2巻も早く読みたいです!

1

最高

人生で見た中で1番好きなBLになりました。
早く続巻が見たいです好きすぎる

0

No Title

伝えるというテーマを、鮮やかに軽やかに、2人の明るさとドラマチックな描写力で紡がれた作品。
軸を持って生きている2人が出会って、それぞれの考えが混じりあったり寄り添ったり。
ろう者の視点、手話ならではのコミュニケーションの形などがとてもスマートに恋愛のきゅんなシーンに重なって、一層キャラクターが魅力的に感じます。
もだもだかわいい恋愛漫画としてはもちろん、一人一人の人間として、ケイトとフジナガがとっても愛しい。
色んな人に読んで欲しい。

0

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