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獣の王と狼面の番―続―

kemono no ou to roumen no tsugai zoku

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表題作獣の王と狼面の番―続―

ゼン
獣の王
シーア
ゼンの番の人間

あらすじ

獣の王で、気高く美しい翼を持つゼンと、人間でありながら彼の番として愛されるシーア。獣の国では異端の身である人間のシーアは、ゼンに愛されるだけでなく彼のパートナーとして認められたいと奮闘していた。そんなある日、シーアが事件に巻き込まれ攫われてしまい……!? ドラマティックな展開で送る番外篇登場!!

作品情報

作品名
獣の王と狼面の番―続―
著者
奥田枠 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403669095
4.5

(102)

(72)

萌々

(18)

(11)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
13
得点
465
評価数
102
平均
4.5 / 5
神率
70.6%

レビュー投稿数13

続編♡

前の作品はメインの2人以外の作品も入っていたのですが今回はゼンとシーアがたっぷり♡美しい長髪男攻めが元々好みだったので、この作品はまさに私の好みドンピシャ。それに加えて普段ヤンキー系や頭が弱そうな受けもタイプなので、後者側に当てはまりそうな受けが相手なのも、これまた好みドンピシャでした!
そして前作からのしっかりとした設定に加えてあらたなキャラクター。この感じだとまた続続編が出てきそうな予感が……とにかく最高でした!

1

ヴァロドのキャラ立ちは面白かった

 ハイエナ族というのが登場し、なかなか波乱に富んだ続編でした。王であるゼンの周囲に認めてもらいたい気持ちが強いシーアは、最終的には単独で彼らの群れに乗り込むことに。無鉄砲と勇猛さは違うので、シーアは獣たちと人間の違いを理解して、獣に無理に近づこうとするのではなく、人間にできることをやればいいんだということを今回の件で分かってほしいですね。まだ何かあったら飛び出してしまいそうな危うさを秘めている気がするので。優しさも彼の美徳だけど、今後は王の番として堂々とした振る舞いも身に付けていってくれると嬉しいです。

0

二人のその後が読めて嬉しい♪

前作が素晴らしくて大好きな作品。
やっと続編を読みました!

獣の王ゼンの番となった人間のシーアは、王宮で暮らしている。神性の低いシーアは、王宮の獣たちから侮られていて、なんとか認めてほしいと考えて…というお話。

前作で紆余曲折の上結ばれたシーアとゼン。本作ではラブラブですね〜。ゼンの溺愛も変わらず、濡れ場もエッチだ〜♡

ゼンの役に立とうと行動したシーアですが、さらわれてしまう!
ここで、少々当て馬的な人物が出てくるのですが、う〜ん、いかんせん、その外見から当て馬にはなり得ず、ちょっと中途半端な立ち位置に感じてしまいました。

かわいいシーアの弟、子狼のウルは、本作でも大活躍!可愛らしいのに、すごく頑張ってて立派だった〜、ほっこり。

シーアの兄アクロは、本作で王宮勤めに復帰。ちょいちょい登場します。この人がブラコンというか、弟たちへの溺愛が、その表情や態度に表れて、これまたほっこりしました〜。
アクロはかなりのイケメンで、大好きなキャラ。
できればスピンオフなど描いていただきたいな〜♡

本作でもゼンの、少々闇を含んだド執着が描かれていて良きでした。
シーアがさらわれたことを知るシーンや、奪い返すシーンなど、凄みのある描写でゾクっとします。

ストーリー的には、BLっぽさよりも、シーアがたくさん頑張る冒険譚といった内容と感じました。

数回ある濡れ場は、しっかり丁寧にエッチーーに描かれていていました。ゼンは綺麗な顔してムッツリなところが最高ですね〜w
(エロ度がエロエロになっていますが、標準くらいに感じます。内容は濃いですが。)

巻末の短編は、幼いゼンとシーアがたくさん見られて、とっても可愛らしかったです。

このお話らしい続編で、読み応えがありました!ただ萌えは前作よりはあまり感じられなかったんですが、大好きな作品の二人のその後が読めて、楽しかったです!

素晴らしい世界観のお話なので、また続編かスピンオフが出てくれたら嬉しいなと思います。

紙本 白短冊修正(電子試し読みで修正が真っ白だったので、紙本購入。白短冊でエッチに描かれていて満足!w)

1

まさか続編が読めるとは!

「獣の王と狼面の番」の上下巻を読み終わった時に真っ先に思ったのは、「ああ、この続きが読みたい」でした。こんなに間を空けずに続編を読めるとは思っていなかったので、発売されると知った時は狂喜乱舞でした。

ゼンの神々しいまでの美しさやシーアの眩いまでの愛らしさは健在で、その他の個性的なキャラも含めて今回も作画が大変だっただろうと思いました。

シーアを溺愛するゼンの苦悩とゼンの役に立ちたいというシーアの献身さ、またそれを見守るシーアの兄の佇まいが最高に萌えました。もちろん弟のウルの可愛さは格別です。

そして今回は神性を持つまで不遇だったブチハイエナのヴァロドの存在が、ゼンとシーアの関係を強固にするキッカケとなっていました。神という絶対的だけど孤独な存在であるゼンがどれほどシーアに救われているのかを再確認出来た今巻でした。

また個人的には「追憶と展望」のゼンがシーアを拾ってからの彼等の成長が可愛くて尊かったですね。幼くても美しいゼンと凶悪なまでに可愛いシーアにホッコリしました。

もちろんエロも多いのですが、シーアの愛らしさとゼンの色気にやられました。

いつかまた続きが読みたいです。

4

この「神性」が存在する世界観の強みが好き!

奥田枠先生って意外な角度からエロを攻め込んで来る事あるよなぁ~と思う事がしばしばあります
このキャラでこんなにエロくていいんですか…?とか、ちょっと暴力的だったりとか、、、それでも登場人物達の気持ちや環境を徹底的に詰めてストーリーに落とし込んでいらっしゃると感じるからこそ「エロ先行」のイメージは決してつかない(気がしますし、少なくとも私の中ではそう!)
でも、毎回期待はしてしまっています…w♡
そんな先生のこのシリーズの続刊!
勿論上下巻も読み、普段そんなにファンタジーを読まない私でも大いに楽しめる作品!!として記憶に新しいです

そんな続刊は完全にハイエナの活かし方が圧巻でした・・・!
これは素晴らしかった・・・!!
何とも言えない虐げられたような彼の内にあるドロっとした感情とエロを結び付け、目が離せない下品さを演出(因みにここで使わせていただいた”下品”は侮辱の意味ではないですよ?品が少ないのにそれでもベースに品があるからこそ悲哀を感じさせてしまう!という意味での下品って事です。いわばこのハイエナへの私なりの賛辞です…適切な日本語が分からず…日本語難しい〜)
そしてこのドロっとした感情をある意味児童文学の世界のセオリーにも似た流れ(悪の改心)で大団円へと向かわせる…。。。!
大人の児童文学と言ってもいい内容
唸ってしまうお見事さでした!!

更にいいな!って思っているのが王族関連でネックになってしまう「お世継ぎ問題」これが無いのがすごく好きでした
なぜならこの獣の世界では「神性」が重んじられるから
なので必ずしも世襲ではナイというのがいいのですよ!!
つまり、、、ゼンとシーアで必ずしも子供を成さなくてもいいという事
この設定、すごくいいです、好みです!!
2人が番になって生活をしているのをこの続刊を読んだ事で目の当たりにする事で、よりこの良さと強みを感じました

子供問題がお話しのいいスパイスや、切なさフックになる事もあってそれはそれで好きな時もありますが、どうしようもない事への葛藤を毎回感じるのも、全く触れずにいるのも何かなぁ。。。って思う時にこういう方向性でこの問題を未然に解決してくれる作品に出会えたのがすごいスッキリして良かったです
環境や理不尽さに煩わしさを感じないで読めました

とてもいいシリーズでした
まだ続いてくれたらすごくすごく嬉しいです♡

5

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