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小説

再再読。
半グレが異世界に転生しちゃって、自分と瓜二つだけど中身は全く異なる清純王子と出会うんだけど、初読時は早々にフレイ王子が死んじゃってびっくりしたんですよね。
まじかー……って。
一緒に旅でもするのかな?とか思ってたんで。
礼夜が筋金入りの半グレでやさぐれているところが良かった。
目的のために手段を選ばないんですよ。
主君が死んで呆然自失の側近達をあえて挑発し、発破をかける様子といい、おぉ〜そうくるかぁ!みたいな連続!
正攻法ではなく、半グレだからこそのやり方って感じなので読んでてすごく面白いんですね。
で、彼らの主君とはなったものの、誰からも信用されていない礼夜が少しずつ認められ、仲間が加わっていく様子もワクワクします。
半グレだけど愚かではない。
突拍子もなく思えるけど、大胆な戦略家で、しかもそれは読書量(悲しい育ちが関係してる)に基づいたもの。
愛を求めて得られずに育ち、愛に飢え続けてしまった末に、誰も信じられず何も感じなくなってしまった礼夜。
自分のためだけに生き延びてきた彼が、手下を持ち、「抱きたいけど抱かない宣言」をし続けているヴィダールを側に置いているうちに、少しずつ少しずつ変化していくんですよね。
そこも良かった。
ヴィダールの存在感。
抱いたらもんのすごいんだろうなぁと、まるで鼻先に人参をぶら下げられているような気持ちになります。
最後も良かったですね。
幽閉されていた時の様子が印象的だっただけに、きっと年相応のいたずら好きの少年に育っていくんだろうなぁと。
とても良い読後感が得られるので、また今後も読み返すと思いますし文句なしの神で!
最初は受けに全てがかかってる感じが面白いなーと思ったけれど、途中からなんかお話に乗れなくなってしまった。
攻め受けが恋愛仲になるのが、なんか無理矢理感を感じたかも?
受けが「抱かれたい」と言うなどあからさまな感じが少し趣味ではなかったけれど、でも現実世界で百戦錬磨を乗り越えてきて、多大なプレッシャーの中、異世界での組織の長としての立ち回りがすごくうまいなーとおもって尊敬しました。
フレンが死んじゃった時少し悲しかったので、最後幸せな形で終わってよかったです。
想像していた以上にスケールの大きいファンタジーでした。
裏社会で生きてきた礼夜が、部下に刺され、異世界に転生。
正直なところ、前半の礼夜があまり好きではなくて、なかなか読み進めることが出来なかった。自分都合でいろいろ狡賢く頭を使う、まさにやさぐれ。
フレイとの対比が鮮明で、なかなか礼夜に入り込めず、読む手が進まなかった。
やっとヴィダールが礼夜の傷だらけの足の手当てをしたあたりから、グイグイひきこまれました。
文句を言いながらも、こんな傷だらけになるまで一言も言わない礼夜。そして、そんな礼夜をちゃんと観察していたヴィダールにも驚いた。
突然降りかかったこの異世界で、どうやってみんな生き延びることができるか考えるようになる礼夜の変化。
ラストも、ほっこりとした気持ちになりました。読後感良かったです。
面白かった。ストーリーはもちろんのこと、メンタル強めな礼夜が良い!愛され王子の身代わりという逆境を、少々乱暴に乗り越えていく様子が清々しい。ヴィダールは強くて頼れてイイ男、挿絵の彼が美しすぎてびっくり。表紙も好き。
始まりから「異世界召喚ってやつね」とサクっと察してスピーディーに進むお話。礼夜の物分かりが良すぎて、状況把握から本題に入るのもあっという間。ラスボス戦の下準備部分も端折りまくってるので、面白いとこだけ読めるお得感があった。
礼夜は元の世界で半グレだったといっても、具体的な実績や地位が不明で、発揮された統率力は礼夜本人の実力かフレイの影響か分からず、最初は違和感を覚えた。だが、サクサク進む物語の勢いに呑まれるうちに、気にならなくなっていった。
強メンタルといっても、強がりによって保たれている部分もあって、そこにゆっくりヴィダールが入り込んでいく感じが良い。ヴィダールの方はあんなに分かりにくかったのに、いきなりの告白大会に驚いた。ここまで甘くなるとは。
フレイが最後まで良い子で泣けた。フレイと礼夜とヴィダールの関係がとても好き。終わり方もハッピーで、読後感も良かった。
受が徹底してやさぐれ男なので、キャラがブレてなくて好きでした。
BL作品に限らず、「やさぐれ男」という設定であっても、優しい人達に出会ってすぐに陥落して良い人になっちゃうキャラって多いですよね。
でもレイヤは違う。
中々心を開きませんし、ずっと打算的でずる賢い。
だからこそフレイの家臣達を率いることが出来たし、国を奪還出来た。
あそこでもし異世界から召喚されたのがレイヤではなく、もっとピュアな、それこそフレイのような性格の人物だったら…恐らく国の奪還は出来なかっただろうなと思います。
そんな頑な過ぎるほど擦れてしまっているレイヤに、ゆっくりとじわじわと愛情を染み込ませていったのがヴィダール。
レイヤも言っていましたが、容姿こそ貴族のようなのに、実際は数々の戦場を経験して、綺麗事だけでは生きてこなかった男。
そんな男だから、レイヤのことも包み込めたのでしょう。
強いて言うなら、国を奪還して全てが解決した後、のんびりイチャイチャする二人を見たかったかなー!
戦いに赴く前のHしか描かれていなかったので。
どんな作品にも、幸せな読後感を求めてしまうタイプなので、ラストにもうちょいイチャイチャが欲しかったです。
