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39

狼くんの愛はちょっと不機嫌

ookamikun no ai ha chotto hukigen

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表題作狼くんの愛はちょっと不機嫌

辻本 鳴、高校2年生(芸能科)、活動休止中アイドル
高橋 陽斗、高校2年生(普通科)

その他の収録作品

  • 描き下ろし:初夜失敗その後の話(3P)
  • あとがき

あらすじ

地味でぼっちでお人好しの陽斗(はると)。

“ある出会い”をきっかけに
同じ学校の芸能科に通う
訳あり人気アイドル・辻本 鳴(つじもとなる)の
〈心の声〉が聞こえるようになってしまう。

冷たい言葉とクールな態度に陽斗はタジタジ…
だけど鳴の〈心の声〉から聞こえてくるのは
『すげー可愛い』と甘さを孕んだ声で!?

恋がだだ漏れ!!
【独占系ツンデレアイドル×健気ちょろカワDK】
そのギャップ めろきゅん過剰!!

作品情報

作品名
狼くんの愛はちょっと不機嫌
著者
二目 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
電子発売日
ISBN
9784801983014

マンスリーレビューランキング

39

3.4

(50)

(9)

萌々

(18)

(14)

中立

(6)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
11
得点
165
評価数
50
平均
3.4 / 5
神率
18%

レビュー投稿数11

これからに期待したい。

全体的にかなり雑な印象です。
こう言うシーンが描きたいが先にあってストーリーを組み立てたのか、活動休止中の人気アイドル、そして心が読めるという設定が上手く落とし込まれていないのではないでしょうか。

作画、特に手の描き方が不安定で、指がありえない方向に曲がっていたり、いや、そうはならんやろってカットが見受けられます。
気になる人は気になると思います。

鳴の人気度が謎です。
活動休止してるとはいえ、ドラマにも出ている人気アイドルなのに、鳴のこと全く知らない女性も出てきたり。ゲーセン行ったり(二人以外いないっぽいですが)遊園地行ったりと他人からの視線を全く気にしていません。
休止期間、そんなに長いのでしょうか。
学校の方針など設定おかしくないですか?
芸能科と普通科。辿り着くには遠いと言う校舎。しかも普通科の生徒が入り込まないよう警備員?が配置されています。
文化祭のために芸能科からわざわざ普通科まで来させてます。やる気ある人だけ来てるのかもしれませんが、芸能科の人、大変すぎませんか?文化祭が合同。しかも一般人も来てますよね?
厳重に校舎を分けてる意味も警備員を置く意味もなくなってませんか?
陽斗が逃げてプールに落ちてましたが…。フェンスないんですか?物投げ入れられ放題、無断使用し放題だと思うのですが…。池や水たまりなら分かりますが謎プールすぎます。
スキャンダルのせいで傷付き活動休止に追い込まれたはずなのに、校舎内で盛ってたり。鳴、自分が芸能人って忘れてませんか?

陽斗について。
地味でぼっちでお人好しという設定ですが、ぼっちなのは先輩を襲ったという噂のせいなのでは?
陽斗、傷付いた様子も気にしてる様子もあまりないですし…。酷いこと言う男子生徒が出てきますが、ケロッとしてません?
噂なんか信じず庇う鳴、カッケー!を描きたかったんだと思いますが、陽斗の心が救われた風にも見えませんし、必要を感じません。
弟の誕生会だから早く帰ってきなさいと言われたのに遅くなっても大して気にしていないっぽいし。弟思いの優しい兄という印象も受けません。お人好しエピソードは?てか、この家庭、遠慮してるというかなにかあるのでしょうか。
せっかく心が読めるのに、役に立ってないのでは?
鳴って結構酷いことを言ってると思うんですが、実は本心は言葉と同じじゃないという風にも使われていません。
せっかくの設定が生かされていないと思います。

題名、なぜ狼なんでしょうか?

キャラの顔、可愛いと思います。
普段は一緒に過ごすことがない科の違う生徒が一緒に文化祭で協力する。青春だと思います。
悪い噂でなく、本人を信じる心、素敵だと思います。
心が読めるのも面白いと思います。
せっかくなのに惜しいと思ってしまいます。

続編があるということなので、活動を休止しているアイドル活動とか、陽斗につきまとう悪い噂とか、進展もあると思うので今後に期待します。

4

雨の日の不思議

同じ学校の芸能科と普通科に通うDK同士のお話。
出会い方もなかなかに運命的、距離の近付き方も結構夢がある感じでそれだけでもワクワクできるような展開でしたが。
それ以外にも設定はもりだくさんで、ボリュームがあるのも納得な一冊でした。

アイドルの鳴とひょんなことから知り合いになった陽斗ですが、他の人にはそうならないのに鳴の心の声だけが聞こえるという謎現象が起こります。
なぜそうなったのかを追っていくのかと思いきや、陽斗が周りから避けられている理由が明かされたりふたりの気持ちが加速していったりと、色々なことがすべて同時進行していくのでちょっぴり目まぐるしく感じる部分はあったかも。

陽斗は健気で素直でめちゃくちゃいい子なので、無条件でその可愛さを受け入れたくなるところもあるけれど、同じ学校に芸能科があるのに鳴のこと知らないとかある…?とツッコミみたくなるような天然さは「うーん?」となってしまったり。
偽スキャンダルのせいで活動休止中なのに、意外と危機感のない鳴の言動も気になるなーと思ってしまいました。

でも。ふたりの恋が進んでいく様子にはめちゃくちゃ萌えたし、あり得ないところを突き進んで行くようなBLの王道を楽しませてくれたので、疑問に思う部分も飲み込むことができた気がします。

ただ心の声が聞こえる「なぜ?」は解決していないと思うし、ラストシーンの幼少期のふたりはどんな意味があるのか気になりすぎるので、ぜひ続いてくれることを願います!

1

続きを頂けませんか?

まずは、初コミックスおめでとうございます。
電子でチラリと読んで気になり購入しました。

DK×DKで同じ学校の同級生。
活動休止中ですが既にデビュー済の芸能科生徒と普通科に通う2人の恋のお話。
受はちょっと幼い感じもしましたが、攻は大人っぽい雰囲気で色気あり。
どちらも恋には不慣れで初々しく、2人の距離が近付いていく様ややりとりにキュンとかわいいが散在。
ニヤリと笑みながら読みました。
絵柄はキレイで読み易く、中でも攻のイケメン具合は私にはストライク。好きでした!

内容は読んで頂いて…でスルーします。

では、なぜレビュー?
私の読了後のモヤッと?フラグ?を出したいわー。と、こちらに参りました(?)

面白かった!
かわいかった!
キュンとした!
ハッピーエンドだった!
と、文字にすれば大満足な感想。
ひとまずは纏まり2人はラブラブでハッピー。
読んでる最中もニヤニヤ。
が…知りたいフラグ?どうなった?がたくさん未回収。
読了後に思った。まず、1巻だったかな?続くよね?

活動休止中の芸能活動は?(そのままで良いの…?)
メンバーとの関係修復は?(亀裂…のまま?)
受の学校での立ち位置、良くなったのかな…(なんか庇ったような雰囲気は出したが…?)
そもそも何故、心の声が聞こえたんだ!?(最終ページか??意味深だが…あれじゃ私には分からんなー。)
と…フラグ総立ち。
あと、二人のお付き合いは始まりましたがお触り止まり…初々しくて作風的にエロはこのくらいが適度なのかもしれないがもうちょい見たかった!ラブラブしてくれませんか?(ここは私の欲だな…)
フラグ回収を求めて…
アニメイトの有償特典付を購入した私は閃いた!
16Pあるぞ!そっちか!?そこに答えが…といそいそ。
と、読んでみましたがパロ設定で回収失敗(。-ω-)
んー。不完全燃焼。
作風やキャラクターが好きだっただけに、もうちょい見たかった。知りたかった数々…。
結構、厚めの書籍な気がするのですが回収しきれず終了した設定が尻切れトンボみたいで…一冊じゃ足りなかったのかな?
と、思ったり。
期待を込めて…続きをください。
恋人編。
宜しくお願い致します。

2

初コミックスおめでとうございます

ゲイバレしてる不憫受けがたまたま出会ったのが、芸能科に通う同級生でした。
から始まるお話。

途中までかわいらしぃ…と思いながら読んでました。
中盤すれ違いからの告白までのシーンでなぜそうなった…が気になりすぎてしまいました。

受けは基本天然なんです。
天然なんですが、いくら校内を逃げたとしてもプールに逃げるとか、お?って思いますし、挙げ句なぜかそこに落ちるという。
プールの中で抱き合ったりしてたら目立ってしまうのでは……とそんなしょーもないことをモヤついてしまいました。

天然にもほどがないか?というところと
心の声が聞こえてしまう理由を結構探しきれずにいたと思えば、いつの間にか解決していて、なぜに攻めだけの声が聞こえるのかという点がラストだけにセリフ無しでたぶんこれ?みたいな描かれ方で少し消化不良でした。

もったいないですね。かききれなかったエピソードのようだったので一冊に収めるのは無理だったのかなぁと思いました。

攻めはアイドルってこともあってイケメンだしモテメンだしツンなのは本当に最初だけで9割溺愛。
受けは過去に校内で奉仕しているところがバレて、しかも相手がクズだったので、健気なかわいそうかわいいこでした。

0

心の声が聞こえちゃうドキドキ♡

可愛い!可愛い!可愛い!!!
とっても可愛いふたりでした!

芸能科に通う鳴と普通科に通う陽斗。陽斗が鳴を純粋な善意で助けた所からお話が始まります。
助けた時に、鳴の心の声が聞こえたように感じ、何度か体験するうちに確信へとかわります。

アイドルに興味の無かった陽斗が鳴オタクになってしまうぐらいのオタクムーブをかます所が楽しいです笑
陽斗の一方的な憧れだけでなく、鳴も外見だけではなく中身まで見てくれる陽斗のことを小動物のように思っている大きすぎる心の声が可愛いです。

心の声が聞こえる条件と、聞こえないばかりに分からない相手の気持ち、そして普通なら聞こえるはずのない心の声を聞いてしまっている罪悪感が一つ一つ丁寧に描かれていて、読者も「そういう事だったのか」ともう一度読み返したくなりました。

時々鳴が見せる表情と瞳が狼みたいに鋭くて、狙った獲物(=陽斗)は逃がさない一途さや、独占欲が伝わって来てドキドキしました!
初めて♡は失敗してしまったふたり(初夜失敗も大好きすぎます…)ですが、ぜひ続きも読んでみたかったです!!

2

キュンが強い!(デビュー作)

お人よしすぎる地味めな訳アリDKタカハシくん(友達がいない)と、彼と同じ高校の芸能科に通うナルくん(超絶イケメンだが活動休止中)の話。

ゆるゆる学園ものかと思いきや、心の声が聞こえちゃう展開だったり、タカハシくんが意外と性に積極的だったりで、ドキドキがたくさんなストーリー。

どっちも比較的手が早そう(失礼)なのになかなかえっちまで辿りつかないところもそれはそれで萌える。

ただ、ナルくんの今後の芸能活動のこととか、メンバーであり同級生な彼のこととか、初エッチどうなった?!とか、回収されていないポイントがいくつかあるのに【完結】のようで、ちょっと勿体無い感が・・・!

デビュー作とのことで、今後に期待です。

攻くんの心の声が聞こえちゃうプレイ(プレイ?)は、寡黙なタイプでも言葉責めができて最高でした♡

0

2人ともかわいい♡〈心の声が洩れてしまったまりあげは〉

地味でぼっちなお人好しの陽斗が、朝、駅のホームで調子悪そうに座り込んでいるマスクなイケメンくんを助けた。

けれど、かえって反感を受けてしまう。
それでも怯まない陽斗に、去り際〈…おせっかい〉というような声がふと聞こえて、、、
という始まり。



実は陽斗が助けたこのマスクイケメンは、同じ高校の芸能科に通う、今は活動休止中の人気アイドルグループのメンバーでした。

そして陽斗はなぜか、このイケメンと一緒にいると心の声が聞こえるようになってしまうという超常現象に気が付きます。
とは言っても、その超常現象が発動するのは、とある時だけ。


ちなみに、どうして心の声が聞こえるようになったのか。その原因はとくに究明されていないので、そのあたりは気にせず、ふんわりと読みましょう♡
BLはファンタジーですし。


攻めが休止中と言えども芸能人とあらば、これは芸能BL好きとしては読まねば!!
と、メイト小冊子付きを予約しました!!

結果、めちゃくちゃ(←今どきの若い人は使わない表現らしいですが、まりあげはは今どきじゃないし、表現しやすいのでいっぱい使います)キュンカワなDKたちがラブしていて、心がほわんとしました。

攻めは色々過去にあって、アイドルを休止中で。
でも、陽斗との出逢いによって信じられる人がひとり増えて。

傷はまだまだ治らないでしょうが、いつか前向きに次のステージに行けたらいいなあ、、
なんて思いながら、攻めも受けもその可愛さに癒された1冊でした。

なんとなく続きがありそうな余韻で終わったお話でした!






0

可愛さにきゅんとする…んだけど、ちょっと物足りない

高校の芸能科に通う、活動休止中の人気アイドル × 普通科のゲイ男子のお話。
顔ではなく、内面を見てくれる受け君に徐々に惹かれていき、独占欲を見せる攻め君の様子にきゅん。

…なんですがレビュータイトルどおりで、物足りなさを覚え、なんか惜しいな、、と思う点も。

個人的に一番掘り下げて欲しい・知りたいなと思ったエピソード、”◯◯の日だけ心の声が聞こえる”ってことの秘密が置いてけぼりになっている気が…。いや、ちらっと触れられてはいるけど。。そこんとこ詳しく!と思い、思わず「これ1巻で、続きもの!?」ってタイトルを確認。一応、これで完結なんだよね・・?

初夜失敗エピソードも微笑ましいけど、その後のリベンジはなしかあ…と、そちらもちょっとだけがっかり。特典にあるのかな、、シーモアさんのおまけ漫画は別の内容でした。(そちらはそちらで可愛くて萌えました❤︎)

3

デビュー作

〈心の声〉が漏れてくる話が大好きで、そこに惹かれて購入。
印象としては その特殊性より、DK同士の恋の甘酸っぱさ・焦れモダきゅんが上回っていて思ってたのと少し違った・・・
個人的に、S○Xよりキスの描写に感動を覚える性質なので、序盤でそこをクリアされると すぐ腹八分になってしまうのです。
くっついた二人のラブラブを長く読みたいって読者さんには、ピッタリな作品だと思う。
電書サイトのレビューで見かけた通り、鳴くん(攻め)の顔は確かに眼福でした。

2

チョロい×チョロいの可愛いBL

芸能科に通う活動休止中イケメンアイドル×同級生に遠巻きにされてる男の子のDKBLです!

最初めちゃめちゃ態度が悪くてぶっきらぼうな感じの攻めが結構あっさり陽くんに惚れちゃったり、存在すら知らなかった鳴くんをちょっと追ったらあっさりファン兼ガチ恋になってしまったりと攻め受けどちらもチョロチョロだし、恋愛慣れしてない感じがとても可愛い1冊!

ただ正直要素てんこ盛りにしすぎて取り留めのない印象に…鳴くんが芸能活動中止してるのも陽くんの過去も心が読めるのもさほど深掘りせず、初デートお祭り学校行事等々時間がどんどん進むから1つのイベントがさらっと流れていっちゃう感じ…?せっかく芸能科×普通科だからもうちょい学校行事しっかりが良かったかも!!

3

甘酸っぱい胸騒ぎを誘う恋模様 泣き顔にグッとくる

辻本×陽斗

地味で影が薄い高校2年生・陽斗の
何気ない日常が一変するのが、
同じ高校の2年生で芸能科の人気アイドル・辻本との出会い。
陽斗が辻本の心の声が聞こえる特異体質に!?という展開。

「心の声が聞こえる」という設定が、
正直そんなに新鮮的じゃないかもしれないが、


2人の距離感と共にじわじわと熱くなる恋心と初々しい感情、
そして、恋人となる前後のすれ違いによる胸の疼き、
それぞれが抱えるトラウマが絡み合い、
苦しくも甘く、そして切なくて・・・全て共感して、
心をくすぐる展開の青春ラブに胸キュンする。


陽斗、
辻本の心の声を聞けるようになってから、
辻本のことでいっぱいで可愛い!
辻本ののことを知りたいからファンになるというのがキュンと刺さる!
男しか好きにならないことで、
1年生の時の出来事やその感じる痛み、
ノンケの辻本への疑念、
アイドルの辻本に対する
平凡な自分がふさわしくないという葛藤もリアルで胸が締め付けられる。
一途でピュアで健気で、
辻本のことが大好きという気持ちがビシバシ伝わってくる!
そんな彼の苦しそうな泣き顔を見るとグッとくる!

辻本、
見た目はクール。クーデレ気質だね。
冷たい外見と不器用な行動とは裏腹に、
陽斗に惹かれるデレデレな一面や
「聞こえる」甘い本音も可愛い。
さらに
明らかになるアイドルの活動が休止した理由や、
その傷ついた様子がちょっと切ない。
それを陽斗に支えられながら、
ほのぼのと進展する2人の様子にポカポカ温まる。

夏祭り、遊園地デート、高校の屋上、
憧れのプールキス!
校内での激しいキス、初エッチといった、
青春を象徴する萌えるシーンが詰まっている。
・・・個人的には、絵がもうちょっとかな。

辻本のことが好きだから、
恋の行動力が芽生えていく陽斗。
そんな陽斗の純粋さに硬い殻を少しずつ砕いていく辻本。
2人の恋心の進化の過程とその心理描写がリアルで、
特に陽斗の一喜一憂に感情を同調させる。
甘酸っぱい胸騒ぎを誘う恋模様でした。



・コミコミスタジオ限定特典描き下ろし漫画ペーパー:
突然猫耳がはえてきた陽斗を、
小1時間撫でまわしてました辻本。

2

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