特典付き
1~2巻は発売直後に読破して神評価していたものの、3~5巻の評判が(意外と)割れてたため ずっとほったらかしにしてました。
でも5月7日に6巻出るしな…と思い、1~2巻を復習して残りは全て読破。
結論から言いますと、素晴らしかったです…圧倒されました。
ミカイルの怒りもめちゃくちゃ理解できるし、BのLも私はきちんと描かれていると感じました。
本巻だけはかなりキッツイ内容なので☆4ですが、1~4巻はそれぞれの小冊子も含め、全て☆5にしています。
目次で注意書きがあるのもビックリしましたが、逆にきちんとしてるなぁという好印象も抱きました。
某作品とかなり似てるので賛否あるのも分かりますが、私自身はその某作品が大好きであるにもかかわらずサン側です。
「ここまで面白ければもう類似点には目をつぶるよ…ぜひ次回作で独自性を発揮してください…」
という気持ちと同時に、本作を生み出してくださったことへの大いなる感謝の気持ちがあります。
ちなその類似点とは:
・キャラデザほぼ同じ(受けの髪色が違うだけ)
・設定:
①受けが選ばれし者で、身体能力がずば抜けてる
②攻めは特殊な血筋で特別な能力がある
③外界から閉ざされた島が舞台
④受けが怪物から島民をその能力で守っている
⑤ちょい昔の外国設定でメガネやスーツ、軍服はある
⑥実は島から出れば発達した世界が広がっていた(それを島民は知らない)
<注意点>
・刃傷沙汰で両手じゃ全然おさまらないぐらいのモブ(子供含む)がタヒにます
・未成年虐待&レ○プ・グルーミング・溺タヒさせる描写アリ(かなりボヤかして描かれます)
・受けが攻め以外の男に胸を触られて服越しに自家発電されます
("させられる" ではない、本番ナシ)
まさにアフリカに今でも存在するアルビノ信仰みたいなものですね。
なぜ誰よりも肉体的に強い覡たちが暴力に抵抗できないのかとも思いましたが、修道院・領主関係者たちが加害者たちから巨額の金を受け取り、抵抗しないように覡たちを洗脳させてるせいなのかなと自分を納得させました。
いつまでたってもキレイなままで朽ちない体というくだりで、医療専門家チームもお手上げの謎「ミズーリの奇跡」「聖女ベルナデット」を思い出しました。
以上、上記が気にならない方でしたら めっっちゃくちゃオススメです。
てか、いつぞやのバーのヒゲ男おるやんけー!(歓喜
『夜明けの唄』はストーリー構成がしっかりしていて、キャラクターの感情描写もとても丁寧で心に刺さります!BL漫画を読み始めてから、一番好きな作品かもしれません。エルヴァとアルトは年齢や立場などいろいろな違いを抱え、ときには矛盾しているレベルですが、それをすべて乗り越えて愛し合う切なさが最高に尊いです。
物語の序盤では、巫覡のエルヴァがアルトに出会い、愛することや愛されることの温かさを少しずつ知っていく、ほのぼのとした雰囲気が描かれています。しかし、物語が進むにつれて島の真実が明らかになる展開がとても魅力的です。一見、理想郷のように見える島ですが、実は反ユートピア的な世界で、自由も人権も大きく侵害されているドロドロな管理社会だったことが分かります。この設定が物語に深みを与え、エルヴァとアルトの絆や成長をさらに切なく、エモく感じさせます。
とても素晴らしい作品なので、ぜひ読んでみてください!
実は途中まで読んでいて止まっていた今作。
5巻まで読みましたー!
私が止まっていた間にこんな展開になっているとはびっくり。衝撃です。
皆さんのレビューも読んだのですが、賛否両論、色んな意見がある展開だよな…とは思いました。
しんどい、とにかくしんどいシーンがわりと生々しく描かれていて、読むのがつらいという人もいるかもしれません。
5巻だけでいうと、もうBL要素もほぼないです。
でも!この物語はBL要素とかそういうのを越えたところにいると私は思っています。
そういうの抜きにしても物語としてものすごく惹きつけられるし面白い(5巻の内容がということではなく、全体としてです)
BLかどうかは置いておいて、普通に漫画好きな人に読んで欲しいくらいの展開だと思います。
表紙みたいに2人に笑っていて欲しいんですけどね。
広げられたものを回収するにしても笑い合える未来にたどり着くのには時間がかかりそう。
でも、絶対にたどり着いて欲しいです。
2人の未来はもちろんこの世界の辿り着く先から目が離せません。
一巻からずっと読んでいたし、ちらちらとたまに垣間見える様子から、こういう展開が待っているのではと思っていたけどやはり…というか想像より酷くてしんどかった。エルヴァだけではなく、ほかの巫たちの児童の性的虐待シーンは匂わせ程度でもよかったのでは…?と個人的には思う。そうしてほしかったというか。どのキャラより、シヨンは何考えてるのか分からなくて不気味。しばらく読むのは控えて最終巻が出てからまとめて読もうかなと思う。