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あとがきで気づいたんですが、ひだ聴こもう10年にもなるんですね…おめでとうございます!!
そして今巻は航平メインのお話でしたね。ひだ聴こは人間ドラマ要素が多いBLという感じですが、今巻は特に航平が当たる障碍の壁にフォーカスしたお話のように感じました。
できないことがあるというだけでどうして傷つくのか、ハンデがあることにどうして罪悪感を持たないといけないのか、障碍を持っただけでこれから一生戦うことになる障碍の苦悩、聴こえないと言葉にする度に自分がだめな人間だと思えてくること。
ただただ"明るく元気な太一と難聴の航平のBL"なんじゃなくて、障碍をもつ航平がどういう壁に当たってどう感じてどう生きていくのかを(もちろん太一も同様に)描きながら、それと伴って2人の関係も進んでいくのがすごく好きです。確かにBLではあるんだけど、2人の生き方とBLをメインにしたお話なのがすごくいいというか…!
表現するには語彙力が足りなさすぎるんですが、ひだ聴こは改めて他では得られない人間ドラマBLだなと感じました。このまま見守っていきたい。
あと!最初に比べたら最近の太一は自分から来てくれるようになった…そろそろ先に進んでもいいかな…って航平が思ってるってことは…??ほんとにキス止まりから少し進んだりするんでしょうか?????気になりすぎるんですけど。早く次も読みたい՞߹ - ߹՞♡
これまでのシリーズと比べて本シリーズは長くなる(フルマラソン)との先生のお言葉があり、大河的になるとはわかっていたもののやはり長く感じますね。描かれる夏自体が長いらしいですし。
BLを軸に社会における2人の生き方をじっくり描かれるんですもんね。
にしても、今回は航平の試練がしんどかったです。
内定者のインターンでいきなり難易度高すぎません? それだけ高橋は航平を買っていて、それでダメになるならそこまでの奴だったってことにしそうな感じですけど。にしてもきつかったです。
ハンデがあることになぜ罪悪感を持たなければならないのか。高橋の言う通りだと思います。社会がそうさせている。
太一が航平に自分を虐めるなと言ったことに通じますね。
優秀な航平だからこその試練、がんばり時かな。
チャレンジドとは「神様から挑戦という課題、あるいは挑戦を与えられた人」という意味だそうですが、私もその言葉に違和感があるし、社会にとって都合がいいなと思ってしまいました。
ハンデがあってもチャレンジできない人は振り落とされるってこと?とか。
チャレンジするのはハンデがある人とどう共存するか、どう活かすかの社会や企業の方ではないの?とか。
今はハンデがない人も病気や老化などで誰でもハンデをおうかもしれないし。誰だってチャレンジを迫られることがあるわけで。
といろいろ考えてしまいました。
こういうことを思わせてくれるのはいい作品ですね。
その一方で、馬場さんが航平が好みのタイプだから自分の部へ寄こせというのはダメでは?と思ったのですが。表向きにはチャレンジド枠などうたいながら、こういう私情もあるのが実情ですよという表現なんですかね。
何はともあれ社会の波にもまれながら太一と航平は相手のために成長したいと思うし、お互いがいちばんの理解者で支えとなって誠実に大人になっていくんでしょうね(何巻まで続くのでしょうか)
須藤や太一の父親の件など伏線も多いですしね。
お仕事BL、人間ドラマが好きなので読み応えありますか、できましたらもう少しずつでもBのL的な場面を見せて頂けるとより楽しく読めるな〜なんてわがままにも思ったりします。
あああ〜〜最新刊まで読み終わってしまった。。寂しいです(._.)
じっくり読んできたので思い入れが…しばらくまた一冊目から読み返すかな。
春夏秋冬編、3冊目。雨上がりの、ブルー基調の表紙が眩しくて素敵✨
でも内容は結構重め、お仕事漫画の色の強い1冊でした。(←好き)
作者様は「10年経ってもなかなかBがLしない」と書かれてましたが、それでもこんなに萌えて胸いっぱいになれるから…感謝しかないです。
終盤、冬の海にとりたて免許で連れて行ってくれた航平の、彼氏力溢れたセリフ!!…これだけでご飯何杯もいける身になってしまった、、大好きだー…
航平と熊取谷さんとのバトル(?)、実際に自分だったら航平のように「パワハラで訴えます」から入っていくことは絶対にできないだろうし、そこは正直ちょっと「それで本当にいいのか…?」と思ったところでした(結果オーライだったから良かったとしても)。
でも、高橋の後押しというか、彼に葉っぱかけられたとはいえ、そういう思い切った言動ができる航平はやっぱりすごい。そしてビジュがいい…←
”次巻ではもうちょっとラブラブの予定”という先生の言葉を信じて、楽しみに待ってます!キスのその先、も見られるのかな、、?ドキドキ。
本編は何気に難しくなってきましたね(主に人間関係)
読んでて思うところは色々ありますが
その辺はとりあえず置いといて単純に「女3人寄れば」が面白かった!
あの飲み会には是非とも参加したい!
馬場ちゃんの名言
「杉原くんの吐くCO2吸って光合成したい」
…って、セクハ…最高の発想!紛れもなく完全同意!
隣で大きく頷き馬場ちゃんをサポートしたいჱ̒⸝⸝•̀֊•́⸝⸝)
次回の飲み会には是非お声がけください!
仕事調整して飛んで行きます!!୧(`꒳´* )ว
シリーズもこちらでもう8冊目です。
年月にすると10年も経っているとのことで感慨深い…。
とはいえ、未だピュアなお付き合いに留まっている太一と航平。
はじまった頃はもうちょっとBがLしていたかと思うのですが…
物語がすすむほどにラブからかけ離れていっているのは気のせい?
今巻のメインは航平の就職にまつわるエピソードでした。
希望していた会社に内定が決まり、インターンシップが始まった航平。
既に社会人として働く太一の背中を追うように「早く一人前に」と奮闘するも、
そんな航平の意気込みとは裏腹に先輩社員の態度は冷たくて…。
周囲が就活に悪戦苦闘する中で希望の職場に就職が決まり、
輝かしい社会人生活をスタートさせたかに見えた航平でしたが、
先輩社員や同僚たちとの関係に思い悩んだり、ときに空回るその姿は
いつもの穏やかでスマートな彼とは少し違って見えて新鮮でした。
これまではいつだって傍らに太一がいた航平ですが、
初めて太一のいない世界で自分だけの力で一歩を踏み出したことで
難聴というコンプレックスから解き放たれたように感じられました。
今回は太一は職場のことで情緒が不安定な航平を励まし、受け止めてやり、
その背中をぐぐっと押してやるポジションに留まり、珍しく出番は少なめです。
抱き合ったり、キスシーンはあれど、
BL作品としてはやはりラブが少々物足りないかもしれません。
ただ、お仕事作品やヒューマンドラマとしては読み応えのある1冊でした。
ラストでは前巻から引きずっていた須藤問題が再び浮上します。
太一と航平のキス現場を目撃して以来、何やら不穏な空気を漂わせていた
須藤ですが、次巻でどのように出てくるかまたも心配の種が…。
あとがきによれば「もうちょっとラブラブ」の予定もあるとのことですので、
そちらも楽しみにお待ちしたいと思います♪