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表題作虚空の月 1

加藤 武志(比賀勇司)
休職中の警察官、志堂の護衛、32歳
志堂 晟
企業家、岸川会系一倉組の幹部、32歳

その他の収録作品

  • 月下の独白(書き下ろし)

あらすじ

警察官の比賀は、妹の珠月が死んだ謎の多い事件に一倉組の幹部・志堂という男が深く関わっていたことを突き止める。
真相を探るべく、身分を偽り志堂の配下になることを願い出る比賀。
志堂は筋者らしくない風貌だが、他人を威圧する雰囲気を纏った美しい男だった。
護衛の仕事を一度は断られるが、志堂を身を挺して守ったことで条件付きで側にいること許されることに。
しかしその条件は「志堂のセックスの相手をすること」でーー?

作品情報

作品名
虚空の月 1
著者
西本ろう 
原作
英田サキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784864424943
4.6

(150)

(108)

萌々

(31)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
21
得点
692
評価数
150
平均
4.6 / 5
神率
72%

レビュー投稿数21

生き方を大きく変えざるを得なかったであろう志堂が切ない

英田先生と西本先生の作品、期待しかありませんでしたが、もう期待通り、とっても良かったです!

まず比賀と志堂、二人ともビジュ最高❤︎
そしてストーリーも面白いです。

元警察官の比賀は妹の自殺の真相を突き止めるために、組の幹部である志堂の護衛になる。
比賀は志堂に仕える立場であり、護衛として志堂のお世話をする。

読み進めるごとに、明かされていく2人の関係と過去。

比賀と志堂の学生時代のシーンが後半に出てきますが、今の主従関係とは異なり
比賀が志堂をいじめから守り、友人として接していた。

志堂のガラリと変わってしまったこのギャップが、どうにも悲しい。
誰だかわからないくらいに生き方も立場も、性格も変わった志堂。
おそらく生きていくために、変わらざるを得なかった志堂に起こったであろうことを想像するととても切ない。

蛇が体全体にまとわりつくような墨が、志堂の妖艶さに拍車をかけている。
ストーリーが面白く、今後の展開が楽しみです!!

1

正に最強

神作品と言えるのではないでしょうか
英田サキ先生の原作に西本ろう先生の作画、これ以上にないくらい両先生の思い入れのようなものが伝わってきます
西本ろう先生の作画、先生自身の作品も多くあるのに1番力が入っているのを感じます
英田サキ先生への想い入れ(リスペクト)の強さなのでしょうか

2

魅力的な設定とキャラクター

英田先生の作品ということで絶対に読まなきゃと思ってた作品ですが、いやー設定といいキャラクターといい魅力的でセクシーで素晴らしかったです。
先生の書かれるアングラな世界を見られて嬉しかったです。
どっちが攻めで受けかも始めはわからなかったけど、読み進めていくうちにこれしかないって思わされました。
志堂の髪がオールバックしてる時と下ろしてる時で全然違ってカッコよかったと思ったら可愛くなったりとめちゃくちゃセクシーです。
入れ墨も蛇が全身に入ってるってたまらない!

お話は重厚でシリアスでミステリーなところもあって流石の面白さです。
これからどうなっていくのか?妹はどうして亡くなったのか?志堂はどうしてヤクザになったのか?など謎もいっぱいあるので続き楽しみにしてます。
よろしくお願いします。

そして英田先生のご冥福をお祈りいたします。先生の作品大好きです。もっと読みたかったです。

2

儚くて切ない2人の関係がハラハラする

間違いなしの英田サキ先生原作のマンガだということで期待大で買いました!
警察官の比賀が何やら目的を持って志堂に近づくのですが、強そうに見える志堂さんの本当の姿がちら、ちらっと垣間見えるんです。
それがすごく切ないし、何があったんだろうって気になって仕方がありません!
しかも過去にもふたりは出会っていて、そのあたりの謎も、ふたりがどうやって結ばれるのかもドキドキです。
そして絵がすごく綺麗なのです。どのページもうっとりするくらいに良くて、細部までじっくり見てしまいました。
続編待ってます!

3

彼らの歴史になにかある!

英田サキ先生の最後の作品として宝物の作品であります。キャラクターの性格、人となりに謎が多くミステリー要素もあり、ドキドキします。どうなるか?目が離せない作品です。

2

この作品が収納されている本棚

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