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海野幸先生の新作〜!!✨
前作「社長、会議に出てください!」が大好きで、続編のこちらを手に取れるのを
楽しみにしていました。
続編も、とっても内容の濃い本格お仕事BL。
今回は会社の新規事業として、個人向け健康管理アプリを開発・リリース、
久瀬商事からの融資を受けるため、「ダウンロード数1万件」を達成すべく奮闘するー
ざっとそういった内容です。
これ!!自分も以前アプリ開発の担当者だったこともあり、かなり前のめりになって
のめり込んで読んでしまいました。
アプリ作るのって、めっちゃめちゃ大変なんですよね…
iOSとアンドロイド版で基準が違ったり、数種類もの機種を使って動作検証したり…
自分自身は技術者ではなかったため、深夜に必死になって取引先さんに電話して
修正を依頼した時の申し訳なさ、必死さを思い出したり。。
読みながら当時のことを思い出し、自分の経験と重ね合わせて
胸が熱くなっちゃいました。
それにしても1作目のタイトル。今一度見返してみると「久瀬(攻)、会議にも出てなかったんかい!」ってなります笑
そこからのこの2巻、「取材を受けてください!」とは、変化・成長著しい久瀬の姿が
見られて眩しい・:*+.
今回、受けの重治が見当違いな部分でグルグル悩みまくっているのに対し、
攻めである久瀬の構え方、心積もりなんかが男前かつ、まさに「しごでき」な感じで、
個人的に痺れました。
「取材を受けてほしい」と恐る恐る伝えた重治に対し、躊躇なく「受ける」と
言い切る久瀬の潔さ!
学生時代の起業の失敗や久瀬商事との関係など、久瀬自身は決して積極的に
話したくはないだろうー
ともすれば、久瀬を怒らせて自分たちの恋愛関係も破綻するのでは?
と、明後日の方向に悩んでいる重治には
「目を覚ませ!恋人はそんなに小さい男じゃないよ〜!」とバーンと背中を叩いて
言いたくなってしまった…余計なお世話ですが笑
なんというかこう…
前作で若き社長としてリーダーになるべく、余計な見栄を張ったり
社員との距離感がうまく掴めない不器用な面を見ていただけに(そして前作ではそんな久瀬に喝を入れる重治が輝いてただけに)、今作での久瀬の堂々たる姿には
かなりグッときました。
誤解を重ねた上に胃をやられて倒れてしまった重治に対しても、
とことん優しく労って、本当完璧なスパダリっぷりを見せてくれてます。
なのにちゃんと甘える年下わんこ。なに?もう完璧彼氏じゃないか…!!
その生い立ちから、自分の存在意義を確かめようと、つい身を捧げて
尽くしすぎてしまう重治。
”誰かの役に立たなければ、自分の居場所を失ってしまう”ーそんな呪縛はやはり
完全には解けていないけれど、今回もまた重要な役どころ、大立ち回りをして
周囲の社員の信頼と尊敬を得、少し自信をつけた様子にほっ。
自分から甘えることができない、それをよくよく自分でも理解しているから、
「甘えたそうにしている時は手を差し伸べてほしい」と久瀬に告げた重治。
よくこの一言が言えた…!!!!
重治が一歩大きく踏み出したこのシーンも、胸熱でした✨
もう、このまま3作目で二人の同居同棲生活もぜひぜひ見せていただきたいっっ!
海野先生、お待ちしております(*´˘`*)♡
大好きなお仕事シリーズ2作目、やっぱり最高に面白くて胸熱で、
そこにスパイスとして加わる二人の甘いひとときに酔いしれました。
はあ…最高。
まさか続編が読めるとは^ ^
お仕事BLとしての質が高い見応えたっぷりの前巻でしたが、続編の今巻もお仕事色が強く、アプリ開発業界の裏の姿をたっぷりと堪能しました。
続編ということもあり、恋人らしい甘々な2人がたくさん見れちゃうかも…ドキドキ(〃ω〃)……なんてことはなくてですね、今巻もしっかりとお仕事BLです。それがこのシリーズ作品の味わいで、面白いところではありますが、BL濃度的には控えめな印象でした。
同じ職場のアドバンテージも虚しく、イチャつく時間が少ないのは久瀬と鳴沢にとっても、読者にとってもあな悲しや……。゚(゚´Д`゚)゚。。でもまぁ…こういう仕事を優先した距離感って、リーマンBLのリアルな部分だと思います。
甘みのあるシーンは、ここぞ!というひと時に限定されていますが、だからこそ恋人の顔を覗かせる時間は希少。甘えたり、甘えられたり……普段はあまり見せない姿を見せ合う恋人たちのやりとりは萌えの塊でした。
お仕事描写としては、融資を受けるための難しいミッションに挑むのがメインです。新アプリのダウンロード数にノルマを課せられた久瀬たちが、アプリの認知や会社の広報について四苦八苦していくストーリーです。
社内の雰囲気もチームワークもよく、ワンチーム感が洗練されてきた久瀬のオフィス。社長としての成長も著しく、24歳の若さながらも社長の風格が出てきた久瀬がすごくカッコよかったです!営業担当だけど、久瀬の女房役のような鳴沢の立ち位置もすごくよくて、公私ともに支え合ってる感じが素敵でした。
今回久瀬が会社の認知度を上げ、アプリを周知していくため各方面に取材を受けていくことになるのですが、良くも悪くも目立ってしまって炎上が起きてしまいます。この炎上が鳴沢のメンタルを傷付けてしまって……というのが見どころ。仕事的にも恋愛的にも落ちてしまう鳴沢の心理描写がとても切なくて痛かったです。
甘え方があまり上手じゃない不器用さが鳴沢っぽいっちゃ鳴沢っぽいんですよね。歳上ですし、自分が何とかしないとーみたいな。
恋人の久瀬にもついつい強がってしまうところもあるけど、恋人なんだから甘えちゃえば良いのに。我慢強い恋人にも困ったもんだ^ ^
でも、そんな鳴沢が甘えるシーンが終盤にあって。帰らないでと久瀬が帰るのを引き留めるおねだりはめちゃくちゃ良かったです!!
"泊まったら大人しく添い寝で終わらせることは出来ないぞ"、の久瀬のアンサーも大変によろしい(笑)ゴロゴロと萌え転がりましたヽ(´▽`)/
ヒリヒリしたストーリーではあったけど、そんなところもリアルな臨場感を感じられて面白かったです。今後シリーズ化していくのかな?なんて思ったりもしたのですが、どうなんでしょうか^ ^
会社の成長、そして2人の恋愛の成長を見届ける意味でもぜひお願いしたいです!
海野先生のお仕事BL大好き!前作も楽しませていただきましたので、続編の今作!電子版配信日を指折り数えてお待ちしておりました。
主人公の入社をきっかけに、周囲が変化していった前作。今作ははじめから社内が和気あいあいとしていて微笑ましたかったです。今作もしっかり周囲が成長していって!主人公のネガティブっぷりはなかなか変わりそうもないですが、これまでの生活で完成してしまったものなので、急には難しいですよね。
海野先生作品ですもの、都合よくぽんぽん!と問題発生!解決!ヤッター!となるわけがないと思っていましたが、やはりでした。
社長が取材を受けてからの、SNS炎上やクレーム電話。そして思ったより伸びないDL数。この流れが本当にリアルで。主人公の悩み病んでいく姿がつらかったです。
諸々のタイミングも悪く、またネガティブな性格なので悩んで悩んで……。
その分、ラストのクレーマー撃退(?)方法が最高にクーーールでお見事でございました!カッコイイ!
少し前向きになった主人公の重治さん。これからも社長やスタッフ達をどんどんと引っ張ってってほしいですし、ご自身も幸せになっていただきたい……!社長、頼みますよほんと!
2人きりになった途端に、年上の恋人に肩を預けてそっと甘える攻めがとんでもなくかわいらしいんです。
なんだかもう、対等な関係性の2人の良い雰囲気と攻めの久瀬にとにかく萌えに萌えた続編でした。
お仕事描写が多めなのですが、合間合間にどでかい萌えの底なし沼が待っていて、うっかり足を滑らせてはそのままどっぷり浸かって頭を抱える。
そんなお話でした。最高です。
年下攻めものは数あれど、久瀬みたいなタイプって実はあまり見かけない気がします。
いわゆるTHE わんこ攻めともまたちょっと違うタイプというか…
彼を犬に例えるのなら、シュッとしていて賢そうなシェパードやドーベルマンかなと思うのです。
仕事面では前作からかなりの成長を見せ、部下との信頼関係も強くなり…と、一緒に仕事をする仲間たちに心から慕われ頼りになるかっこいい社長感が出てきました。
職場の雰囲気もすごく良いんですよね。良い会社。
かと思えば、恋人としての一面はというと…鳴沢に甘えながら自分にも「もっと甘えてくれ」ときました。
はーーー、こんなギャップずるいですよね。
年上の受けに甘えつつも、甘え下手で不器用な受けをしっかりと抱きしめられるような年齢差を感じさせない懐の深さと余裕もあって、感情表現はストレートでわかりやすい。
これは…これはたまらなく萌えてしまった。
なんだろうか。年上っぽさも年下っぽさも感じるキャラクターがツボにはまったのかもしれません。
年下攻めの良さを噛み締めた一冊でした。
真摯に仕事に向き合う姿も気持ちが良く、お仕事ものとしても大満足だったのもうれしいポイントのひとつです。
前作同様鳴沢の有能っぷりも見られるうえ、仕事が出来るゆえに頑張りすぎてしまいがちな彼の、仕事と恋愛面での頼り下手・甘え下手成長期が見られたのもうれしい。
願わくば、どんどん素敵な関係になっていく2人をもう少しだけ追いかけたいですね。
前作で恋人同士になった2人の続編。重治は相変わらず自分で抱え込んでしまうところがあるけれど会社の仲間達と社長の久瀬の関係が大きく変わって会社の雰囲気もさらに良くなったね〜。お仕事BLとしてもすごく読み応えがあって面白かったです。
他の社員たちの目覚しい成長ぶりよ。あんな事になって重治は心労が凄かったでしょうが久瀬含め戦略的で強かで良いね久瀬が経営者として豪胆かと思えば重治には年下らしさも見せるところが好きでした。