電子限定おまけマンガ付
世界は美しい、君さえいれば
第一章王宮出会い編の完結、
第二章のプロローグが収録されています。
(+描き下ろしもあります!)
酷く残酷な世界の中で、
約束と思い出が美しく目映く光っていて。
悲しい切なさで胸がいっぱいになりました。
光と闇のコントラストが深すぎて抉られる。
1巻2巻はサフィールが背負った運命や、
レヴィが置かれている状況・危険な能力etc.
死と隣り合わせの過酷な環境が描かれていました。
しかしですね。
今となっては1巻や2巻で過ごした時間は
幸せな時間だったのだなと痛感するんですよ…!
こんな現実あんまりだよ…ッ!!(;ω;)
と思ってたら作中のモノローグでも語られてて、
まさかの追体験状態で更に情緒が崩れました…。
すごいシンドイ…。
そんな残酷な世界も美しく感じられてしまうのが、
さすが市梨作品だと思います。目が離せないです。
面白かった…!!!
さてさて。
2巻の続きは殺し合いバトルの開始です。
王女側・王妃側・サフィール達の三つ巴バトル。
サフィールを守る為、
レヴィは刺客をモノともせずなぎ払っていきます。
レヴィとの約束を守るべく、
サフィールは自分の身の安全を最優先に動きます。
しかし不幸の連鎖はまだ続いていてーーー。
絶望の淵が忍び寄る中で、
《絶対に死なない》
《一緒に生きると約束する》
と誓い共に過ごした美しい思い出が広がるのです。
これはもぅ読者の情緒を破壊しにきてますね!
うわぁぁぁぁぁ…!!!。゚(゚´Д`゚)゚。でした。
(語彙力ぅ)
そしてどこまでも美しい景色の中にあるのは、
どちらの約束も守れなかった現実でーーー。
あまりに残酷な現実に胸を抉られるのに
幸福だった日々の思い出が少し癒やしてくれる。
(闇と光を一緒に合わせ飲み込ませる市梨作品…涙)
(さすがでございます。苦くも美味しく頂きました)
サフィールにとっても、レヴィにとっても、
一緒に過ごした日々が心の支えになっているのかも
とか思ったらさ~…、また泣けてきちゃうんですよ。
そんなこんなで重い展開が続きますが、
レヴィとの約束をサフィールは諦めていません。
クソデカ激重執着攻めが爆誕してしまいました。
第二章はどうなっちゃうんでしょうね。
王太子とレヴィの契約がどう枷になっていくのか、
ヤンデレ攻め予備軍になりそうサフィールの動き、
また昔のような幸せは戻ってくるのかーーー。
目が離せない展開に動悸が止まりませんでした。
4巻もとても楽しみです…!!!
待ちに待った3巻出ました〜!いつ出るんだろうと心待ちにしていたんです!
これを機にまた1巻から読み直しました。
なんだかこのお話のテーマって、たった一人のためならば他はどうなってもいいみたいな執着愛だと思うのです。
そしてBL界屈指の名作になりえる作品だとも思います。ていうかBL超えた人間ドラマがあるんですよね。本当に1〜3巻何度読んでも面白いです。
そしてドロドロした中にもサフィールとレヴィの愛がとても癒しで輝いてます!
サフィールのためならなんだってしちゃうレヴィ、オッドアイの美少年
サフィールは銀髪碧眼の天使の様な美貌
ビジュアルも素晴らしい
レヴィの能力は魔法というよりサイキッカーみたいでカッコ良いんですね〜
サフィールのためにためだけに第1王子の戌になってしまうレヴィ、鎖に繋がれている姿でさえ、籠の中の鳥みたいで可愛い(♡ω♡ ) ~♪
そして最後大人になったサフィールとレヴ
ィ(年取ってないよね少年みたいよね)
がやっと出会います
次巻からは第2章が始まるようで、どうなるのでしょう?ハラハラ・ドキドキが止まりませんね
次巻はよ!
サフィール×レヴィ
お互いがお互いの全てで、かけがえのない絆。
相手の存在が生きる理由で、離れていても、
共に重ねた時間が強さに変わるという尊さ。
離れていた間に、子供から成長した立派な執着攻め!
この年の差と痛烈な宿命しか生み出せないエモさに、
萌えずにいられないでしょう。
2人を渦巻く王族の憎悪、
重厚なストーリー展開が生むダークな緊張感、
登場人物たちも見事で、読み応えがある。
レヴィがいるから生き抜こうとするサフィール。
サフィールを守り抜こうとするレヴィ。
それぞれの心理描写が繊細に描かれていて、
お互いへの決意から滲み出る愛の強固さが、
あまりにも儚くて・・・脳が焼けつくほど。
絵が美しく、
哀しみと苦しみを抱えながらも、
唯一の救いとなる人がいることもまた美しい。
無情な世界だからこそ、
2人の無垢な想いがより輝き、
涙が出そうなくらい・・・切なくも愛おしくて胸が締め付けられた。
ゆっくり追いかけていきたい作品です。
・コミコミスタジオ特典4Pリーフレット
描き下ろし漫画2P「閨教育のお話」:
閨教育を嫌がるサフィール。
それに対するレヴィの対策は・・・
第13王子のサフィール×宮廷魔術師レヴィの年の差ファンタジーBLも3巻です。
今回も人がタヒんでいきますので、血なども含めてご注意を!
今巻のラストで壮大なる第1部が、ひとまず完結です。
結果、2人に訪れたのは別離でした。
歪んだ愛をサフィールへ向けていた王妃が処されたのは、安堵しましたが。
せっかくサフィールの命が助けられたのに!
と、歯がゆくなりつつ、、、
というか、遡れば前2巻はこの結末のための幸せなときだったのだなあと、読んだあとで知ってしまった絶望。
そして、11年後。
ショタから青年となったサフィールがレヴィへ逢いに行った、第2部「学園騒乱編」のプロローグで今巻は終了します。
(市梨先生のショタ攻め好きなので、ちょっぴり残念、、、)
早くも4巻が読みたくなる導入部に、離れ離れとなっていた11年の想いがどう影響されていくのか。
二人の再会は、スムーズなのか。
殲滅の使徒と呼ばれたレヴィの今は??
サフィールの執念が、いかにもまりあげは好みの不穏さを発揮していて、色々詳細が気になって仕方がありませんでした。
とくに、第2部の冒頭のモノローグからの「守る為に遠ざけた」のセリフに、ゾクゾクと興奮した執着攻め好きさんは他にいらっしゃいませんでしょうか??(おい)
少しずつ謎が明らかとなって、Loveの部分もいよいよ本格的に描写されるのでしょうか。
とにかく続きが楽しみです!!
【君がいるこの世界は、どこまでも美しい(サフィール)】
エロス度☆
第3巻。
おやおや。殺戮の果ての別離がなんとも切ないですね。
2人にとっての幸福だった時間は終わり、他者の自己中心的な欲望に塗り潰される。
世界の理を歪めてでもサフィールを助けようとしたレヴィの選択は実に素晴らしいものでした。
イルドラードというどこぞの金ピカのアーチャー感ある王子の狗になろうともサフィールのために殺戮を繰り返すレヴィの姿はいと美しい・・・・・・。
出逢い編は終わり、物語は無慈悲に新たなシナリオに繋がれていく。成長したサフィールの胸に宿るのは愛か憎しみか・・・興味深い。