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互いの存在だけが運命を変えることができる── 上下巻 同時発売
手に汗握る展開でした、、、‼
凄かった、、、!!!
所謂パラレルワールドを上手く組み込んでの事件解決に向かう、2人と曽我部さん
この手法がホントに上手すぎて、、、!!!!!
なるほど…Σ(゚Д゚)!!!!!と、点と点がピーーーンと1本の線で繋がった時の胸の内で沸き起こる昂りは、自分の身に起こっている事なのにすごい迫力で、、、コントロール不能の興奮に驚きが隠せませんでした(;゚∀゚)=3‼
あ!曽我部さんは晶が唯一身内以外で信頼してる重要な人物で、簡単に言ってしまえば晶の元上司です
この人のフラットでありながらも人間臭い情が感じられる所がすごく好きです!
蛍と晶を再会させた事件も、その事件との関わりの発端も、全ては彼らの能力故だけれど、もっともっと辿ればひいおじいちゃまのあの日の想いが起こした事で、、、
きっとひいおじいちゃまは「分かっていた」から「2人で居れば大丈夫」って伝えたんだろうな~。。。
深い愛だなぁ。。。( ;∀;)
下巻はストレートに蛍の逃げて来た感情が明かされます
そして、それは晶も同じこと
10年という時間はかかったけれど、必要な時間だったのかも知れないと、大人になった2人を見て思います
巻末の「After ❝B❞」と「After ❝A❞」の2人を見れて本当に良かった (ღˇ◡ˇ*)♡
大人になった2人の安心したような、そして慈しむ様なあの表情が見れてページを閉じられて本当に良かった、、、!!!
更にその後の先生のあとがきでの「Aチーム」と「Bチーム」への見解も知る事が出来て最高の読後を味わえました!!!
人惚れ出来る素晴らしいストーリーを味わえる上下巻作品でした!!
そして、もう今更なので書く必要も毛頭ないのですが、、、
それでも言わずには居られないので言わせて下さい、、、 (>ㅅ<)
<<<日高ショーコ先生‼本当に作画が最高ーーーーー‼>>>
ほんと、、、画が上手い、、、‼
ずっとずっと大好きです(*˘︶˘*).。.:*♡
修正|濡れ場は流れるような描写のみなのですがあります 性器描写があるようなガッツリ系ではないので修正は不要です
映画『テネ⚪︎ト』(クリストファ○・ノーラン監督)のような、過去と未来を繋ぎ合わせていく系の時空間SFものがお好きな方にはかなり刺さる作品だと思います
備忘録も兼ねて自分なりにまとめてみました
かなりネタバレなのでご注意ください
まず前提として
・人には魂が宿っている
・死ぬと肉体から魂が離れ、魂状態では物理、時間の制限なしに色々なところにアクセスできる
ということを認知している必要があります
本作はAとBという2つのパラレルワールドが存在し、それらが同時に進行していきます
パラレルA→晶が拉致され、蛍が刺されるルート
パラレルB→2人とも無事なルート
(2人の過去や幼少期のいろいろも絡んできますが、よりややこしくなってしまうのでそこは一旦置いておきます)
超ざっくりですがまずパラレルBの大筋としては
晶、血まみれの蛍を視る(※)
↓
晶、曽我部さん(元上司)に相談
↓
曽我部さん、蛍に接触
事情を聞いた蛍は「寧ろ晶に問題が起きたのではないか?」と考える
↓
曽我部さんと蛍、晶のいるホテルへ
↓
晶、拉致されず
蛍、刺されず
何も起きず!
という感じです
これとは別にパラレルAがあります
蛍、晶が拉致されようとしている計画を視る
↓
視た情報から曽我部さんを特定、曽我部さんの事務所へ
蛍の証言を元に警察を動かす
↓
蛍、ひいじいちゃんらの導きで秩父へ
↓
蛍、晶を庇って刺され一時意識を失うも(※冒頭で晶に接触したのはこの蛍の魂)一命を取り留める
という感じです
これさえわかっていればお話の途中で迷子になることはないかと思います
◆蛍が晶の通信をジャミングしている件について…
晶を助けるためには、晶が拉致され、自分が刺される必要があります
晶に自分以外の身内や警察に連絡を取られ、何も起こらないままだと刺されて死にかけてる自分は存在しないことになってしまうので、それらの矛盾を防ぐためです
時空間ものによくあるパラドックス的なアレだと思います
◆ひいじいちゃんについて…
前提の通り、人は死ぬと魂が肉体から離れ…とすると、恐らく未来で死んだひいじいちゃんは自分の過去にアクセスし、敬人くんの死を知らせ彼が死ぬのを防いだんだと思われます
(刺された蛍が晶の前に霊体で現れたりできたのもこのためです)
ひいじいちゃんはこれを1人で実行したため帰らぬ人となりましたが…
蛍には晶がいたので、晶が視た蛍が病院に行って助かる未来にも、蛍が知らせ、晶と2人で行動することで事件自体が起こらない未来にも行けたんですね◎
長くなってしまいましたが、総じて最高でした!
みなさんぜひ読んでください〜!
上下巻まとめてのレビューになります〜❤︎
パラレルワールド全開の
この展開、どうなることかと思われましたが
見事にお話を締め括られました。
ほんと、さすが。
描きたいものを描かせてもらえた、と
先生のコメントがありましたが、
本当に遊び心すら感じられる仕掛けを
随所に施して、鮮やかにラストを迎えた感。
読んでいて、楽しかったです。
正直、すぐこの場で解説しようとか
そんな気分にはなれないくらい
カロリー消費して、今。って感じなんですけど
楽しいくらいに翻弄されて
清々しい程のヤラレタ感❤︎
是非、体験されてください笑
BL要素は少なめとも言われてましたが、
これは妄想してみて下さい。
ひた隠しにするどころか、本人でさえ
ほの見えてる位の淡い恋心ともいえる
特別な感情を、
未来が視えてしまうばかりに
先に知ってしまい、多分それがなければ、
始まることのなかったかもしれない恋。
なんですよね〜萌える❤︎
幼馴染同士の恋は
めちゃめちゃ遠回りをして
彼らにしかできないプロセスで
想いをカタチにしたわけですな。
そのことを自然に引き寄せるようにして
2つのパラレルワールドと
お祖父様というメンターによって導かれるように辿り着いた果てで
晶の気持ちが追いついて
蛍の気持ちが形になって
その2人の姿に、読んでる方も
いつのまにか迎え入れている幸せなラスト。
描き下ろしでは、2人のifな世界線で
それぞれ、その後のストーリーを
描かれています。
でも、ちゃんとそこもきっと2人は大丈夫。
って思える強い気持ちが宿っていて
読んでいて、とても素敵な気分になりました。
説明調になりすぎず、(特にBLの部分で)
読み手に託すようにプロセスをみせ
投げかけるように語るストーリー。
改めて、先生の骨太な作風といいましょうか
好きだなぁと思わずにいられない体験となりました。
ぜひ、上下巻で最後まで読まれてみて下さい。
おすすめです。
ただただ、圧巻。
本気で感動すると言葉が出てこないものなんだな…と、
2周目読後の今、感じています。
特殊能力を持つ従兄弟×複数の時間軸の壮大なミステリー、
一本の映画を見たような満足感に包まれました。
何を書いてもネタバレになってしまうなあと思うのですが、
最高に良かった点をできるだけ簡潔に書いてみます。
◆愛!愛!愛…!
いろんな「愛」を感じ、最高に胸がきゅっとなる物語でした。
上巻で物語の始まりとなった晶(受)が蛍(攻)の未来を見、
救うために動き出した晶→蛍への愛。
そしてまたその逆の、蛍→晶への愛。
でも何より印象に残ったのは、ひいじいちゃんの大きすぎる「愛」…( ; ; )
自分が代わりに海に沈むことで、幼い頃の敬人(二人の再従兄弟)を救い、
10年後は晶と蛍の命を守ってくれたひいじいちゃん。
敬人の枕元にひいじいちゃんが立ち始めた、というエピソードと
ひいじいちゃんの力だよね?と思える数々の出来事に、涙しました。
感情が堪えきれなかった。。
◆2つの交差する世界線の、"After story"
下巻最後の、 After”B”(事件を防いだ未来の後)と、After”A”(事件が起きた未来の後)。
この描き分け、圧巻でした…!
事件が起きていないBでは、二人の仲は緩やかに進んでいるように見えること
(ショーコ先生のあとがき曰く”探るようにゆっくり”)、
そして事件後のAの世界では、やはり強烈な体験後とあって二人の仲が急速に進み、
激しく求め合うような関係になっていること。
さらにさらに、、
10年前にすれ違ってしまった”あの時”、もしも晶が蛍の手をとっていたら…?
という、”C”の世界線までをも予感させてくださるという描き方!!!
こんなのもう、ため息(感嘆の)しか出ないよーーー( ; ; )
本当に、本当に、痺れました。体が、心が、震えました。。
特殊能力に、血の繋がった関係(従兄弟同士)、事件、絡まる複数の世界線…と
一見複雑で難しいと思える要素ばかりなのに。
それをここまで分かりやすく、胸打つ物語として読ませてくださる
日高ショーコ先生に、感謝しかありません。
きっとこの先何度も何度も読み返すだろうな…
そんな予感を胸に抱きながら、本を閉じました。
読み終わった後、「ハハッ、すげぇ」って素で声出ました。
そして泣いた。素晴らしい。神作以外に評価できない。すごすぎる。
オカルト好きとしましては、日高さん本っ当ーーーーにオカルトについてよく調べてくださったんだなぁと非常に感慨深いです。
・「帳場(ちょうば)が立つ」「組対5課」「生安」は、警察用語でそれぞれ
「調査本部が設立される」「組織犯罪対策第5課」「生活安全課」という意味だそうです(ググった)。
・「アドベント期間」は日本でまだ浸透してない概念だと思うので:
「クリスマスの4週間前の日曜日からイブ当日まで」です。
それにしても、まさかBLで沙槻さんの「イッて旅して愛されて」(←コミックス版で、「イッて旅して恋をして」も同時収録) 以外の作品で、1957年から存在する概念、量子論の多世界解釈(平たく言えばパラレルワールド)にお目にかかれるとは思いもよりませんでした!
ご興味ある方はそちらの作品もぜひ。
そちらのレビュワーさんのお言葉をお借りすれば、
「BTTFでタイムスリップして過去を変えたら、家族写真から自分だけ消える」
的なアレです。
実際に未来が見えて人命を救えた例もあります(音羽マリアさんの実話漫画参照)。
で、ざっくり説明すると、Aは未来から来た生霊、Bは現在の生身。
つまり本作、めちゃくちゃ平たく言うとドッペルゲンガーBLであり、パラレルワールドBLです。
作内で描かれている現象は、どれもオカルト好きにとってはよく見聞きするものばかりでした(嬉しい
細部がやっぱり理解が大変なので、今後何度も読み直すと思います。
日高さん作品お好きな方、特にオカルト好きな方には非常にオススメです。
