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表題作獣はかくして愛に啼く

ゼロ
34歳、無戸籍児集団「エンウ」のトップ
鹿倉陣也
32歳、警視庁組対二課

その他の収録作品

  • 獣はかくして繋がりあう
  • 獣はかくして旅をする(書き下ろし)

あらすじ

恋人であり互いを飼う協力者として、固い絆を結ぶ鹿倉とゼロ。東界連合と遠野の動きを追うなか、不可侵城でのXデイの情報がもたらされ……? 男たちのスペシャル・リレーション、完結!!

作品情報

作品名
獣はかくして愛に啼く
著者
沙野風結子 
イラスト
小山田あみ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784403526213
4.8

(68)

(62)

萌々

(3)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
328
評価数
68
平均
4.8 / 5
神率
91.2%

レビュー投稿数8

読むなら全巻揃えてからがお勧め。

先生が最後の馬力を使い果たして完走しました。もうこういうのは書けないと思う。とまで仰っていた作品です。この作品で、当たり前の様に起きる殺人事件の裏側には加害者に対する遺族の憎しみや怒りがどれ程のものかまざまざと見せつけられた気になりました。加倉さんの敵討ちをしたいが為に危険を顧みず敵陣に乗り込む苛烈な姿と、大切な人を亡くした悲しみを抱えて生きる姿、そんな加倉さんの全てをゼロが全力で支え愛する懐の大きさと、そんなゼロに怯えながらも心を開いて行く加倉さんの繊細さと、作品の所々にゼロの加倉さんへの愛情溢れる言動を見つけると毎回感激して泣いてました。ネタバレになるので事件解決迄の詳細や他のキャラの話は伏せますね。一巻から最終巻までの表紙が二人の関係性と心の変化が変わって行く様子が分かるグラデーションみたいな色合いと、小山田あみ先生の見応えがある素晴らしい挿絵も是非お勧めさせて頂きたいです。

1

復習してから読むべきでしたがおもしろかった!

早く読みたい気持ちを抑えられずに3巻までの復習を全くせず、読み進めてしまいました。
面白かったのですが登場人物が多く、前作までの内容を覚えていられない自分にはなんだっけ?となってしまい難しい部分もありました。

刑事物としてのお話の面白さや緊張感ある展開に、ドキドキしつつ読んでいたら桐山とイトウの変態さにビックリしました。

沙野先生の文章はかっちりした感じなので作品の雰囲気が上品に感じました。もちろん小山田先生のイラストも素晴らしくイメージ通りで完璧なハードボイルド作品です。

1

2人の真実の愛と、Xデイの最終決戦

「獣はかくして」シリーズ最終巻。沙野先生の創る、ハードボイルドストーリー。漢な、かっこいい2人の最終巻の表紙は、桜色と淡いブルーの春の表紙でした。小山田あみ先生作画の表紙、本当に素敵です。真に想い合う2人の表情にグッとしました。私も、鹿倉の一筋の涙見て、泣いちゃいそうになりました…美しいです…。沙野先生の文章の、2人の心情と、官能的な描写には、読んでいてグッと世界観に入り込みました。深みがあります。可愛いカワウソ、早苗クンも、本当は切れ者で、可愛いさの中に、カッコ良さを感じました。
今回も大活躍をしてましたね。ネガネとほっぺが可愛いです。そして、あの、桐山と糸魚も登場で、とんでもなく凄い事を主役2人にやってます。ヤバいです、本当に…。いつも、鹿倉が体張って大変な思いをしてますが、今回もしてますが、ゼロも!あんなことをされちゃって、本当に不憫でならなかったです。Xデイ当日、鹿倉とゼロが、漢の男同士で互いの身を心配して語り合うシーンに泣けました。その姿を小山田先生が、2人の心情に染みる、かっこいいイラストを描かれています。好きなシーンです。そしてXデイ最終決戦。バディ感のある2人の戦う姿が、かっこいいです。鹿倉と宿敵、遠野の対決は、ハードで凄かった!です。最後の最後、2人の命がけの姿には、もう読んでいて、震えました。かっこいいクライマックスシーンと2人の真の愛の姿。本当に映画を観ているようでした。小山田先生の描く口絵(カラーイラスト)がラストシーンを、リアルに劇的に、美しく描かれています。文章を読みながら何度も、口絵を見ました。ハードボイルドな世界、漢の男同士の愛のストレーリー。本当にかっこ良くて、読み応えがありました。最後まで読むことができて、良かったぁ。と思いました。最高です。お話は終わってしまいました…が、これからも、沙野先生と小山田先生の、組まれた作品を読みたいです。お2人、タッグの作品は、読み応えがあります。素敵です。

3

男同士の魂のぶつかり合い、絆と愛を深める2人が最高

ずっと追っかけてきたシリーズ。
感無量です。クライマックスに向けて、怒涛のように進むストーリーが圧巻でした。爽快感すら感じてしまいました。ほんとによかった‼️

ほわほわ甘々なBLも好きですが、本作のような男前同士の魂のぶつかり合いを感じる作品に出会えて、良かったです。

読み進める中で、先生の巧みな言い回し、言選の素晴らしさに感動した場面が、煉条の立ったままよじれる様を「燃やされる紙縒のように」と描かれたところ。
素晴らしい。。

ゼロに気持ちを伝え、恥ずかしがる鹿倉。
そして、鹿倉に弱いところを見せるようになったゼロ。
ようやくお互いを信頼していることがわかる。

Xデイ前の鹿倉、早苗、相澤、滝崎たちのやり取りと、そして、ゼロと鹿倉の対話も、命をかけた戦いに挑む男たちがもう胸熱で。。

お互いを失ってしまうかもしれない緊張感、一方で目的を遂行したい、仲間も守りたい、多くのことにがんじがらめにされながらも、全てをまもらなければならない重圧。
クライマックスに向かう怒涛の流れで、絆と愛を深める2人が最高でした。

表紙は、目黒川沿いの桜吹雪なのでしょうか。
また来年も一緒に桜を見ようと誓う2人。ため息がでるほど美しいです。

そして、巻末の旅行、やっと安心して甘い2人がいて、嬉しくなりました。
シリーズ最終作が寂しいです。素晴らしい作品をありがとうございました。

1

男前たちの饗宴

永遠に続くシリーズだと勝手に思っていたので「完結」の二文字を見たときに「え!」ってちょっと切なかったのですが、、、なるほどなるほど、、これはスピンオフきますよね!??

というわけで、”獣かく(けもかく)”シリーズ最終章にふさわしく、前作以上にハードボイルド&ワイルド&スケベ!男前×男前、ときどき変態、大好物の世界観でした。クセ強(でも眉目秀麗)な男たちがそれぞれにそれぞれの(倒錯した)想いと欲望と野望を抱えて全力疾走で生きる様にカタルシス~。登場人物全員男、男、男で怒濤の男臭さでしたw(よし!)

メインのふたり以外のキャラクターも全員主役級の個性派揃いで、推しを一人に絞れないな~と無駄に悩む最終巻でした。そして、最終巻で?!っていうところで、今まで思っていた矢印が結構違ってた!っていうのも面白かったです。桐山⇔糸魚の主従や煉条と遠野…と思いきや~!?の展開でした。枕営業っていうか枕捜査な刑事・鹿倉の今回のお仕置きは何なのかな…というところの裏テーマがダイナミックな4Pというご褒美。途中、も、もしや二〇挿ししちゃうのかしら?とドキドキしてしまったのですが、期待…じゃなく予想のめっちゃ斜め上のプレイに慄きました。本当に沙野先生って官能博士号もってますよね。

ゼロと鹿倉が、クールで格好いいバカップルという日常に降りてきてしまったので、Xデイを越えてもまだ日常とかけ離れた世界にいる神(李アズハル)と最狂戦士・煉条ぉのつづき(あると信じてますw)も読みたすぎる!と思っているのは私だけでしょうか。小山田先生の最高オブ最高イラスト(カラーで見たい…)とセットで「神」です!

8

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