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カメレオンはてのひらに恋をする。 3

chameleon ha te no hira ni koi wo suru

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表題作カメレオンはてのひらに恋をする。 3

前島蛍都
大学1回生,先天性重度感音難聴者,19歳
蒼井藤永
大学3回生,俳優,21歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:嫉妬
  • EXTRA CONTENTS 表紙表・裏
  • カバー裏

あらすじ

想いはいつだって、大きなてのひらから溢れてる。
ついに、俳優の藤永が主演の舞台が始まった。先天性難聴のケイトは、藤永の演技を目に焼き付け、そして、多くの人を魅了する姿を目の当たりにする。そんな中、公演後の藤永から突然「会いたい」と連絡が入って――「手話がわかんなくても、間違えててもいい。俺とは言葉じゃなくていい。全部読み取るから」会えない時間が気付かせたのは、独占欲と、想いを伝えたくてしょうがないと思う心。これは、音がない二人だけの夜に動き出す恋の物語。

作品情報

作品名
カメレオンはてのひらに恋をする。 3
著者
厘てく 
媒体
漫画(コミック)
出版社
スクウェア・エニックス
レーベル
ガンガン BLiss
発売日
電子発売日
ISBN
9784757598133
4.7

(194)

(155)

萌々

(28)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
31
得点
907
評価数
194
平均
4.7 / 5
神率
79.9%

レビュー投稿数31

やっぱり?

ケイトの家族への想い、そうじゃないかなって思ってた
弟のこと、煙たいよね
不自由があるからって、助けてるからって、ケイトの交友や親との相談に彼が少しでも口出しする権利なんてないと思う
それこそ、助けを受けなくなるための話なんだから尚更関係ない
家から通える大学に行ってるのに一人暮らしとはお金持ちだなとは思うけど、弟に経済的なしわ寄せが行くこともなさそうだし
藤永ともっと二人きりで会いたいからみたいなのは、ちょっと浮かれすぎてるかなとは思うけどさ
動機は何であれ成長するいい機会だよね

藤永はこれから色々な出会いがある中で、ケイトへのトキメキは続くのかな
芝居とケイトだけに夢中な藤永、キラキラキラキラしてんの見てたいな

0

二人の時間が戻ってきた

二人のほのぼの&あまあまなターンが戻ってきた~!

藤永の舞台が決まり、心は想い合っていても
物理的には離れ離れになって寂しかった前巻。

そんな物足りなさを取り戻すかのように
今巻ではケイトと藤永のイチャ甘がたっぷりと詰まっておりました~♪

二人の間で「付き合おう」という言葉も交わされて
ようやく正真正銘の恋人同士にもなりました!

役者として活躍し始めたことで大学や街中などで注目される藤永ですが、
周囲に気を配ってフォローしてくれるケイトの彼氏ぶりがイケメンすぎる…。

一方でこれまでに恋愛経験がないという藤永は
自分の中でどんどん膨らんでゆくケイトへの“好き”に戸惑うばかり。
初めての溢れんばかりの感情をどうしていいかわからず、
後ろからケイトに抱きついちゃったり、お泊り誘っちゃったり、
初々しさと小悪魔が爆発しておりました。

途中、手話の勘違いでキス以上に進みたいか…という
共通認識がちょっぴりずれてしまったりもするのですが、
こんな可愛いことされてはケイトも勘違いしてしまうというもの。
藤永に合わせてゆっくりと一緒に進んでくれるケイトが理想の彼氏すぎる…。
押し倒さなかったケイト、えらいぞ…!

あまあま供給たっぷりで幸せいっぱいの二人ですが、
一人暮らしを始めようとするケイトは弟に反対されてしまい…
というところで3巻はおしまい。
過保護な弟を無事説得できるのか…?

3

キラキラしてるんだなぁ

今回、私は特装版を買ったのですが、特装版は表紙タイトル文字がオレンジ色で、、通常版は青文字。私は通常版のが夜の2人にマッチしてると思ったのでどちらを手に取るかはなかなか悩みました。
3巻では、藤永が役者として注目され始めて順調に仕事に邁進しています。ケイトからは、ちゃんと付き合おうと気持ちを伝えられた場面がありました。このシーンは本当にこの2人じゃないとこういう表現は出来ないだろうな!という言葉で表現されていました。いや、本当は言葉で理解する感情じゃないんだと、好きって気持ち、相手を解りたいって気持ち、そしてそれら全てを全身で感じ取ろうとする覚悟の様な物がビンビンと感じられて、とても素敵でした。
ただ、今回もちょっとしたコミュニケーションの誤解などが出てきて、そういう場面で「間違えたかな?」と不安になったり。気持ちが近づいてはちょっと不安になったりして…ゆっくりした二人の恋が丁寧に描かれていました。時には理解出来なくたって、間違えたっていい!二人でいる時には目で感じ取ろうとするって。本当に好きだと思える人にしか言えないですよね。言葉を超えてるんです。

ケイトが藤永に手話のサインネームを考えてあげた場面は、、これは絶対に直接絵で見て欲しいのですが!手話が分からない私ですが、それでもキラキラしてるサインネームなんです。藤永のサインネームを使うのはケイトですよね。藤永を呼ぶ時はケイトまでもがキラキラなポーズになっちゃうじゃぁないですか?!
このキラキラの相乗効果を考えた厘てく先生天才です。
前に進む藤永に触れて、自分も自立しようと思うようになるケイト。次巻がとても楽しみです。

3

描く熱量に圧倒される

3巻目、今回が1番楽しめました。
今までは2人のお話に演劇と手話そして健常者とそうじゃない人の差も絡んでいてともすれば必要以上に難しく考えたり考えさせられたりだったんです。
気軽にレビューしにくい空気がわたしには感じられていました。
でも今回は2人の進展具合をそばで見させてもらうっていうblっぽい流れが楽しかった。
今のところ、物足りなくはないです。
そういうベッドシーンなくても、というか省いても構わないと思います。
厘てく先生ならそのあたり高い力量で乗り越えて描いてくださると信じています。
次巻も楽しみ!

4

ピュアな2人の進みだした恋!

藤永の主演の舞台が始まり、先天性難聴のケイトは、藤永の演技を目に焼き付け、そして、多くの人を魅了する姿を目の当たりにします。
そんな中、公演後の藤永から会いたいと連絡がケイトに入って…

3巻では2人の恋がくぐーーーっと進みます。
とは言ってもピュアな2人、2人のペースでちゃんと進んでいくのですが1巻2巻に比べると進むし深まった感じがすごくしました。
お互いがお互いのことを好きでたまらない感じ。
一緒にいるとフワフワして浮ついてしまったり、相手を独り占めしたいと思ったり、少しの時間でも一緒にいたくて無理したり、たまりませんね。

2人の気持ち的には完全なる両想いで心配は無いのですが、周りはちょっと不穏だったり不安なところも…
そのへんは4巻に持ち越しなのですが、あまり切ない展開にはなって欲しくないなぁ。
2人なら大丈夫と思っても、2人にはちゃんと幸せであってほしいです!

2人の気持ちを深く確かめあった3巻、すごーくよかったです。
色々持ち越しているので早く続きが読みたいです!

4

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