コミック

  • カメレオンはてのひらに恋をする。 3
ちるちる評価ランキング
1

カメレオンはてのひらに恋をする。 3

chameleon ha te no hira ni koi wo suru

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作カメレオンはてのひらに恋をする。 3

前島蛍都
大学1回生,先天性重度感音難聴者,19歳
蒼井藤永
大学3回生,俳優,21歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:嫉妬
  • EXTRA CONTENTS 表紙表・裏
  • カバー裏

あらすじ

想いはいつだって、大きなてのひらから溢れてる。
ついに、俳優の藤永が主演の舞台が始まった。先天性難聴のケイトは、藤永の演技を目に焼き付け、そして、多くの人を魅了する姿を目の当たりにする。そんな中、公演後の藤永から突然「会いたい」と連絡が入って――「手話がわかんなくても、間違えててもいい。俺とは言葉じゃなくていい。全部読み取るから」会えない時間が気付かせたのは、独占欲と、想いを伝えたくてしょうがないと思う心。これは、音がない二人だけの夜に動き出す恋の物語。

作品情報

作品名
カメレオンはてのひらに恋をする。 3
著者
厘てく 
媒体
漫画(コミック)
出版社
スクウェア・エニックス
レーベル
ガンガン BLiss
発売日
電子発売日
ISBN
9784757598133

ちるちる評価ランキング

1

4.7

(88)

(75)

萌々

(7)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
19
得点
413
評価数
88
平均
4.7 / 5
神率
85.2%

レビュー投稿数19

またまたあっという間だった

10話から13話までと描き下ろし、電子で234ページありました。
10話は藤永の舞台から始まります。スマートグラスをかけた蛍都は客席から鑑賞しており、彼のメガネ姿が新鮮でカッコよかったです。
この舞台がすごく印象的で鬼の弟が兄を助けるつもりが兄に助けられるという、兄弟愛溢れるシーンで泣けました。このストーリーも厘てく先生が考えてるんですよね?観たい!ホントに舞台化しないかなぁ。もー出だしから心を持っていかれました。

2巻のレビューにも書いたのですが、ふんふん、で次の話は?とタップするともう描き下ろしになっちゃうんです。どういうことなんだろ?ちゃんとページ数あるのにすごーく短く感じます。

藤永は鬼の舞台が終わらないうちから次の仕事が決まります。今度はオーディションじゃなくて指名なんだよ!着々とスター階段登ってます〜
その忙しい合間になんとか待ち合わせしてカジュアルなデートを楽しもうとするけれど…人目やカメラのシャッター音が気になりなんだか落ち着かない藤永。
でも彼はそこで終わらず、音がない事が当たり前の蛍都から見た世界に改めて気付くのです。

しつこすぎず丁寧に、ちょうどいいスピードで二人の気持ちが寄り添っていくので読んでて気持ちが良いです。
ハグや顔を近づけるなどのスキンシップが多くなり、やっとお付き合いが始まったんだな!と実感しました。
ハイスピードで周りからの注目度や環境が変わっていく藤永ですが決して蛍都をおざなりにせず大切に思って
いて蛍都にそういうのがちゃんと伝わっています。ゆっくりなストーリーなのに単調にならずカメ恋はすごい。面白いです!

次巻から気になるのは有名になると必ず狙われる「私生活のスキャンダル報道」です。
今回ずっと笑顔で蛍都がとっても幸せそうだったので、今後何かトラブル発生しちゃうのかな?と今から気になります。

1

特装版で

待ってました。
相変わらずの作画であり画力は健在。
すばらしいの一言に尽きます。
二人の距離が動いた巻です。
エモいの意味を理解した。

0

No Title

前作までがとてもよかったので、新刊をたのしみにしていました。

先天性重度感音難聴者の大学生、前島蛍都と、俳優で大学生の蒼井藤永とのお話です。

話がすすむペースがゆっくりなので、もっと続きが読みたいと思ってしまうのですが、そういうゆっくりとすすむというのが、この作品によくあっているような気がします。

重度の障害があっても、明るく生きている主人公が、素敵だとおもいました。「障害」についても、かんがえさせられるような作品だとおもいました。

続きも楽しみにしています。

0

画面の密度も含めて読み応えがすごい。

1巻で衝撃を受けて以来、ずっと虜です。
BLというより、あまりにもヒューマンドラマ的要素が大きく
実写化するならば、ドラマシャワー枠よりも日曜劇場がしっくりくるレベルかと。
ボーイズがラブを育んでいるのでBLなんだとは思いますが、
男性同士云々以前に、丁寧に”人間”を描いているので、本当~に深いし読み応えがあります。
ラブ方面については、互いが互いを大切にしているので、非常に進みはゆったりしているのですが、焦れるようなこともなく極上のキュンがいただけるので
バランスが絶妙なんだと思います。

テーマがテーマだけに無駄に深刻になってしまうのは好みではなく
これまでは丁度いい塩梅でホっとしていましたが、
さすがに盛り上がりが必要なのか、少し雲行きが怪しくなってきましたね。
根底に温かさを感じる作風なので、きっと大丈夫だとは思いつつも次巻はちょっとドキドキしてしまいます。

フジナガ(どうしても苗字に思えてしまう)が巻を重ねるごとに可愛さが加速しているのでたまらないのですが、恋を知ったからなのですねなるほど納得…
劇中劇も楽しめるので、本当に魅力がぎゅっと詰まった作品です!

3

これ読んで、心が動かない…って言うのは…難しい…‼って位に想いが「伝わって来る」…‼

知れば知るほど応援せずにはいられなくなって行く2人‼
ケイトと藤永の始まったばかりの恋のお話し

とにもかくにも2人とも本当に汚れがない…!
勿論人並みに悩みも葛藤もあるんだけど、他意がない…!
ウラオモテがあるタイプではなくって、相手だけじゃなくってちゃんと自分も大事に出来るタイプなのがすごく「まっすぐ」で、、、
自分の中で生まれる想いに対して後ろめたさとかの負い目のような汚れがなく見えるんです、2人とも
だからこそ、凄く2人が眩しくって、、、!

そんな2人が育み始めてるこの恋をどうか大事に大事に、出来る事なら誰にも荒らされる事なく温めていって欲しい…!!!と願わずには居られない…

3巻は先ず始まりの藤永の作中劇の描写が〝圧巻〟でした(๑ºдº๑)‼
演じる藤永も、その演技から熱を受け取っているケイトも、、、
そのどちらもつぶさにページの隅々に渡って描かれ切っていて、、、
全てのシーン、コマ、動き、指先、目先、見えるハズもないけれど彼らの息遣いすらも見えるよう、、、!!!
更にこの作中劇シーンで言えば藤永が演じる鬼の兄弟のお話し自体もすごい単発で観たいくらいに惹き込まれちゃう…(>ω<)‼
あぁぁ…すごい…!!!
完全にこの1話目でガシっとワシっと掴まれました…٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶

3巻は「前進」を確実に感じる1冊!
と共に、、、今後の少しの波乱⁈要素も感じる終わり、、、
ケイトサイドでは弟の存在
藤永サイドでは前巻から引き続きレムさんと、新たに加わった女子キャラ、、、
どんな絡みになっていくのだろう、、、(´ 。•ω•。)ソワソワ…

どうか彼らの平穏が必要以上に乱されたり、踏み躙られたりしないで欲しいな…と願いつつ、、、次巻を心よりお待ちしております‼

特装版小冊子
本編ではやっとちょっと大人のKISSまで進んだ2人
勝手に3巻で小冊子付きって事はそろそろ⁉キタか⁈なんて下心で迎えた私はちょっと苦笑いした事実は隠しませんwww!
そう…!小冊子、、、NOエロでした(๑´ڡ`๑)

だけど♡
先生の作品への想いをじっくり読めて知れて触れる事が出来たり、素晴らしい~~~作画を目一杯楽しめたり、描き下ろしでクスっと出来たりしたので(♡´∀`♡)
小冊子付きを読めて、見れて、良かったです♪

修正|と、いう訳で、、、今回も修正は不要~~~

3

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP